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4/11【IGF】飯伏の5・29大阪参戦が決定 猪木イズム“研究”とIGFでの“実験”に意欲

 IGFは11日、5・29大阪大会に飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)が初参戦すると発表。飯伏は“猪木イズム"の研究に意欲を示した。

 飯伏は今年2月に新日本、DDT両団体を同時退団。新たに飯伏プロレス研究所を立ち上げて、独自の“求道"を開始した。3月のDDT両国大会で復帰後は、中邑真輔のWWEデビュー戦が行われたNXT米ダラス大会を観戦していた。

 そして飯伏の“研究領域"は意外な場所にもおよんだ。この日銀座に移転したIGF事務所を訪れて参戦が決定。参戦を決めた最大の理由はやはり“猪木"だ。

 会見した飯伏は「プロレスをいろいろと研究するなかで、猪木さんと絡んだことほぼ無いので、その点が気になった」と説明。同大阪大会は“猪木vsアリ40周年記念プレ大会"として開かれるとあって、「猪木さんをいろいろ調べたんですが、まさに今の僕の年齢…33歳の時にアリと戦ってる。猪木さんはプロレスを広めるために仕掛けてきた方。自分はまだまだ全然アレですけど、その部分で気になるところはありますね。何かを吸収したい」とシンパシーを感じつつ“猪木イズム"の研究に意欲を示した。

 対戦相手はIGF側が提示し、飯伏が選ぶ流れになる見込み。飯伏は「せっかくIGFに出るからにはIGFの選手と絡みたい…っていうのもありますが、何より今まで12年やってきた自分のプロレスがIGFファンに通用するのか。そこを研究してみたい」と話した。

 とはいえ「自分のやってきたプロレスとは真逆に近いプロレスだと思っているので、すべてにおいて新鮮というか。今まで所属していたDDT、新日本プロレスにいたら出られない団体だったので、凄い楽しみです。絶対、面白くなりますよ」とも予感。宇田川強エグゼクティブディレクターからは「ハレーションを起こして欲しい」と期待され、飯伏も「どっちかだと思いますよ。爆発するか、ダメなほうに爆発するか。でもそれが結果なので。観る側がどう思うか。それを実験…研究してみたいです」と話した。ともあれ飯伏独立の決断がもたらした意外な新風景。ゴールデンスターは闘魂マットに何を産み落とすか。

※会見における飯伏の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします


☆5/29(日)『アントニオ猪木vsモハメド・アリ 格闘技世界一決定戦40周年記念プレ大会 GENOME36』16:00開場、17:00開始

[参戦決定選手]
飯伏幸太

プロ格 情報局