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5/6【DDT】秋山が遠藤とのバーニング対決制す 2回戦でMAOと初シングルへ

 DDTシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」が6日、東京・新宿FACEで開幕。秋山準が遠藤哲哉とのバーニング同門対決を制して1回戦を突破。2回戦でMAOとのシングル初対決に臨むことになった。

 開始早々、場外戦に持ち込まれた秋山はカウンター席のテーブル上でパイルドライバーを狙ったが不発に終わる。逆に遠藤にムーンサルトアタック、DDTを敢行されたが、リングに戻るとパイルドライバーを決め、フロントネックロックで絞め上げた。

 逃れた遠藤はハンドスプリング式スクリューキック、ブレーンバスターで反撃。オーバーヘッドキック、お株を奪うエクスプロイダーの3連発で攻め込んだが、2カウント止まり。ならばと遠藤が旋回式ト―チャーラックボムを仕掛けると、秋山が丸め込みで切り返して3カウントを奪取した。

 同門対決を制して秋山が1回戦を突破。「まだまだ息子には負けないって思ってたけどギリギリ。最後、あれしか残ってなかった」と薄氷勝利を強調しながらも、「でも勝ちは勝ち。体力では負けても、技術ではまだまだ負けない」と胸を張った。

 2回戦の相手は、この日、正田壮史を破ったMAOに決まった。両者はこれがシングル初対決。「あいつは俺と一番遠そうで、もしかしたら一番近いのかも。思想というか考えというか」と分析した秋山は「初めてのシングルマッチ。まだ息子には負けらない」とキッパリ。対するMAOは奇しくも「プロレスの流派的なところで対極かもしれない。ひょっとしたら一周回って近いところにあるのかもしれない。非常に楽しみな一戦」と秋山と同じような感覚を抱きつつ拳に力を込めていた。


【遠藤の話】「あのクソオヤジ! 息子に道譲れってんだ! 秋山、俺に勝ったなら優勝以外ねぇからな! 俺はUNIVERSALのベルトに集中する。7月23日(両国国技館)、このベルトを元WWEの誰かが狙ってるんだろ。ベルトを狙う前にまず己の名を名乗れ。それが日本の作法だ!」

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