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3/1【新日本】SHが新日マットで圧巻勝利、CIMAがNJCへ「44歳の春」宣言 デスペは待望遭遇リンダマンに「勝ち逃げ許さん」

『CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日』日本武道館(2022年3月1日)
○CIMA&T-Hawk&エル・リンダマンvsエル・デスペラード&金丸義信&DOUKI×

 #STRONGHEARTSが新日本マットで圧巻の勝利。試合を制したCIMAがNEW JAPAN CUPに向けて「44歳の春」到来を宣言すれば、デスペラードは待望の遭遇となったリンダマンに対し「勝ち逃げは許さん」と戦い継続を迫った。

 GLEATに所属ユニット・#STRONGHEARTSのCIMAは新春の東京ドーム2連戦にサプライズ登場。他団体勢との対戦を熱望していたIWGPジュニア王者のデスペラードは、CIMAのほか、T-Hawkやリンダマンにも興味を示した。そんな状況の中、#STRONGHEARTSが中心となる3人のトリオで新日本初登場。デスペラード&金丸&DOUKIの鈴木軍トリオと対戦した。リンダマンはGLEATで設立されたシングル王座・G-REXの初代王者となったばかりだ。

 T-Hawkが序盤から捕まってしまうが、得意の逆水平で金丸をねじ伏せると、#STRONGHEARTSは試合を掌握。スピーディなタッチワークで金丸を圧倒し、連係攻撃を次々と浴びせた。

 金丸が反撃を果たすと、デスペラードとリンダマンの顔合わせが実現。スパインバスターで先手を取ったデスペラードはエルボー合戦で気持ちと気持ちをぶつけ合う。リンダマンはローリングエルボーからバックドロップ、変型一本背負いと猛攻。しかし、デスペラードもギター・ラ・デ・アンヘルで譲らず、両者の戦いは痛み分けとなった。

 混戦を制したのは#STRONGHEARTS。CIMAがDOUKIの猛攻を受けて追い込まれるが、T-Hawkが割って入ってニーアッパーで横やりを入れる。それを合図に、CIMAのダイビングダブルニードロップ、T-Hawkのリバースフランケン、リンダマンの投げ捨てジャーマンが間髪入れずにさく裂すると、リンダマンがトペコンヒーロでデスペラードを場外に足止め。T-HawkのナイトライドからCIMAがメテオラを投下し、一気にDOUKIから3カウントを奪った。

 新日本マットで大きなインパクトを残した#STRONGHEARTS。CIMAはNEW JAPAN CUPにエントリーしていて、明日(2日)の武道館大会では1回戦でTAKAみちのくとの一戦が控えており、弾みを付ける結果となった。

 快勝したCIMAは「懐かしむとか、そんなんじゃなくてな、とにかく、我々ができることを精いっぱいやるだけやから。相手は新日本プロレスや! 鈴木軍や!」と吠えると、「GLEAT背負ってニュージャパンだろうがどこだろうが、俺ら#STRONGHEARTSが突撃していくからな。まずは明日、44歳の春を見せつけるぞ」と雄叫びを上げた。

 一方、デスペラードも気持ちに着火。試合後のリング上で互いにベルトを手に、リンダマンと視殺戦を繰り広げたが、バックステージでも#STRONGHEARTSのコメント中に乗り込んで、舌戦を展開。改めてコメントを発表した際には「シングルのベルトを預かってるもんとしては看過出来ない結果だな。この試合で終わるなよ、お前ら。勝ち逃げは許さん」と戦い継続を熱望した。リンダマンも「俺は俺のチャンピオンらしさを貫いて、お前の目の前まで、しっかり立ってやるよ」と宣言しており、“相思相愛"の状態。次なる直接対決に期待したいところだ。


【試合後のCIMA&T-Hawk&リンダマン】
▼CIMA「懐かしむとか、そんなんじゃなくてな、とにかく、我々ができることを精いっぱいやるだけやから。相手は新日本プロレスや! 鈴木軍や! (※リンダマンを指して)エル・デスペラードや! 思いきりぶつけていくだけやで」

▼リンダマン「そうっすね! 確かに今日、デスペラードとついに! リング上で会うことができて、確かに楽しかったよ。だけど今回は俺たちの勝ち。これはつまり、次があるってことだよな?」

