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3/19【新日本】「ルールは俺が決める」 ヘナーレがKOPW挑戦表明、鷹木も受諾

『NEW JAPAN CUP 2023』Gメッセ群馬(高崎市)(2023年3月19日)
○アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーンvs鷹木信悟&BUSHI×

 ヘナーレが鷹木が保持するKOPWへの挑戦を表明。「俺はお前を2回倒している。この試合は俺がルールを決める」と宣言した。

 ヘナーレは3・6大田区大会における6人タッグで鷹木にピンフォール勝ちを収め、続く3・10甲府大会におけるNEW JAPAN CUP1回戦でも会心の勝利を挙げた。

 続く2回戦でNEVER無差別級王者・タマに敗れたものの、躍進を予感させたヘナーレはこの日、鷹木とタッグ対決。先発で対峙するとエルボー合戦を連打で押し込み、サッカーボールキックで蹴り飛ばす。タックル合戦は鷹木が制したが、再激突ではヘナーレがエルボーとボディブローを交互に連打し、串刺しラリアット、バックフリップの猛攻を浴びせた。

 鷹木もワンツーエルボー連打で押し返し、バックエルボー、グーパンチ、左ラリアットの連続攻撃を見舞ったが、ヘナーレはフライングショルダーですぐさま逆襲。BUSHIの攻勢をボディブロー、ミドルキックで止めると、アルティマで捕獲。オーカーンの大空羊殺しに捕まった鷹木の眼前でギブアップ勝利を決めた。

 快勝したヘナーレは試合後、マイクを手にして「シンゴ、俺はお前のKOPWベルトに挑戦する」と表明した。鷹木も「お前には何度もやられたんだ。断る理由はねぇよ」と受諾。KOPWは保持者、挑戦者の双方がルールを提案し、ファン投票で決めるのが通例だが、ヘナーレは「俺はお前を2回倒している。この試合は俺がルールを決める」と宣言。鷹木も「俺は2回負けてる。チャンピオンだけど、挑戦する立場だ。いいよ。今回のタイトルマッチ、正式に決まったらルールはお前が考えろ」と快諾した。


【オーカーンの話】「オイ、面を上げろ、群馬の、そして帝国放送局を見ている帝国民よ。喜べ。今宵の処刑の前に、余は『hololive SUPER EXPO 2023』に出演してきたよ。これがどれほどの偉業か、(頭を指差して)バカでも分かるように教えてやろうか。男子禁制のホロライブで、YouTubeの登録者数200万人、100万人超えのヤツらが25人もゴロゴロしてるような、そんなところでよぉ、余は、大空スバル式羊殺し一本で、ここまで駆け上ってきたんだ。確か、新日本プロレスワールドが20万人、新日本プロレスが40万人。合わせても、大空スバル姫の半分にも満たねぇんだぞ、オイ。(両手を広げて)それなのにオイ! 新日本プロレスは、余を冷遇しまくる。アントニオ猪木の唱えた環状線理論を行えてるのは、この余、ただ1人なんだぞ! 後悔するぞ。オスプレイと一緒に、あと1年かもしれんなぁ……」

【ヘナーレの話】「グンマよ、俺は怒りで溢れている。お前たちが目撃した通り、KOPW王者のタカギに、俺は皆の前で、ワールドの配信の前で、挑戦表明した。俺の最初のタイトル戦だ。お前の腰に巻かれゴールドに光るもの。日本のファンの前でアイツが日本語で言ったことがわからなかった。だがな、俺がどんなルールを決めようとも、タカギは受け入れなければいけない。ヤツは皆の前で、グンマの観衆の前で、どんなルールでも受けると約束したのだからな! クマを鳴かせるか? ストリートファイトにするか? それともムエタイマッチか? ……数日くれ、よーく考えてやるさ。ハハハハハ……!」

【鷹木の話】「異論はねぇよ! 異論は全くない! 確かに俺が、こうしてベルトを持ってるかもしれないが、1週間で同じ相手に2度も負けてんだ。言ってみれば、俺はチャンピオンかもしれないが、挑戦する立場だよ。ヘナーレの言う通りだな、いいよ。やってやるって。ルールは、ヘナーレが考えろ。どんなルールでも構わん。アイツが有利でも得意でも何でもいいよ。これでもし負けるんだったら、鷹木信悟もそこまでだってことだよ。ただ一つ! なぁ、SANADAも抜けて、戦力ダウンしてるこのL・I・J、これ以上負けてたまるかよ……」

※BUSHIはノーコメント

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