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9/12【タカタイチデスペマニア】鈴木がTAKA30周年オープニングマッチで大暴れ シュレックとは乱闘寸前に

『レック株式会社presents タカタイチデスペマニア〜TAKAみちのく30周年記念大会〜』国立代々木競技場第二体育館(2022年9月12日)
○鈴木みのる&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのくvs佐藤光留&関根“シュレック"秀樹&夕張源太&十文字アキラ×

 鈴木がTAKA30周年興行の第1試合で大暴れ。シュレックとは乱闘寸前になると、最後も十文字に完勝した。

 鈴木軍のボス・鈴木がタカタイチデスペマニアに参戦。第1試合に出場し、金丸&DOUKI&TAKAとの鈴木軍カルテットで、光留&シュレック&夕張&十文字と対戦した。30周年を迎えたTAKAは第5試合と合わせてダブルヘッダーとなった。

 客席を50%に減らし、マスク着用での声出し応援が可能な形で行われた今大会。第1試合からいきなり鈴木が入場すると、場内は「風になれ」の大合唱に。「みのる」コールに包まれると、鈴木とシュレックがにらみ合い、そのまま先発となった。

 UWFに強い憧れを持つシシュレックが仕掛ける形で胸板へのチョップ合戦に。両者の激情に着火し、喧嘩腰のエルボー合戦へ。場内は「オイ!オイ!」と歓声が巻き起こる。シュレックはカウンターの一本背負いを決めるが、鈴木はビンタ連打や顔面かきむしりで自陣まで押し込んだ。鈴木は金丸にスイッチするが、エキサイトした2人はその後も首を絞め合って乱闘寸前に。

 新日本ジュニアの金丸&DOUKIと全日本ジュニアの光留がしのぎを削って場内を盛り上げると、あとを受けたJUST TAP OUTの新人・十文字と夕張は大胆にも控えのTAKAを奇襲する。夕張は鈴木にこん身の逆水平を連打。ショルダータックルで吹き飛ばして場内を沸かせると、またも控えのTAKAを場外に叩き落とした。十文字も鈴木にランニングローキックを叩き込んで感情を爆発させる。

 しかし、串刺し攻撃は不発。余力を残す鈴木は追尾式ロープワークから高速で背後に回り込むと、スリーパーに捕獲する。エルボーを打ち込んで十文字を棒立ちにさせると、最後は四方の観客に見せつけてからゴッチ式パイルドライバーをズバリ。一気に3カウントを奪った。

 入場時から場内を自分色に染め上げて何度も沸かし、ダブルヘッダーとなるTAKAの体力を温存させつつ、最後も新人を叩き潰して存在感を発揮した鈴木。試合後はノーコメントだったが、ボス流の形でTAKA30周年に花を添えた。

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