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1/5【新日本】タイチ&金丸&DOUKI&TAKAが4人組ユニットで再始動 タイチがオスプレイに宣戦布告、金丸&DOUKIはジュニアタッグ獲り宣言

『NEW YEAR DASH!!』東京・大田区総合体育館(2022年1月5日)
○DOUKI&タイチ&金丸義信vsウィル・オスプレイ&TJP&フランシスコ・アキラ×

 元鈴木軍のタイチ&金丸&DOUKI&TAKAみちのくが再集結。タイチはオスプレイに対戦要求し、王者から直接勝利を奪った金丸&DOUKIはIWGPジュニアタッグ王座挑戦を表明した。

 昨年、解散となった鈴木軍。メンバーの去就が注目されていた中、第2試合でタイチ&金丸&DOUKIがトリオを結成した。3人とともに現れたのはTAKA。「タイチ、金丸義信、DOUKI、TAKAみちのく、俺たちが2023年、新日本プロレスを大きく変える」と宣言すると、「大した実績もねぇのに、何でかいこと言ってんだと思ってんだろ? ここから数年、いや数ヵ月で大きな変化が見られるだろう。俺たちは誰がボスでもねぇ。誰がリーダーでもねぇ。現時点でただの4人組。JUST 4 GUYS」と言い放った。

 相手はオスプレイ&TJP&アキラのUNITED EMPIRE。金丸がTJP&アキラの合体河津落としで先制を許して劣勢に。合体セントーンを被弾し、オスプレイのエルボー連打を浴びてしまう。それでも低空ドロップキック、延髄斬りで突破口を開くと、タイチがステップキック連打、サッカーボールキック、オーバーヘッドキックと川田利明ばりのキック攻撃をオスプレイに連発。アキラ、TJPが飛び込んでもノド輪でことごとく返り討ちにした。オスプレイがサマーソルトキック、延髄斬りの連続攻撃に出ても、タイチはすぐさまアックスボンバーでやり返した。

 DOUKIもコルバタでアキラを吹き飛ばし、トペレベルサを放って躍動。ノーザンライトスープレックスで攻め立てた。アキラがその場飛びフットスタンプで反撃すると、孤立したDOUKIは3人がかりの串刺しサンドイッチ攻撃を被弾。アキラにダイビングボディプレスで攻め込まれてしまう。それでもTJP&アキラの合体技を金丸が未遂に終わらせると、DOUKIがホルヘ・リベラ・スペシャルで丸め込んでアキラから3カウントを奪った。

 タイチ&金丸&DOUKIが快勝。収まらないのは帝国軍。試合後、DOUKIが集中砲火を浴び、TAKAはオスプレイに急所を蹴り上げられてしまう。するとタイチがオスプレイと大乱闘を展開。「今こうなった以上、このバラけた4人がまたくっついた以上、俺だって手土産が一つ必要なんだよ」とし、「その手土産にてめぇの首もらうぞ。お前だって突っかかってきたんだ。何だ? 昨日負けた腹いせか? どうでもいいよ。相手になってやるよ」とオスプレイに宣戦布告した。

 一方、ジュニアタッグリーグ公式戦に続いて王者・TJP&アキラを破った金丸&DOUKIはジュニアタッグ王座に照準。ポイントゲッターとなったDOUKIが「ジュニアタッグチャンピオン、オイ、これで2回目だな! タッグリーグ、そして今日! もうやるしかないんじゃねえのか?」と挑戦を迫れば、金丸も「あいつらよ、東京ドームで防衛して浮かれてんな、オイ! UNITED EMPIREってユニットに守られているだけじゃねえのか? いつでもいいぞ。やらせろよ。次な、俺とDOUKIでジュニアタッグ行くからな」と宣言した。

