2/9【IGF】会見における鈴川、川口の詳細コメント(後編)
※前編からの続き
――現役を続けたい気持ちもある?
▼川口「ヘビー級というかでかさにこだわってやってきた部分があるんで、そういった中で体重が減っていくというのは鏡をみるたびにちっちゃくなってきたなというのがつらくて。でも150キロとか2メートルの選手ともやりたいという気持ちもどうしてもあるけど、実際問題、実力差もあるけど体格差もある。10周年を一つの区切りとして支える側に回っていければなという気持ちも資格を取って仕事を始めて日に日に大きくなってきたのはあります。自分は選手として名前を残せなかったので、裏方でもどんな形でも、プロレス界にしろ、格闘技界にしろ、ここまでしてもらったのがあるんで、引退して終わりは嫌なんで、何かしら携わっていければなと思います」
――7番勝負はどのぐらいのペースでやっていきたい?
▼川口「月イチか2ヶ月に一回ぐらいコンスタントにいければと思ってます。だいぶ決まってる部分もあるけど、基本的に来たオファーは受けるスタンスでやってきたんで、そこは変えずにやっていこうかなと思ってます」
――7番勝負で戦いたい相手は?
▼川口「藤田さん、あとそれこそ天田さんもIGFでプロレスとミックスルールでやったけど、キックの師匠なんで、今度はキックルールでやってみたいのがありますね。強いて挙げるなら天田さんはK-1でみてたし、藤田さんはPRIDEでみてたし、そういう方々ですね」
――IGF以外のリングでも7番勝負をやる?
▼川口「希望を言えば自分、もともとDEEPでチャンピオンだったんで、DEEPのリングにも上がりたいなと。里帰りじゃないですけど、そういった気持ちもあります。こんなこといったら思い出作りに思われるかもしれないけど、そうじゃなくて、締めくくりの年なんでしっかりやっていきたいと思います」
――天田との異種格闘技戦が決まったが川口選手の景気づけの意味でも負けられない?
▼鈴川「いろいろアドバイスもらって、キックもパンチもしっかりできてるんで、26日は天田狩り。こっちも打撃でプレッシャーかけて、チャンスあれば倒す」
――相手は打撃の専門家だが、打撃勝負?
▼鈴川「うん。こっちも負けてねぇよって。練習で毎日、川口さんを前にしてスパーリングやってる時もイメージしながらやってたりとか。今は天田の映像を見てイメージしてますよ。前のイメージも残ってるけど、そのあと川口さんと天田がやってるのみてるし、またちょっと違う鈴川がみせられるかなと。楽しみですね」
――川口選手が引退を決めて燃えるものもある?
▼鈴川「今はしっかり教えてくれることを吸収して、『日本人のヘビー級でしっかりやっていくのは鈴川しかいない』と言ってくれてるし、それに応えるように頑張りますよ」
――引退までに川口選手と試合で絡みたい?
▼鈴川「ずっと教えてもらってきてるんで、それはしっかりどっかでやる場があればやりたいね」
――川口選手は?
▼川口「実際、試合になったら凄く手強くなってきてるんで、あんまりやりたくない(苦笑) 年末は結果が結果だったけど、打撃の部分では時間は短かったけど押してる展開だったと思う。最終的に上になられた展開だったけど、打撃に関しては実は器用なんですよ。凄くやりたくないタイプですね。できればタッグとかで」
▼鈴川「それもいいね」
――天田に勝つイメージはKO?
▼鈴川「絞め技もあるし、打撃でプレッシャーかけてからの話なんで。それまでに落としちゃったらごめんって感じだけど、打撃でプレッシャーかけてタイミングで絞めるかどうするかわからないけど、それに対応できるように練習してるんで大丈夫」
――まずは打撃で圧倒すると?
▼鈴川「うん、そんな感じかな。そこはしっかりやりたい。向こうもキックボクサーだし、打撃が強いんだったらしっかりやってみたいね」