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3/1【新日本】越中参戦で初期GBH復活、L・I・Jに“ケツ"連発 鷹木と石井はNJCへ猛火花

『CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日』日本武道館(2022年3月1日)
スペシャル10人タッグマッチ ○鷹木信悟&SANADA&内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHIvs真壁刀義&石井智宏&矢野通&越中詩郎&本間朋晃×

 越中が参戦して初期GBHが復活。L・I・Jに“ケツ"攻撃連発して大暴れを見せた。NEW JAPAN CUP1回戦(3・7大田区)で激突する鷹木と石井は待ちきれないとばかりに激しい火花を散らした。

 かつて反選手会同盟、平成維震軍の大将として新日本マットで暴れ回った越中が旗揚げ記念日に参戦。組むのは初期G・B・Hのメンバーだ。G・B・Hは2006年に越中、真壁、天山広吉が立ち上げたユニットで、その後、矢野や石井も加入。現在もメンバーである本間もそこに加わり、現・新日本最前線のユニットであるL・I・JのSANADA&内藤&鷹木&ヒロム&BUSHIと激突した。レフェリーはOBの保永昇男が務めた。

 いきなりL・I・Jが奇襲するも、真壁がラリアットを乱れ打って返り討ちにすると、意気込んで矢野が登場。越中を意識してヒップアタックを狙うもやり方がわからず、スキを突いたL・I・Jに捕まってしまった。ヒロムは「見とけ。こうやるんだよ」とヒップアタックを繰り出して越中を挑発。襲撃まで見せる。越中は苛立ちを溜め込んだ。

 その越中が登場すると独壇場に。ジャンピングヒップアタック、エプロンからヒップアタック、ダイビングヒップアタックとヒップアタック無双でL・I・Jをナデ斬りにした。武道館は沸騰する。

 越中の発奮に引っ張られるように、鷹木と石井が猛火花。一騎打ちが待ちきれないとばかりに、エルボーや逆水平、ショルダータックルでぶつかり合う真っ向勝負を繰り広げると、ブレーンバスター合戦も展開し、場内はさらに熱を帯びた。

 本間も躍動したが、L・I・Jは連係攻撃で一気呵成。石井が飛び込んでもBUSHIがトペスイシーダで場外に足止めした。本間は強烈な頭突きで粘りを見せるが、鷹木はパンピングボンバーで鎮圧すると、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪い取った。

 試合では敗れてしまったものの、越中はL・I・Jに“ケツ"攻撃を乱れ打って衰えぬ存在感を発揮。試合後はノーコメントだったが、『旗揚げ記念日』を熱く盛り上げた。

 コメントでも激情を爆発させたのが鷹木と石井だ。昨年は準優勝だった鷹木は「準優勝なんて1回戦負けと一緒だ。どうせやるならば、てっぺん獲らなきゃ意味ねえだろう。いつかじゃねえ。今年だよ」と優勝を予告。一方、石井は「テメーが1回戦の相手でよかったよ。ガッツリ潰してやっからよぉ、オメーもガッツリ潰しにこいよ! そして、最後にリング上に立ってんのは、この俺だ!」と必勝を誓っていた。

【BUSHIの話】「よし、NEW JAPAN CUP初戦はウィル・オスプレイ。去年の覇者だろ? そんなの知ってるよ。でもな、そんなの関係ねえんだよ。残念ながら1回戦で消えてもらうよ。3・6、本当の旗揚げ記念日。メインは俺がもらうぜ」

【ヒロムの話】「非常に光栄だ。初代IWGPジュニアヘビー級チャンピオンの越中選手とやれるとは。いやあ、今俺はチャンピオンじゃないけれど、またもう一度IWGPジュニアのベルトを巻く男です。覚えておいてください、越中さん! 越中さんか…。G・B・H、好きだったなあ。越中さんがIWGPヘビー級に挑戦したり、真壁さんが挑戦した時の血みどろの流血戦のIWGP戦。いやあ、俺はあの試合大好きなんだよなあ。いいね、G・B・H。勢いがあった頃のG・B・H。今のG・B・Hとは全く別もんだ。いやあ懐かしい。そういう選手に触れることが出来て大変光栄でした。いい思い出になりました。さあ、次からだな。まずは3・6、本当の意味での旗揚げ戦。そして、SHO! NEW JAPAN CUP1回戦。スーパージュニアの時のリベンジとか、そんなことは言わないよ。SHO、徹底的に潰してあげるよ。俺はその次に見えてる、その次に見えてる男と戦いたい。興味がある。だからSHO、お前は簡単に倒す」

