10/4【DDT】フェロモンズ解散、2年余の活動に終止符 飯野「つらいときはフェロモンズを思い出せ」
『God Bless DDT 2023 TOUR in SHINJUKU』が4日、東京・新宿FACEで行われ、DDTマットを席巻してきた“ハレンチユニット"フェロモンズが2年余にわたる活動に終止符を打った。
2021年8月に男色ディーノが男色“ダンディ"ディーノ、飯野雄貴が飯野“セクシー"雄貴にそれぞれ改名してタッグを結成し、フェロモンズとして始動。その後、今成“ファンタスティック"夢人、竹田“シャイニングボール"光珠が加入して勢力を拡大した。そのハレンチぶりを見かねた彰人ら討伐隊との抗争が激化。9・9大田区大会で最終決着戦として、飯野と彰人の一騎打ちによる「解散コントラ副社長」が行われ、彰人が勝利。フェロモンズ解散が決まった。
この日、ファイナルマッチとしてフェロモンズ4人が集結し、彰人&上野勇希&MAO&小嶋斗偉との対戦が組まれた。ところが、竹田が足の負傷のため欠場となり、セコンドに就くことに。フェロモンズは3対4ハンディ戦を余儀なくされた。
解散マッチでもフェロモンズはお下劣殺法を全開。MAOを洗脳し、フェロモンズ陣営に引き込む一幕もあった。MAOが正気に戻ると、一転してフェロモンズはピンチとなったが、1日体験入店したことがある遠藤“ヘラクレス"哲哉がOバック姿で助っ人として登場。形勢を逆転させて去っていった。その後、松井幸則レフェリー、会場責任者が次々に失神。無法地帯をいいことにフェロモンズがセクシーピーラーで攻め立てると、見かねた今林久弥GMがストップをかけて無効試合に終わった。
この事態に飯野が「やり足りねぇ! 今林、試合やってくれ」と要求し、飯野と今林GMによる緊急決定試合に突入。今林GMがスタナー、STFで攻め立てたが、最後は飯野がSTP(ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェロモン)で58秒殺に葬った。
飯野が有終の美。これにてフェロモンズは解散となった。飯野は「つらいときはフェロモンズを思い出せ!」と絶叫。竹田がOバック、ディーノが帽子、今成がビデオカメラ、飯野がOバックをそれぞれリングに置いて去り、2年余り続いたフェロモンズ劇場は幕を閉じた。
5日午前0時からの生配信でフェロモン裁判が開廷。飯野と今成はディーノに強要されたと主張し、ディーノに有罪判決が下された。今成はサイバーファイトを退社し、飯野はリハビリのためフェロモンを抜く期間を設けることに。ディーノは社名(リングネーム)を変更せざるを得なくなった。