 この4人が再集結した理由をタイチは「たまたまそれぞれ行く道が一緒だっただけ」と説明。そのタイチと「腐れ縁」のTAKAは「ヘビー級一人、ジュニア3人しかいない、凄え弱いチームかもしんねえけどよ、誰がボスでもねえ、誰がリーダーでもねえ」と強調したうえで、「ただの4人かもしんない、今は。ただよ、俺らの総力を結集して大きく動かす。今に見てろ。ガラッと変わるよ」と予告してみせた。

 タイチいわく「集まるべくして集まった4人」。再集結した元鈴木軍の4人がこれから新日マットに旋風を巻き起こすか。


【試合後の】タイチ&金丸&DOUKI、TAKA
▼タイチ「よくやった、DOUKI。よくやった」

▼金丸「(手を叩きながら)いいよ、お前」

▼DOUKI「最後いろいろやられたけど、試合に勝ったのは誰だ? 俺たち4人だろ。ジュニアタッグチャンピオン、オイ。これで2回目だな! タッグリーグ、そして今日! もうやるしかないんじゃねえのか? 俺とオジキでよ!」

▼金丸「あいつらよ、東京ドームで防衛して浮かれてんな、オイ! UNITED EMPIREってユニットに守られているだけじゃねえのか? 俺ら見てみろよ。そういう縛りがねえんだよ。自由にやっていくぞ。いつでもいいぞ。やらせろよ。次な、俺とDOUKIでジュニアタッグ行くからな、オイ!」

▼タイチ「この2人だけじゃねえぞ。オスプレイ、やってくれたな。どうした? 昨日でおかしくなったか? お前。目が血走ってるぞ。今のお前だったら弱そうだな。って言いたいところだけど、このあと試合もねえしな。まあいいよ。弱ってるお前とやったって面白くねえ。オスプレイ、俺とやろうじゃねえか」

▼金丸「いいね、いいね」

▼タイチ「今こうなった以上、このバラけた4人がまたくっついた以上、俺だって手土産が一つ必要なんだよ。昨日ベルトを失ったかもしんねえけど、あいつはユニットのリーダーなんだろ? なんとかエンパイアのリーダーなんだろ? だったらそのリーダーの首、差し出してもらおうか。その首を手土産によ、俺ら4人組が…4人軍? 軍でも何でもねえよ。気づいたら集まってたんだよ」

▼金丸「自由にやるしかねえだろう」

▼タイチ「オスプレイ、その手土産にてめぇの首貰うぞ。お前だって突っかかってきたんだ。何だ? 昨日負けた腹いせか? どうでもいいよ。相手になってやるよ。暇なんだよ、俺。このままじゃ止まれねえんだよ。たまたまそれぞれ行く道が一緒だっただけだ。別に誰が偉いとか誰がボスだとかそんなのねえよ。(金丸の方を見て)でもよ、結局…」

▼金丸「違えよ、たまたまだよ」

▼タイチ「俺についてきたんだろ?」

▼金丸「ついてきてねえよ(笑) たまたまだよ。タイチとは旨い酒が飲めそうだなって、ただそれだけだよ」

▼TAKA「ハッハッハッハッハ!」

▼タイチ「そんな理由?(笑)」

▼金丸「酒飲めるから。DOUKIは飲めないけど」

▼DOUKI「俺はちゃんとした理由があんだよ。馴れ合いとか仲がいいとか、そんな理由じゃねえよ。全ての可能性を全部考えた上で、俺がジュニアのトップに立つためにこの4人で組むことを決めたんだよ。だからこそ次はベルトが必要なんだよ」

▼タイチ「集まるべくして集まった4人だな。何だ? 見た目弱えか? 残党軍か? 俺らは」

▼TAKA「ハッハッハッハッハ!」

▼タイチ「バカにしてろ、今のうちに。バカにしとけよ。この4人で何ができんだ? 見とけ! 見とけ、今に。今だけだぞ、バカにできんのは。まあいい、俺もノブおじとの酒が一番旨えよ」