【内藤の話】「新日本プロレス50周年『旗揚げ記念日』日本武道館大会。だけど、俺は根っからの新日本プロレスファンですから、本当の旗揚げ記念日は3月6日だってことももちろん知ってるわけで、なんか今日よりも3月6日のビッグパレットふくしま大会の時に、ああ新日本プロレス50周年を迎えたんだなって、心の底から思えるのかなと。だから今日は確かに『旗揚げ記念日』だけど、俺にとっては普通の日本武道館大会の一つかなって。懐かしい顔も見えたけどさ、懐かしむのも大事だけど、未来を見せたいなって。未来を見せることも俺は大事じゃないかなって、改めて思ったっすね。まあ明日から始まるNEW JAPAN CUP。タイトルマッチに負けたばっかりで今出場選手の中で最後尾かもしれない。俺は最後尾かもしれない。でも、じっとしているほど俺に時間の余裕はないんでね。ここは一気に挽回してみせますよ。初戦の相手は高橋裕二郎。久々の対戦だね。去年のG1 CLIMAXで対戦するはずだったけど流れてしまったんで。でも、皆様が思ってるほど、俺は楽しみじゃないかな? たいして相手にしてないかな。だって、今現在、俺の目線の中に彼の姿は入ってないから。さあ高橋裕二郎、明日は何を言ってくれるのかな? 皆様の予想通り、そして俺の予想通り、順当に何の波乱もなく、俺が勝ってしまうような未来だけはやめてくれよ。何か俺が驚くサプライズをきっと用意してくれることでしょう。楽しみにしてるぜ。カブロン!」

【鷹木の話】「新日本プロレスは今日で旗揚げ50周年記念か。それは大いにめでてえな。だがよ、俺はそんなことで感傷に浸ってる場合じゃねえんだよ。俺は全て今、集中してるのは来週3・7大田区の石井戦だ。それは石井智宏も一緒だろ。なあ新日本プロレス、よくぞ50周年イヤー、メモリアルイヤーの3月の大田区のメイン、俺に託してくれた。お前らの期待にはしっかり応えてやろうじゃねえか。俺は俺なりにプロレスを背負って、今年も暴れ狂ってやるからな。いいか、昨年、俺はこのNEW JAPAN CUP準優勝だった。だが準優勝なんてな、誰も憶えちゃいねえんだよ。準優勝なんて1回戦負けと一緒だ。どうせやるならば、てっぺん獲らなきゃ意味ねえだろう。いつかじゃねえ。今年だよ」

【SANADAの話】「(※USヘビー級のベルトを片手にコメントスペースに現れると、その表面をパンパン叩きながら)越中詩郎、ありっすね」

【本間の話】「(※肩を借りてインタビュースペースに着くと、床に倒れ込んで)アークソーッ! クソーッ! 今日は越中さんが来てくれて、元祖G・B・H、すげぇ楽しみにしてたのに! クソーッ! (※立ち上がりながら)こんなことでくじけてられないっつーのよ!Y OSHI-HASHI! 俺とお前は、アニマル浜口ジム出身だよな。絶対、お前の、お前の気合いを上回って、俺が勝ち上がる。負けても負けても、立ち上がってみせる。気合いだバカヤロー!」

【石井の話】「見たか? G・B・H。見たろ? しょうもねぇユニットだった。俺の消し去りたい過去なんだよ。二度とこんなカード組むんじゃねぇぞ! まぁ相手に鷹木がいたからまだマシだけどな。鷹木! テメーが1回戦の相手でよかったよ。ガッツリ潰してやっからよぉ、オメーもガッツリ潰しにこいよ! そして、最後にリング上に立ってんのは、この俺だ!」

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