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3/1【新日本】UNITED EMPIREが久々勢揃いで完勝 NJC制圧を宣言

『CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日』日本武道館(2022年3月1日)
○グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレvs小島聡&永田裕志&中島佑斗&藤田晃生×

 UNITED EMPIREの中心メンバーである4人が2ヶ月ぶりに勢揃い。オーカーンは「連合帝国の同盟者が集まった。これでNEW JAPAN CUP、帝国が支配する」と明日(2日)に開幕が迫ったNEW JAPAN CUP制圧を宣言した。

 1・5東京ドーム大会ではIWGP世界ヘビー級王座獲りを逃したオスプレイをはじめ、コブもオーカーンもシングルで敗れてしまったUNITED EMPIRE。前シリーズは唯一の出場となったオーカーンがシングル15連戦を戦い抜いたが、今宵は久々に帝国の中心メンバーが集結を果たした。当初は飯伏幸太復帰戦の相手を務める予定だったが、飯伏の復帰が延期となり、小島&永田&中島&藤田の第三世代&ヤングライオンカルテットと激突した。

 試合冒頭こそ永田や中島の抵抗を受けたが、その後はUNITED EMPIREペースに。ヤングライオンの中島を終始圧倒していく。それでもNEW JAPAN CUPでの対戦を控えるヘナーレ相手に意地を見せた中島がピンチを脱すると、小島と永田がマシンガン逆水平で帝国軍をメッタ打ちにし、旗揚げ記念日に存在感を発揮した。

 しかし、コブがアスレチックプレックスで小島をぶん投げると、再び帝国が試合を掌握する。小島がコジコジカッターでなんとか逃れると、若い藤田がタッチを志願。ドロップキックを連発して奮闘すると、小島たちも加勢するが、オーカーンは沈まない。ダブルブレーンバスターを狙った藤田と中島を逆に引っこ抜くと、藤田をアイアンクローに捕獲。そこからエリミネーターにつなげて、圧勝となる3カウントをもぎ取った。

 試合後、ヘナーレは中島を場外で暴行。オーカーンがなだめると、UNITED EMPIREの4人がリングに並び立つ。オーカーンは「ひれ伏せ、武道館の愚民ども。連合帝国の同盟者が集まった。これでNEW JAPAN CUP、帝国が支配する。これがグレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ、ジェフ・コブ、ウィル・オスプレイ、そうUNITED EMPIREの力だ!」と高らかに宣言した。

 4人ともNEW JAPAN CUPにエントリーしており、帝国復活をアピールするには絶好の舞台となりそう。「余とオスプレイとヘナーレが同じブロックに固められた。だが、問題はない! 全員がNEW JAPAN CUPを支配する力があるからだ。飯伏! 逃げて正解だったな」(オーカーン)、「俺たち4人の内の誰かが優勝し、2年連続でUNITED EMPIREがNEW JAPAN CUPを制覇することはもう確定してる」(コブ)、「最後に優勝を手にするのは間違いなく俺たちの誰かだ。ニュージャパン、犠牲者用の遺体袋を用意しておくことだな!」(オスプレイ)と揃って帝国の進撃を予告した。


【試合後のオスプレイ&コブ&オーカーン&ヘナーレ】
▼オーカーン「(先にコメントスペースに現われると)フハハハハ! 余は上機嫌だ。まずはマスター・ワト、ベルト戴冠おめでとう。同じ年に新日本を侵略して見事じゃないか。まあ羨ましくはないけどもな。そんなもんよりも余はいいものを持ってるよ。オイ、UNITED EMPIREのフルメンバーが帰ってきたぞ!」

※これを合図にオスプレイ、コブ、ヘナーレが入ってくる

▼オーカーン「これで連合帝国は最強だ! 新日本のまた嫌がらせで、余とオスプレイとヘナーレが同じブロックに固められた。だが、問題はない!全員がNEW JAPAN CUPを支配する力があるからだ。飯伏! 逃げて正解だったな、フハハハハ!」

▼コブ「俺たちをよく見ろ! UNITED EMPIREってユニット名は単なる名前だけじゃない。それは俺たちの信念である。俺たちは一致団結している! NEW JAPAN CUPが"アシタ"から始まる! 日本語を勉強中だ。俺たち4人の内の誰かが優勝し、2年連続でUNITED EMPIREがNEW JAPAN CUPを制覇することはもう確定してる。俺たちの誰かが優勝の勝ち名乗りを受け、UNITED EMPIREにIWGPのベルトを取り返すんだ」

▼オスプレイ「(ヘナーレに)お前、何か言わなくていいのか? ノー? これまで以上に強く最強の形になった今の俺たちをよく見るんだ! いつも以上に気合いの入ったヘナーレは今にもヤングライオンの頭をもぎ取りそうな勢いだ! 今こうして並んで立ってコメントをしているが、(NEW JAPAN CUPの公式戦で)同門対決の可能性があることも忘れてはならない。決勝戦で当たるかもしれない。だがどうなったとしても、最後に優勝を手にするのは間違いなく俺たちの誰かだ。ニュージャパン、犠牲者用の遺体袋を用意しておくことだな!」

▼コブ「俺たちが優勝したらトロフィーに酒を注いで乾杯するぞ」

▼ヘナーレ「ワーッ! (※テレビカメラに向かって絶叫)」

▼オーカーン「羨ましいな、オイ。全員羨ましいよ。あんだけ頑張っても新日本からプッシュも期待も好意もないな。信じられるのは自分だけって、誰かが言ったな? 大丈夫だ。新日本からの後押しがなくても、余には帝国がある」

【試合後の永田&藤田】
▼永田「天山と飯伏が残念なことに試合できなかったから、彼らの代わりに、コイツら、ホントに貴重な試合ができてよかったよな。ホントに、今日は悔しかったけど、こういうのがいずれ財産になって残るはずなんで。藤田、(※背中を叩いて)頑張れ」

▼藤田「ハイ!」

▼永田「さて、このオフ、たった1週間で先シリーズでボロボロにされた肉体を強引にメンテして戻ってきた。明日からNEW JAPAN CUP、永田裕治の底力、見せてやる(※と、先に控室へ)」

▼藤田「自分は、天山さんと飯伏さんの代わりだなんて思ってないです。どんなチャンスでも、掴み取らないと。オーカーン! 覚えとけよ!」

【小島の話】「俺の頭の中は、飯伏と天山のことでいっぱいだよ。欠場した選手のつらさは、欠場した人間にしか分からない。だけどやっぱり、出れる予定だった選手が出られないのは、本当につらいと思う。誰の分まで戦うとか、そういうのはもうないけど、ただ俺は自分自身の試合を全うすることで、天山にも飯伏にもエールを送りたいと思う。アイツらまた、2人ともすぐにカムバックしてくれると思うし、そしてまた一緒に頑張ろう」

【中島の話】「(※左ヒジを押さえながら)あークソッ! 俺はよぉ、フラストレーションしか溜まってねぇんだよ。NEW JAPAN CUPで全部出し切ってやるよ。『なんでヤングライオンなんか』『どうせヤングライオンだから』、そういうのを、全部ひっくり返して、アーロン・ヘナーレ、絶対ぶっ潰してやる! それとグレート・オーカーン、俺はやられたことは一生忘れねぇからな!」

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