▼金丸「いい酒飲めんだろ?」

▼タイチ「そうだな。まあデスペラードはどっか行っちまったんだよ。(DOUKIに向かって)デスペラードから奪っちまえよ。TAKA、やっぱりおめぇとは腐れ縁か?」

▼TAKA「腐れ縁だよ」

▼タイチ「どうやっても離れねえな、おめぇとはよ」

▼TAKA「そういうことだよ」

▼タイチ「離れろ。離れてくれよ(笑)」

▼TAKA「ああ? 残念ながらな、それは無理だな(笑) ただここでやる以上、ヘビー級一人、ジュニア3人しかいない、凄え弱いチームかもしんねえけどよ、誰がボスでもねえ、誰がリーダーでもねえ。ただの4人かもしんない、今は。ただよ、俺らの総力を結集して大きく動かす。今に見てろ。ガラッと変わるよ。オイ、ただの4人衆、ジャスト・フォー・ガイズかもしれねえけどよ、こっからこのジャスト・フォー・ガイズが何かを起こすぞ。間違いなく起こすぞ」

▼タイチ「そのためにはTAKAも必要だし」

▼金丸「まあ見とけば分かるよな」

▼タイチ「ああ。楽しみにしとけよ。俺らの選んだ道を。(突然金丸に向かって)3月、聖帝ツアーに来てよ」

▼金丸「行くに決まってんだろ」

▼タイチ「それ行きたくて、こっちに来たんだろ?(笑)」

▼金丸「いいね、いいね。入れとけよ」

▼タイチ「そうだと思って用意しといたよ(笑)」

▼金丸「俺も参加するから、聖帝ツアー。頼むぞ」

▼タイチ「緊急決定(笑)」

▼金丸「早えな、オイ(笑)」

▼タイチ「さあ、飲むか? 新年会だし」

▼金丸「じゃあ1発目、俺らもできたしな、店が。フォー・ガイズ」

▼タイチ「フォー・ガイズか、分かんねえぞ? フォー・ガイズがスリー・ガイズ、ツー・ガイズ、ファイブ・ガイズ、シックス・ガイズ、セブン・ガイズ、テン・ガイズ」

▼TAKA「不思議だな、オイ」

▼タイチ「今はたった4人。まあ楽しみにしとけ。じゃあな!」


【試合後のオスプレイ&TJP&アキラ】
▼TJP「このスポーツにはプレシーズンも何もないと思っていたが、DOUKIはいったい何を考えているんだ? 何も懸けるものがない、そして俺たちが昨日のビッグショーからのリカバリーに努めているところで、あんなに本気でかかってきて何を考えているんだ? まあこれからこのベルトを懸けて闘うことになるかもしれないが、今日あんなに頑張ったところで意味がないのにな」

▼アキラ「さっきイタリア語で叫んでいたけど、あれは“again"と“still"っていう意味だ。だから、もう1回やるならやるの“again"と俺たちは今もチャンピオンであるという意味の“still"をかけていたんだ。DOUKIには1回負けている。そして今日で2回目だ。何も懸けるものがないところで負けたんだから、あまり気にしなくていいかもしれないが、この試合の結果を受けて俺たちのベルトをあいつら狙ってきていることがよく分かった。サッポロだ! もし欲しいのであれば大事な試合でしっかりと強さを見せてこい!」

▼オスプレイ「闘いというのはなかなかやめられないものだ。そしてどんな相手でも俺はひとり一人に対して全力を尽くしてきた。しかしながらタイチ、お前は鈴木軍から離れたと思ったが、結局元の鞘に収まって、今度は自分が前に出ようとしているのか? 俺の名前を使って名を上げようとしているのか? だとしたら何と酷いことだ。昨日、俺はビッグマッチで負けてしまった。試合後のコメントであと1年だけ犠牲を払っていこうと決めたと話した。だから、この1年、これから闘い続けるにあたり、最初の犠牲者がタイチということだな。もし俺と闘いたいのならば全力で来るがいい。ベルトは失ってしまったが、最強の男であるという事実には変わりはないからな」

▼TJP「(帰り際に)俺たちのことは何とでも呼んでくれ」

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