4/2【新日本】オカダが新生SANADAに「スカしてんじゃねえ!」 J5G後楽園初見参で快勝も…
『Road to SAKURA GENESIS 2023』後楽園ホール(2023年4月2日)
○金丸義信&SANADA&タイチ&DOUKI&TAKAみちのくvsオカダ・カズチカ&石井智宏&YOH&マスター・ワト&タイガーマスク×
SANADAが加入したJust 5 Guysが後楽園ホール初見参で快勝。しかし、オカダは新生SANADAを「スカしてんじゃねえ」と糾弾した。
SANADAはNEW JAPAN CUP中にL・I・Jを離脱し、Just 5 Guysに加入。勢いのままにNEW JAPAN CUPを制した。4・8両国大会ではIWGP世界王者オカダとのタイトル戦が決定した。決戦が6日後に迫る中、黒髪になり、Just 5 Guysの一員となった新生SANADAが後楽園初見参。Just 5 GuysとCHAOS&正規軍による10人タッグマッチでオカダと対戦した。
Just 5 Guysは今シリーズから使用している新テーマ曲に乗り、南側スタンド席から登場。SANADAはNEW JAPAN CUPの優勝トロフィーを持ち込む。マイクを持ったTAKAが「6日後の両国大会で全ての景色が変わる」と予告した。
序盤はジュニア勢の戦い中心となるが、SANADAはJust 5 Guysののチームワークにキッチリと順応。試合を優勢に進める。石井とタイチが熱のこもった真っ向勝負を繰り広げると、ここでようやくオカダとSANADAが対峙した。
低空ドロップキック、ドロップキックの連続発射で先手を取ったSANADAはバックドロップにつなげて、「SANADA」コールを巻き起こす。フェイントからドラゴンスリーパーを狙うも、オカダは抵抗。お返しとばかりにドロップキックを見舞うと、マネークリップに捕獲した。ここはTAKAのカットが間に合うも、オカダはドラゴンスリーパー狙いも切り返して、リバースネックブリーカードロップでSANADAに追い討ち。両者の攻防は互角に終わった。
勝利を手にしたのは勢いに加速させているJust 5 Guysだった。怒とうの連続攻撃でタイガーを攻め立てると、SANADA&タイチによるローリングエルボー&ジャンピングハイキックのサンドイッチ弾もさく裂する。SANADAがオカダをドロップキックで足止めして好フォローすると、金丸はムーンサルトプレスでタイガーを沈めた。
前哨戦はJust 5 Guysに凱歌。試合後、ベルトを持ったオカダとSANADAは視殺戦を繰り広げる。その後、SANADAはタイチらとともに新テーマ曲に乗って、指を合わせるJust 5 Guysポーズを決めた。
新たな変化を後楽園の観客に見せつけたSANADAだったが、肌を合わせたオカダは物足りなかったようだ。バックステージでは「オイオイ、SANADA! スカしてんじゃねえよ!」と糾弾。「勝ってます? チーム変わりました? 髪型変わりました? そんなにスカしてていいんですか? NEW JAPAN CUP優勝して、これからドンドンドンドン行かなきゃいけないところで、いつまでもスカしてんじゃねえよ、この野郎!」とSANADAの現状に苛立ちをあらわにした。
さらに、「熱いSANADAってのを俺だけじゃねぇ、新日本プロレスの会場に来ているお客さんや、新日本プロレスワールドを見ているお客さんにしっかり届けろよ」とメッセージ。明日(3日)の後楽園大会でも対戦が組まれているが、「明日だ。ドリームタッグでお前のその心に秘めたものってのを、しっかりさらけ出してやるよ」と予告した。
一方、SANADAは「実績、安定感はオカダさんのほうが上かもしれないですけど、伸びしろに関しては俺のほうが上ですからね」と強調。明日の後楽園大会では「オカダ&棚橋弘至vsSANADA&タイチ」という好カードが組まれており、両国に向けて大きな意味を持つ一戦になりそうだ。
【試合後のSANADA&タイチ&金丸&DOUKI&TAKA】
▼タイチ「まぁ後楽園ホール初陣だったな。入場曲も新しくついて、入場も変わって、早速景色が少しずつ変わったんじゃねえの? 新シリーズに入って、俺ら5人で始まって、サナヤンも髪やヒゲだけじゃなくて、コスチュームも全部新しくしてくんのかなと思ったら……。(金丸の方を向いて)いや、お前が変わんのかい!」