▼CIMA「まだ一歩やからね」

▼リンダマン「CIMAさんのNEW JAPAN CUPもありますし、少しずつどんどんどんどん切り拓いていって、しっかり#STRONGHEARTS、GLEATが、存在感、新日本プロレスに残しましょう」

▼CIMA「Tもまだまだやから」

▼T-Hawk「そうっすね。まだまだっすね」

▼CIMA「今日は一歩刻んだだけやから。後退せんと、前に進んだだけでも、ええんちゃいますか」

▼リンダマン「そうですよ!」

▼CIMA「これから、DOUKI選手とも、ほぼ同期?」

▼T-Hawk「そうっすね、ほぼ同期です。ほぼ同期、9年ぶりの再会っすわ!」

▼CIMA「俺は金丸選手とほぼ同期やからな。あの年代、同世代であのコンディションはホンマに尊敬に値するから。俺も追いつけ追い越せ行くけど、リンダマンもベルト持ってる、デスペラードもベルト持ってる、アントニオ・バンデラスもビックリの…。オイ、何か来たぞ!」

※デスペラードがインタビュースペースに現れると

▼デスペラード「今日は負けたよ。マジメな話、今日は負けたけども、チャンピオンのくせにお前、コール一番最初かよ」

▼リンダマン「おぉ!」

▼デスペラード「あれは何?」

▼リンダマン「俺はGLEATの、#STRONGHEARTSの特攻隊長だ! チャンピオンでありながら、挑戦者の気持ちを常に忘れずに、このリングに上がってんだよ。GLEATはなぁ、その気持ちを持って、プロレス界にチャレンジしていかなきゃいけねぇ、そういうことだ」

▼CIMA「ダークマッチでも第1試合でも行くもんな」

▼リンダマン「そういうことなんだよ!」

▼デスペラード「悪いけど俺のこと目指すんだったらなぁ、あ、『目指す』は言い方が悪いな、失礼。俺から獲ろうと思うんだったら、ダークマッチとか第1試合とかで満足してちゃ困るんだよ。いいか、テメーがチャンピオンだったらチャンピオンらしく、どんな凄ぇ選手がパートナーでも、テメーが最後にコール受けて、テメーのテーマで入ってこい」

▼リンダマン「まあ、お前のチャンピオンらしさがどういう形だか知らねぇが、俺は俺のチャンピオンらしさを貫いて、お前の目の前まで、しっかり立ってやるよ」

▼デスペラード「いいじゃない。どっかのバカみてぇによぉ、口が回らなくて何言ってんのか何考えてんのか分からないヤツを山ほど相手してきたんだけどよぉ、お前みたいに、しっかり物事考えて、口からバンバンバンバン飛ばしてくれるヤツは、やってて楽しいんだよ。(※戻っていきながら)組まれるかどうかは知らん、コイツとやりてぇ」

※デスペラードが去っていく

▼リンダマン「だってよ! オイ、動き出したぞ! 少しずつ動かしていって、#STRONGHEARTS、GLEATでしっかり、爪痕残しますから」

▼CIMA「クアンド・プロキシマメンテ! 次は、いつや〜? いつでも俺ら、GLEAT背負ってニュージャパンだろうがどこだろうが、俺ら#STRONGHEARTSが突撃していくからな。まずは明日、44歳の春を見せつけるぞ」

【試合後のデスペラード&金丸】
金丸「オイ、結果より、#STRONGHEARTS? 言って騒いでるほどのことでもねえじゃねえか。あれがチャンピオンクラスか? こっちのチャンピオンとはレベルが違いすぎてよ、こんなんじゃ足りねえな。時間も少ねえしよ。もっと時間取ってしっかりやらせろ。30分? 60分? それぐらい時間取れよ(と言って、先に控室へ)」

▼デスペラード「まあ、あいつらの売りがスピードっていうのは前から分かってたし、何遍も言ってたよな? しつこくリンダマンとやってみてえと。あとT-Hawk、CIMA選手。なあ?うん、ノブさんの言った通りだが、シングルのベルトを預かってるもんとしては看過出来ない結果だな。この試合で終わるなよ、お前ら。勝ち逃げは許さん」

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