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12/13【プロレス大賞】棚橋が4年ぶり4度目のMVP、ベストバウトは2年連続「オカダvsケニー」 『2018年度プロレス大賞』

 東京スポーツ新聞社制定『2018年度プロレス大賞』選考会が12日、都内で行われ、新日本の棚橋弘至が4年ぶり4度目の年間最優秀選手賞(MVP)受賞を果たした。

 棚橋は今夏のG1 CLIMAXで3年ぶり3度目の優勝を飾り、逸材復活をアピール。2019年1・4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦を決めた。また、映画『パパはわるものチャンピオン』に初主演するなどプロレスを世間に広める活動を展開。リング内外での活躍が評価され、4度目のMVP受賞となった。

 年間最高試合賞(ベストバウト)は新日本6・9大阪城ホール大会で行われたIWGPヘビー級選手権試合「オカダ・カズチカvsケニー・オメガ」が選ばれた。IWGP戦史上初となる時間無制限3本勝負で行われた一戦はトータルタイム64分50秒の激闘の末、ケニーが勝利し、IWGP王座初戴冠を果たした。同一カードの2年連続受賞は97&98年の「三沢光晴vs小橋建太」以来21年ぶりとなった。

 最優秀タッグチーム賞は諏訪魔&石川修司の暴走大巨人が2年連続受賞を果たした。前年の世界最強タッグ決定リーグ戦で優勝を飾り、1月の世界タッグ王座を奪取。初防衛戦で陥落したものの、6月に返り咲きを果たし、王者としての越年を決めた。最強タッグ連覇こそ逸したものの、年間を通して強さと存在感を示してきた。同賞の2年連続受賞は93&94年の三沢光晴&小橋建太以来だ。

 殊勲賞はノア・丸藤正道が12年ぶり2度目の受賞。デビュー20周年イヤーとなった今年、方舟の天才は古巣・全日本のチャンピオン・カーニバルで初出場・優勝を達成。9・1両国で開催された20周年記念大会ではヒデオ・イタミ(KENTA)との再会対決を実現させ、勝利で飾った。ノアを通じてコメントを出した丸藤は「20周年という節目とにかく突っ走ってきました。この一年を評価して頂いたことはとても嬉しく思います。2019年もこれまで以上の結果を残せるように精進してまいります」と喜びを口にしつつ誓った。

 敢闘賞はノア・清宮海斗が初受賞を果たした。デビュー3年目となった今年、潮崎豪と組んで出場した4月のグローバルタッグリーグ戦に優勝したのを皮切りに、GHCタッグ王座も初戴冠。11月にはグローバルリーグ戦初優勝を飾り、シングル、タッグ両方で大躍進を遂げた。「敢闘賞をいただきとても光栄です。今年一年を評価していただきとても嬉しく思います」と喜びの弁を述べた清宮は「2019年はさらに突き抜けたいと思います」とさらなる上昇を見据えている。受賞者一覧は以下の通り。


☆東京スポーツ新聞社制定『2018年度プロレス大賞』選考結果

▼最優秀選手賞(MVP)
棚橋弘至(新日本)

▼年間最高試合賞(ベストバウト)
IWGPヘビー級選手権試合「オカダ・カズチカvsケニー・オメガ」(6・9大阪城ホール)

▼最優秀タッグチーム賞
諏訪魔(全日本)&石川修司(フリー)

▼殊勲賞
丸藤正道(ノア)

▼敢闘賞
清宮海斗(ノア)

▼技能賞
内藤哲也(新日本)

▼新人賞
林下詩美(スターダム)

▼女子プロレス大賞
藤本つかさ(アイスリボン)


【丸藤のコメント】「この度はプロレス大賞殊勲賞に選出していただきありがとうございます。20周年という節目とにかく突っ走ってきました。最後に怪我をしてしまったのはとても残念だしみなさんに申し訳ないですが、この一年を評価して頂いたことはとても嬉しく思います。2019年もこれまで以上の結果を残せるように精進してまいります。これからもご声援よろしくお願いいたします」

【清宮のコメント】「敢闘賞をいただきとても光栄です。今年一年を評価していただきとても嬉しく思います。2019年はさらに突き抜けたいと思います。ありがとうございました」

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