6/1【新日本】大阪城へ飯伏に不穏な兆し コブも“キラーモード"要求
『Road to DOMINION』東京・後楽園ホール(2021年6月1日)
○グレート-O-カーン&ジェフ・コブvs飯伏幸太&辻陽太×
6・7大阪城ホール大会でコブとの一騎打ちに臨む飯伏に“不穏"な兆し。コブも“キラーモード"の飯伏降臨を望んだ。
カミゴェとコブゴェを打ち合うなど、日々エスカレートする前哨戦を展開中の飯伏とコブ。この日もコブが奇襲を仕掛けて激しくやり合い、飯伏に見せつけるように辻をいたぶった。
反撃に出た飯伏もプランチャなどで巻き返したが、狙ったカミゴェはオーカーンが阻止。逆にコブも豪快なホイップ式アバランシュホールドからのコブゴェを狙ったものの、飯伏はカウンターのジャンピングニーを打ち込んで阻み、倒れないコブもラリアットをぶっ放して、相譲らずの攻防を展開した
終盤には辻が変型飛行機投げ固めを繰り出すなどして奮戦したものの、最後はオーカーンがエリミネーターでねじ伏せて撃沈。試合後にはコブが指を6本示して「あと6日」と“カウントダウン"を進めた。
何やらコブと口論した飯伏だったが、その直後に表情を曇らせると、不穏な表情でバックステージへ。「俺が悪いんだろ? 俺が悪いんだろ?」と謎のかんしゃくを起こしながら扉をバーンッ!と閉め、控室へと消えた。
不穏な兆しをみせる飯伏に呼応するかのように、コブも「イブシ、俺にけなされたと思ったか? 違うぞ、俺なりにお前のやる気を引き出してるだけだ。本物のゴールデンスターの力を俺に見せてくれ。7日、(大阪で)俺が闘いたいのは覚醒モードの“MURDER(殺人者) IBUSHI"だ」とキラーモード降臨を要求。「英語で言ってもお前には伝わらないだろうから、日本語で言ってやる。お前なんて、“アサメシマエ"だ!」とさらなる挑発を重ねて、飯伏の感情を揺さぶった。
【コブの話】「カウントダウンが近づいてきたな。イブシ、俺に貶されたと思ったか?違うぞ、俺なりにお前のやる気を引き出してるだけだ。本物のゴールデンスターの力を俺に見せてくれ。7日、(大阪で)俺が闘いたいのは覚醒モードのMURDER IBUSHIだ。英語で言ってもお前には伝わらないだろうから、日本語で言ってやる。お前なんて、“アサメシマエ"だ!」
【オーカーンの話】「帝国のものであるIWGPワールドの王座を勝手に奪い合っていることに遺憾の意を示すが、そんなことよりもいまは帝国をより強く大きくすることに尽力をしている。助かったな、5流レスラーども。まずはそのためにも神を再度殺し、所詮神なんていう偶像なんかに、帝国の王は負けないということを愚民にたっぷりと教えてやる!」
【辻の話】「この4連戦を終えて、俺は何か変われたのか? コスチュームも変わってなければ、髪型もブーツも何も変わってない。俺にいま必要な何かっていうのは、そういう外見のものじゃなくて、心に届くようなもの。どうやって相手を倒すか。それは結果もそうだし、見ているファンの皆さんが決めることだ。俺の中では今日、俺はぜんぜん成長できなかった」
【飯伏の話】「(※不機嫌そうな表情で)俺が悪いんだろ?俺が悪いんだろ?(※と言うと控室のドアをバーンと叩いて退場)」