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3/8【新日本】成田が猪木殺法連発もEVILがリベンジ 「サクッと優勝してオカダのベルトぶん捕る」

『NEW JAPAN CUP 2023』福島・ビッグパレットふくしま(郡山市)(2023年3月8日)
1回戦 ○EVILvs成田蓮×

 成田がアントニオ猪木殺法を連発したものの、EVILがNEVER6人タッグ戦のリベンジを遂げて1回戦を突破。「NEW JAPAN CUPなんてよ、サクッと優勝して、オカダの持ってるベルトぶん捕ってやるからな」と4・8両国大会でのIWGP世界ヘビー級王座獲りを予告した。

 今年から始まった鈴木&デスペラード&成田とHOUSE OF TORTUREの抗争はNEVER6人タッグ戦に発展。2・11大阪大会で新王者となった鈴木組が新ユニット・ストロングスタイル結成を宣言した。その抗争がNJCにも飛び火。この日、1回戦で成田とEVILが激突した。

 ゴング前に奇襲した成田はヒザ十字固めで悲鳴を上げさせるなど攻勢に出たが、ディック東郷の加勢を得たEVILはTシャツで首を絞め、コーナー金具ホイップ攻撃で応戦。成田もニールキックで反撃し、ジャンピングネックブリーカードロップ、ハーフハッチと攻め立てたが、足4の字を阻止したEVILは本部席破壊式フェンス攻撃、イス攻撃で逆転。フィッシャーマンバスターで追い討ちをかけた。

 成田がジャーマンで投げてもEVILはコーナー金具に激突させて主導権を渡さず。ダークネスフォールズを敢行し、EVILが不発に終わってもラリアットを連発していく。成田もエクスプロイダーをホールド式で決め、故・猪木さんばりの弓を引くナックルパートを連打。ダブルリストアームサルトで攻め立てたが、フロントスープレックスを阻止したEVILが成田をレフェリーに激突させて無法地帯を作った。

 ここで東郷がイスをリング内に投入し、EVILは成田の首にイスを引っかけてイスをフルスイング。東郷とのマジックキラーを敢行したが、成田は3カウントを許さない。再びEVILを食い止め、スリーパー、コブラツイストで絞め上げる。東郷がスポイラーズチョーカーで妨害しても、成田はEVILと正面衝突させて撃退すると、EVILに猪木さんばりの延髄斬りを連発した。そしてコブラツイストで勝負に出たものの、EVILは成田の耳をつかんで逃れ、急所蹴りをお見舞い。動きが止まった成田にラリアットを叩き込むと、EVILでダメ押しして3カウントを奪った。

 EVILが成田に報復を遂げ、1回戦を突破。それでも飽き足らず試合後もScorpion Deathlockで成田を絞め上げると、「おい、成田。いいか、これが本物のストロングスタイルだ。わかったか?」と通告した。「もう一回言ってやるよ。このリングでストロングスタイルを名乗った成田を倒した俺はアントニオ猪木を超えたってことだ。すなわち、この俺が新日本の顔だ」と傍若無人に豪語したEVILは「NEW JAPAN CUPなんてよ、サクッと優勝して、オカダの持ってるベルトぶん捕ってやるからな。よく覚えとけ」とIWGP世界ヘビー獲りをぶち上げた。

 3・13松山大会における2回戦で1回戦シードのジェフ・コブとの対決が決まったEVIL。闇の王が見据えるのは優勝の先にある4・8両国大会のみで、「オカダとあのベルトが一緒にいられるのも残りわずかだ。この俺が直々に両国でお前らのお別れ会をやってやるからな」と予告した。

【EVILの話】「リング上で言った通りだ。オカダとあのベルトが一緒にいられるのも残りわずかだ。この俺が直々に両国でお前らのお別れ会をやってやるからな。わかったか? よく覚えとけ」

※成田はノーコメント

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