5/18【WRESTLE-1】6・18後楽園で鈴木秀樹のW-1王座に挑戦 近藤「がむしゃらに行く」「W-1での集大成」(写真あり)
WRESTLE-1は18日、W-1王座戦「(王者)鈴木秀樹vs近藤修司(挑戦者)」を6・18後楽園大会で開催すると発表した。都内W-1事務所で会見した近藤は、デビュー戦以来の「がむしゃらさ」を出しての王座奪回を誓った。
近藤は5・16新宿大会での“挑戦者決定4WAY戦"を制して外敵王者・鈴木への挑戦権を獲得。舞台は6・18後楽園に決まった。鈴木戦に向けて「玉砕覚悟」と語っていた近藤だが、この日の会見でも「鈴木はもの凄く強いと思います。普通にやっても勝てるかどうか分からない。その分、経験と技術と頭…プラス、これまで見せてこなかった“がむしゃらさ"を持って、彼に挑んでいきたい」と話した。
ジュニア離れしたパワーで鳴らす近藤ではあるが、沈着冷静な状況判断も持ち味のひとつ。過去“がむしゃら"になったのは「デビュー戦の時くらい」だという。それでも泥臭さを選んだ理由について「鈴木は強い。でもその“強さ"が逆に穴なのかも。弱いところを見られたくないって意識があると思うんで。だから、こっちはカッコ悪くてもいいからフォールを奪いにいく。ここでは“ベルトを獲り戻すこと"が最優先。今のキャリアなら、がむしゃらにいっても冷静さは失わないと思う」と説明。“がむしゃらさ"の背景には冷静な分析もあった。
W-1旗揚げ当初から“無差別級の闘い"を理想郷としてきた近藤。「2年経ってそれに花が咲くのかどうか…ということだと思う。僕がW-1をやってきたことの集大成になる」と位置付けた。W-1への王座奪回と、理想郷実現を目指して6・18後楽園に“がむしゃらな近藤修司"が現れる。
会見における近藤のコメントは以下の通り。
【会見の模様】
――鈴木戦に向けて
▼近藤「鈴木はもの凄く強いと思います。普通にやっても勝てるかどうか分からない。その分、経験と技術と頭…プラス、これまで見せてこなかった“がむしゃらさ"を持って、彼に挑んでいきたいと思います」
――鈴木の強さとは?
▼近藤「体の大きさ、プラス体幹の強さ。誰を相手にしても体がブレることがない。器具を使って体を鍛え上げられた人とは違う、ナチュラルな体幹の強さを持ってると思う。かつ、それをプロレスで表現する。出してくるのがモノが凄くうまい。そして技一発一発の重さ。そこが強さだと思いますね」
――これまで“がむしゃらさ"を出したのは?
▼近藤「デビュー戦の時くらいですね。その後は、がむしゃらに試合はしてない。“がむしゃらさ"というより、いかに冷静さを保つか。将棋に近いかも。冷静さを保ちつつ、試合をしてた部分はあると思う。今のキャリアなら、がむしゃらにいっても冷静さは失わないと思う」
――少ない鈴木の“穴"は見つけつつある?
▼近藤「“強さ"が逆に穴なのかも。弱いところを見られたくないって意識があると思うんで。だから、こっちはカッコ悪くてもいいからフォールを奪う。とにかく1、2、3をとればいい」
――丸めこみでも?
▼近藤「そうですね。ここでは“ベルトを獲り戻すこと"が最優先なので」
――ベルトへの思い入れは?
▼近藤「できたばかりのベルトだし、ベルト自体に対する思い入れっていうのは無い。それより“W-1"っていう団体に対する思い入れですね。僕は旗揚げ当初、『無差別級の闘いをしていきたい』と言った。2年経ってそれに花が咲くのかどうか…ということだと思う。僕がW-1をやってきたことの集大成になるのかな、と思ってます」
――トレーニングなどでどう対策を磨く?
▼近藤「最近“トレーニングマスク"を購入しまして、高地トレーニングを取り入れてます。“がむしゃらさ"を最後まで出すには肺活量も重要になってくる。そこも強化して挑みたい。あとは…この試合の前にどこかでキャンプでも張って調整しようかなと思ってます。何人か協力を得られれば。例えば船木さんとか。船木さんなら、鈴木秀樹に対する対策も知ってると思う。練習相手になってもらえるとありがたいな、と思ってます」
☆6/18(木)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2015 OUTBREAK』17:30開場、18:30開始
▼「Road to KEIJI MUTO」スペシャルシングルマッチ
「Road to KEIJI MUTO」優勝者
vs
武藤敬司
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ
[挑戦者]
近藤修司
(1/60)
鈴木秀樹
[第4代王者]
※鈴木2度目の防衛戦