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3/6【新日本】BULLET CLUB分裂問題 外道が“ジェイ側"勧誘もチェーズ、ファンタズモは態度明確にせず」

『NEW JAPAN CUP 2022』福島・ビッグパレットふくしま(2022年3月6日)

 分裂に揺れるBULLET CLUBで、外道がファンタズモとチェーズを“ジェイ側"に勧誘。チェーズもファンタズも態度を明確にはしなかった。

 先月、米インパクト・レスリングで行われたインパクト世界タッグ王座戦「(王者)カール・アンダーソン&ドク・ギャローズvsタマ・トンガ&タンガ・ロア(挑戦者)」で“事件"が起きた。試合中に現れたジェイ・ホワイトがタマにブレードランナーを発射して、アンダーソン&ギャローズの防衛をアシスト。BULLET CLUBは分裂状態に陥った。

 ジェイ派かタマ派か。ジェイは『NEW JAPAN CUP』開幕と同時に、外道を使って日本での多数派工作を開始。“疑惑の右足"の疑惑が明るみになって以降、サドンデス(スーパーキック)が打てなくなったファンタズモが、バックステージでチェーズと揉めているところへ今宵も外道が現れた。

 「決断はできたか」と切り出した外道は「ジェイ側につけ」と迫ったものの、「俺はアイツらと同じ"トンガン"だって知らないのか?」とチェーズは不満げ。外道から「お前は俺たち側の人間だろ? オーケイ?」と肩を抱かれても、明確な返答をせぬままその場を離れた。

 ファンタズモも外道の念押しに「心配いらない」と応じたものの、外道が去るや「今じゃない…でもすぐに分かる」。意味深なつぶやきは、果たしてどんな結果を生むのか。

【試合後のチェーズ、ファンタズモ、外道】

▼チェーズ「ファンタズモ! 何だよ ?スーパーキックを出すのが怖くなったのか? どうしちまったんだ?」

▼ファンタズモ「俺のことは放っておいてくれ。なんでお前もイシモリも俺を困らせるんだよ?」

▼チェーズ「木を蹴って鍛え上げたこん身のキックじゃなかったのかよ?」

▼外道「2人とも落ち着け。それで決めたのか?」

▼チェーズ「決めたって何を?」

▼外道「お前らの決断だよ」

▼ファンタズモ「誰がどっち側に付いてるのか、それすらも分からないのに! 俺たちが日本にいる間に向こうで勝手に起こったことだろ! いまどうなってるのかも全然分からない状況だぞ!?」

▼外道「ジェイ側に付けばそれで済む問題だろ!」

▼チェーズ「ジェイ側だって?」

▼外道「そうだ、決まってるだろ。BULLET CLUBに残りたければな。ジェイはタマとタンガを追い出したんだから」

▼チェーズ「俺はアイツらと同じ"トンガン"だって知らないのか?」

▼外道「えっ? ノー、ノー、ノー。(※チェーズの肩を抱いて)お前は俺たち側の人間だろ? オーケイ?」

▼チェーズ「いま選ばないといけないのか? じゃあ決めるけど…(※と言って2人を残し先に控室へ)」

▼外道「(※ファンタズモの方を見て)お前もだぞ。お前の答えはもう出てるよな?」

▼ファンタズモ「心配は無用だ」

▼外道「オーケイ」(※先に控室へ)

▼ファンタズモ「(※一人残って床を踏みしめ、しばらく考えたあと、カメラに向かって)いまじゃない…でもすぐ(に分かる)…」

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