12/30【大日本】2018年最後のタイトルマッチ 血みどろブラザーズが関根テーブル葬で6人タッグ王座V3

『2018年最終興行』東京・後楽園ホール(2018年12月30日)
横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合 テーブルクラッシュマッチ=○植木嵩行&高橋匡哉&佐久田俊行vs伊東竜二&宮本裕向&関根龍一×

　三代目血みどろブラザーズが2018年最後のタイトルマッチを制し、横浜ショッピングストリート6人タッグ王座V3を果たした。

　セミファイナルに組まれたのは高橋&植木&佐久田の三代目血みどろブラザーズと、伊東&関根のダブルドラゴンに宮本を加えたトリオが激突するテーブルクラッシュマッチ。急きょ、血みどろが保持する横浜ショッピングストリート6人タッグ王座がかけられ、2018年最後のタイトルマッチとなった。会場南側に設置されたテーブルに相手を叩きつけて破壊したチームの勝利となる。

　挑戦者チームが奇襲攻撃を仕掛けると、早くも場外戦に突入。伊東が佐久田相手に竹刀を振り回し、宮本は植木を南側通路へと連行。高橋と関根はテーブルを奪い合い、そこに伊藤と宮本、植木と佐久田が加勢して押し合いに。挑戦者組が押し込んで気勢を上げた。

　勢いづく挑戦者組は宮本がゲート上からのケブラーダを敢行。宮本は再びゲートに上がると、伊東が佐久田をテーブル上にセットしたが、高橋と植木が救出して未遂に終わらせる。テーブルを持ち上げ、リングサイドに戻ってきた高橋だが、伊東が竹刀で殴打。再びテーブルを挟んでの押し合いとなったが、佐久田が机の脚を折りたたんで挑戦者組の手にダメージを与える。そしてトップロープ上からのトペコンヒーロを発射した。

　なおも王者組はテーブルを有効活用して試合を支配。伊東が竹刀攻撃で打開を図っても、ことごとく不発に終わり、挙句の果てに宮本に誤爆してしまう。ならばと関根が植木にテーブルごとタックルをぶちかまし、エプロンからの断崖式カミカゼを狙う。防いだ植木が断崖式バックフリップを仕掛けたが、今度は関根が阻止。今度こそ断崖式カミカゼを敢行した。

　ここで高橋がテーブルへの断崖式ブレーンバスターを狙ったが、伊東が机をどかせて関根は場外マット上に落下。佐久田は何度も伊藤と宮本の同士討ちを誘い、植木がセットしたテーブルめがけて雪崩式攻撃を狙う。宮本が雪崩式フランケンで切り返すと、テーブルを移動させた植木がテーブルを利してのダイビングボディプレスを敢行した。

　すかさず王者組は血みどろトレインで一気にたたみかける。植木が伊東を抱え上げ、コーナーに設置したテーブルに叩きつけようとした。関根が伊東のフォローに回っても、高橋と植木が加勢して3人がかりでダブルドラゴンをテーブルに押し込んだ。これでテーブルは真っ二つ。血みどろブラザーズが6人タッグ王座3度目の防衛を決めた。

　植木は「俺たち血みどろブラザーズがテーブルクラッシュじゃ敵なしって証明できたんじゃないですか? 自分ら、波に乗ってます」としてやったりの表情。「で、高橋さんは今、来てます。1月2日、絶対に防衛してくださいよ」と1・2後楽園で塚本相手にデスマッチ王座防衛戦に臨む高橋を激励する。それを受けて高橋は「血みどろが今年締めくくったんだ。言ったろ? 血みどろで終わって、2019年1月2日、メインは誰だ? 俺だよ。俺が誰だと思ってんだ? デスマッチヘビーのチャンピオンだぞ」と自信をあらわにした。

【試合後の高橋&植木&佐久田】
▼高橋「(頭を抑えながら)負け惜しみだ、負け惜しみ」

▼植木「いやでも、俺たち血みどろブラザーズがテーブルクラッシュじゃ敵なしって証明できたんじゃないですか? 自分ら、波に乗ってます。で、高橋さんは今、来てます。1月2日、絶対に防衛してくださいよ」

▼高橋「血みどろが今年締めくくったんだ。言ったろ? 血みどろで終わって、2019年1月2日、メインは誰だ? 俺だよ。俺が誰だと思ってんだ? デスマッチヘビーのチャンピオンだぞ。塚本拓海、ボロクソ言ってくれたな。ほ乳瓶だ、なんだって。ミルク代だって? 上等じゃねえか、コノヤロー。こっちは命削って、子供のミルク代稼いでるんだよ。何が恥ずかしいことあるんだ。ドンドン言ってやるよ。塚本拓海、てめえとタイトルマッチをやって、防衛して、そのギャラで次のミルクを買ってやるからな。全部ミルク代だ、コノヤロー」

※高橋が去っていくと

▼佐久田「何かあります?」

▼植木「お前ら、高橋さんの言う通りだ。言う通りだから、言うこと聞けよ。言うこと聞かないヤツは全員、血みどろにしてやる!」