7/15【新日本】オカダがオーカーン一撃料理で3連覇へ始動 ブロック突破へ予告「10分以内で結果出す」
『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)(2023年7月15日)
Bブロック公式戦 ○オカダ・カズチカvsグレート-O-カーン×
オカダがオーカーンをレインメーカーで一撃撃破。前人未到の3連覇達成へ向けて始動し、残る公式戦へ向けて「必ず10分以内で結果を出す」と予告してみせた。
昨年覇者・オカダは今年、5度目の優勝を飾れば、G1史上初の3連覇を成し遂げることになる。開幕戦となったこの日、オーカーンと対決した。
グラウンドでコントロールにかかるオーカーンに対し、オカダはショルダースルーからの丸め込みで早くもニアフォールに追い込む。オーカーンがケサ固めで絞め上げると、一転してピンチに。ロープに逃れてもチキンウイングアームロックとヘッドシザースの複合技に捕まった。ここからオーカーンはレインメーカー封じの右腕攻めに出た。
しのいだオカダはランニングバックエルボー、DDT、フラップジャックと得意技を連発して立て直しを図る。オーカーンをコーナーに乗せてドロップキックで場外に蹴落とし、フェンスに乗せてのDDTを敢行。オカダが流れをつかみかけたが、オーカーンがジャンピングネックブリーカードロップでせき止めた。モンゴリアンチョップ連打、俵返し、アトミックドロップで攻めまくると、大空スバル式羊殺しで絞め上げた。
耐えたオカダはジャーマンでぶん投げ、カウンターのドロップキックをさく裂。開脚式ドライバーからレインメーカーを狙う。かいくぐったオーカーンがスリーパーとアイアンクローの複合技で捕らえても、イリミネーターは決めさせず。ショートレンジラリアットを一本背負いで切り返されたオカダはFGOでぶん投げられたが、イリミネーター、正拳突きをことごとく阻止すると、レインメーカーを叩き込んで3カウントを奪った。
オカダが熱戦の末にオーカーンを撃破してG1初戦白星。史上初の3連覇へ向けて好スタートを切った。今年の公式戦の試合時間は例年より10分短い20分。この日は15分23秒で勝利を決めた。「今までであれば15分で半分であったのが、残り5分という。まあ自然と焦らなきゃいけない戦いになる」と言うように違いを意識せざるを得ないが、オカダは「1戦終えたんで、これも時間の感覚っていうのはわかりました」とキッパリ。初戦から感触を得たようで「引き分けだってするつもりないから。今まで散々長い試合やってきたけど、もう必ず10分以内で結果を出してやろうと思います」と予告してみせた。
次戦は7・18山形大会のファンタズモ戦。3連覇を狙うオカダは10分以内決着による全勝でまずはBブロックを突破するつもりだ。
【試合後のオカダ】
▼オカダ「まずは1勝目ね。まあ優勝するためには毎回勝っていかなきゃいけないし。もう、悔しい思いは4月でもしたし、6月でもしたし。なら8月はいい思いさせてもらいますよ。今の何分すか? 試合時間」
ーー15分です
▼オカダ「まあ、今までであれば15分で半分であったのが、残り5分という。まあ自然と焦らなきゃいけない戦いになりますし。まあでも1戦終えたんで、これも時間の感覚っていうのはわかりましたし。ここからはまた次の公式戦、しっかりと。引き分けだってするつもりないから。今まで散々長い試合やってきたけど、もう必ず10分以内で結果を出してやろうと思います。岡、頑張れよ。みんなAブロックへ行って、ね。まあ周りが優遇されると思わずにね、自分がこの敷かれたレールに外れたと思ったとしても羨むことなくしっかりと。羨ましがることなくね、しっかりとやっていけばいいんじゃない? 一つだけアドバイスしてやるよ。内藤哲也みたいになるなよ!」
※オーカーンはノーコメント