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7/29【ZERO1】光留の天下一Jr.出場が電撃決定、1回戦で北村と激突 新井健一郎らもエントリー

『第23回ZERO1真夏の祭典・火祭り2023』東京・後楽園ホール(2023年7月29日)
○ブラックアストロvs馬場拓海vs星野良vsアストロ×

 佐藤光留の天下一Jr.出場が電撃決定。1回戦で前回覇者の北村彰基と対戦することになった。さらに、新井健一郎、慎吾、ブラックアストロの出場も決まった。

 火祭りが終わると、次にやってくるのは天下一Jr.の季節。今年はトーナメント形式で行われ、9・22新木場大会で開幕する。

 火祭り決勝戦が行われる後楽園大会のセミファイナルでは、ジュニア二冠王者・馬場、元王者のアストロ、星野、ブラックが4WAYマッチで対戦。試合前に工藤めぐみGMがこの4WAY戦に天下一Jr.出場者の証であるクリスタルボールを懸けると発表。勝ち残り形式で争われることにになった。

 試合は空中戦で幕開けしたが、いきなり波乱。7・15新潟大会で初戴冠を果たしたばかりの王者の馬場が猛攻を浴びると、アストロのファイヤーバードスプラッシュを食らって最初の脱落者に。アストロと共闘&仲間割れを繰り返して上手く立ち回った星野もブラックに丸め込まれて敗退となる。

 最後はアストロとブラックの一騎打ちに。アストロはトペコンヒーロで流れを掴むと、変型アサイDDTやファルコンアローで攻めに攻める。しかし、勝負を懸けたファイヤーバードスプラッシュは避けられて痛恨の自爆に。一転して猛攻に出たブラックはバズソーキックをぶち込むと、最後はブラックアストロドライバー(変型ブラディサンデー)2連発で勝利した。

 ブラックが天下一Jr.出場権の証であるクリスタルボールを獲得。すると、第3試合でウナギ・サヤカからクリスタルボールを託された前回覇者の北村がリングに登場した。「この戦い制して、今アストロ(ブラック)だけが天下一ジュニア出場が決まりました。他にクリスタルボール持ってるヤツはいねぇのか!? いるなら出てこい!」と呼びかける。

 すると、DEEPウェルター級王者の慎吾がクリスタルボールを持ってリングイン。「慎吾、天下一ジュニア出ます!」と宣言する。さらに、新井も姿を現し、「キャリア25年にして、ようやく天下一ジュニアに出させていただくことになりました。文句ありますか? 文句あるヤツは言ってきてください。もちろん狙うは優勝。だけど、そこは新井健一郎な。決勝戦、優勝するまで派手な技、大技なんか出さなくてよ、優勝してやる」と高笑いを決めた。

 北村が再度「まだいるんだったら出てこい! いねぇのか? 本当にいねぇのか!?」とアピールすると、入場ゲートから光留が登場。場内はどよめく。

 2010年の第8回大会に出場経験がある光留は、「13年ぶりに出ようかなと思ってんだよ今。けど、条件がある。この条件のんでくれるんだったら球、持ってくるよ。ZERO1のジュニアで一番負けたらやばい責任を背負ってるヤツと1回戦で戦えるんだったら出ます。じゃなかったら帰ります」と要求。即座に北村が「佐藤光留、前年度覇者・北村彰基が相手だ!」と名乗りを上げ、光留の顔面に天下一Jr.のベルトを押しつけた。光留は「一言言ってあげるよ。全然、痛くありません。逃げるなよ。佐藤光留、出場決定だ」と受諾し、1回戦のカードが電撃決定した。

 光留が去っていくと、改めて北村は「まだまだクリスタルボールが選ぶ人間がいると思う。でもな、9月22日! 新木場大会から天下一ジュニア…」とマイクアピールを締めくくろうとするが、背後から新井が金的攻撃で襲撃。「この俺を差し置いて、この場を締めようなんてよ、20年早いんだよ。おい、みんな見たか? これが新井健一郎だよ。っていうことで優勝、ごっちゃんです」と優勝宣言をぶち上げた。

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