▼TAKA「そっちかい」
▼タイチ「お前が変わんのかい!」
▼金丸「だったみてえだな」
▼TAKA「2連勝だぜ、開幕から」
▼タイチ「急に強くなったな」
▼金丸「コスチューム変えてよ、髪型変えると強くなるんだよ」
▼TAKA「オオ、キタキタキタ!」
▼金丸「サナヤン、次これ、コスチューム変われば完璧よ」
▼タイチ「実証済みだろ」
▼金丸「実証済み」
▼タイチ「(TAKAの髪の毛を指し)TAKAも」
▼金丸「微妙に変えてるから」
▼TAKA「そうだよ。どうせ俺が負けだと、いつも俺が負けると思ってんだろ、オイ。もうそうはいかねえぞ。そのためにな、髪の色も変えてヒゲも剃ったんだ。(後ろを向いてコスチュームの尻の部分に入っているJust 5 Guysのロゴを見せながら)あと俺はここに書いてきたんだよ! まぁそんなことはどうでもいいや。あと6日! 6daysでこの景色が変わるよ。全てがいろんなものが変わるよ。そして、SANADAが喋るぞ!」
▼タイチ「そのフリはないな。そのフリはキツいな」
▼SANADA「いや、実績、安定感はオカダさんのほうが上かもしれないですけど、伸びしろに関しては俺のほうが上ですからね。あと、あとちょっとだけオカダさんのチャンピオン姿、皆さん、目に焼き付けといてください」
▼タイチ「明日は俺とサナヤンの初のタッグがあるし、それはそれで楽しみだな。相手もなかなかのいい獲物なんでね。そこも楽しみにしてるかな。まぁ少しずつ自分たちで景色を変えて、両国で全部変わるからな」
▼TAKA「あと6日だ、あと6日!」
▼SANADA「(TAKAを見て)最初のマイクが自分のことしか言ってない」
▼タイチ「そう自分のことしか言ってない。自分が上がることしか言ってない」
▼金丸「確かに(笑)」
▼タイチ「『俺が負けると思ってんだろ』って、誰も気づいてねえよ」
▼TAKA「そうしねえと、『SO WHAT!』に繋がんねえんだ(笑)」
▼タイチ「自分を下げて?」
▼TAKA「そうだよ。自虐しねえとできねえんだよ。『どうせ俺が負けると思ってんだろ、みんなよ?』って振らねえと、『SO WHAT!』ってできねえんだよ」
▼タイチ「そこはお願いします」
▼TAKA「(DOUKIを向いて)で、DOUKIも喋る?」
▼DOUKI「いや、俺が言いたいことはもうみんな言ってるから」
▼TAKA「そうか。まぁそう言いつつ、いろんなことが変わってって、6日後にガラッと景色が変わるから。リングでも言った通り、あと6日! あと6日! We gonna change everything after 6days! この5人で景色を変えるから。俺たちただの5人組、Just! 5! Guys!(※と叫んでポーズを取るも)相変わらず誰もやんねえな(笑)」
▼SANADA「マスコミの皆さん、もう喋りたいこと喋ったんで、もう帰ってもらってもいいですか?」
【オカダの話】「オイオイ、SANADA! スカしてんじゃねえよ、この野郎! 勝ってます? チーム変わりました? 髪型変わりました? そんなにスカしてていいんですか? NEW JAPAN CUP優勝して、これからドンドンドンドン行かなきゃいけないところで、いつまでもスカしてんじゃねえよ、この野郎! あんなスカしたSANADAさんはもう飽きてんだよ、こっちは。熱い熱いJust…5人か? 5 Guys、その熱いSANADAってのを俺だけじゃねえ、新日本プロレスの会場に来ているお客さんや、新日本プロレスワールドを見ているお客さんにしっかり届けろよ、この野郎! いいよ、今はスカしてていいよ。分かるか? 明日だ。ドリームタッグでお前のその心の中に秘めたものってのを、しっかりさらけ出してやるよ」
【ワトの話】「BEST OF SUPER Jr.に向けて、俺は準備はできている。ただよ、DOUKI。Just 5 Guysになっても変わらず雲隠れするようじゃ、決勝戦では戦えないんじゃない? 俺はアンタと決勝戦で会う。それが楽しみだよ。だからそのままでいいのか、DOUKI? 何か言ってみろよ、DOUKIも」
※石井、タイガー、YOHはノーコメント