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4/27【新日本】内藤が“ホーム"広島でシングル快勝 セコンドSANADAに「早く帰ってもらっていいですか?」

『Road to レスリングどんたく2023』広島サンプラザホール(2023年4月27日)
○内藤哲也vsDOUKI×

 カープ党の内藤が心の故郷・広島でDOUKIとのシングルマッチに快勝。IWGP世界ヘビー級王者SANADAに「ホームなんで帰ってもらっていいですか」をカマしてみせた。

 熱烈な“鯉党"の内藤。春の広島ではDOUKIとの一騎打ちに臨んだ。さすがの支持率のなか、序盤から貫禄の試合運びで主導権。終盤にはイタリアンストレッチNo.32やデイブレイクを浴びて窮地に陥ったものの、DOUKIの摩利支天(旋回式変型サイドバスター)をデスティーノで切り返すと、最後はバレンティアからの正調デスティーノで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 広島で鮮やかに快勝。即座にマイクを握った内藤は、DOUKIのセコンドに就いていたSANADAに「今日勝ったのはここ広島が“ホーム"である内藤哲也なんで、申し訳ないですが早く帰ってもらっていいですか?」と言い放ち、現IWGP王者のお株も奪ってみせた。

 最後はカープとのコラボTシャツ&キャップを身に着けて勝ち名乗り。バックステージでは「DOUKIとの初めてのシングルマッチ、俺は彼のことを10年以上前から知ってるわけで、彼の力は俺は認めてますよ。まだ彼の100%が、この新日本のリングで出し切れてないんじゃないかな。DOUKI、ノー・トランキーロ。あまり時間があるか分からないんでね。焦った方がいいぜ。早くまた俺の目の前に立ってくれよ」とDOUKIに余裕の“エール"を送ってみせた。

【内藤の話】「ビエンベニード(Bienvenido=スペイン語で“ようこそ"の意味)、ようこそ俺のホームである広島へ。DOUKIとの初めてのシングルマッチ、俺は彼のことを10年以上前から知ってるわけで、メキシコで一から這い上がってきて、そしてこの新日本プロレスのリングにたどり着いて、彼の力は俺は認めてますよ。ただ、まだ彼の100%が、この新日本のリングで出し切れてないんじゃないかなと。彼の100%の力が出るようになれば、彼はジュニアの台風の目、もしくはそれ以上になるでしょう。俺はそう思ってますよ。まぁ今日は俺が勝利したけど、彼とのプロレスはもの凄く楽しいよ。またいつか、彼とシングルマッチで向き合えるその日を楽しみにしてるぜ。DOUKI、ノー・トランキーロ。あまり時間があるか分からないんでね。焦った方がいいぜ。早くまた俺の目の前に立ってくれよ。その日を心からお待ちしてますよ。じゃあ、次は明後日、鹿児島アリーナでまたお会いしましょう。アディオス!」

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