プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/10【新日本/スターダム】1・4同日開催決定、合同興行第2弾2024年開催、棚橋と岩谷がタッグ結成に合意

 『新日本プロレス・STARDOM合同戦略発表会 2023』が10日、東京・上野の飛行船シアターで行われ、合同興行第2弾の開催などが発表された。これを受けて岩谷麻優からのラブコールに棚橋弘至も合意し、エース&アイコンタッグ結成が浮上した。

 この日、ブシロードグループに属する新日本とスターダムが合同戦略発表会を行った。新日本から大張高己社長、棚橋、マスター・ワト、海野翔太、スターダムから原田克彦社長、岩谷麻優、ジュリア、なつぽいが出席。さらにブシロード木谷高明社長も出席し、今後の施策が発表された。

 2023年度(2022年7月から2023年6月)の売上が過去最高の15億を達成したスターダムはYouTubeチャンネルの視聴者数も100万人に迫る勢い。中でもインド、インドネシアなどアジア諸国の登録者数が日本を上回るほど多数を占めている。そこで10月にタイ、11月にシンガポールと初のアジア進出が決まった。

 そして2024年第1弾ビッグマッチとして、1・4TDCホール大会の開催が発表となった。新日本の東京ドーム大会との同日開催となり、終了時間は15時を予定。両団体をハシゴ観戦できることになる。メインイベントでIWGP女子王座戦の開催も決まった。さらに横浜文化体育館の跡地に建設され、来年4月に開業予定の横浜BUNTAIでのプロレスこけら落とし興行が4月27日に開催されることになった。

 新日本は2023年度の売上が過去最高(2019年の54億)の98%となる53億に到達。2024年度は最高売上更新を目指す。2024年は11年ぶりとなる北海道ツアーの開催も決定。海外戦略もさらに推進していく予定で、同じくアジア進出を果たす。その第1弾として台湾・台北での大会開催が決まった。

 そして新日本とスターダムの合同興行第2弾が2024年に開催されることも発表された。昨年11月20日、有明アリーナで初開催され、両団体によるミックスドマッチが実現した。前回、ザック・セイバーJr.とタッグを組んだジュリアは「イギリスの男性は紳士だなと思ったので、メチャクチャやりやすかったです。もしまた機会があったらザックさんとタッグ組みたいです。ザック・セイバー・ジュリア、楽しみにしていてください」と再結成に色気たっぷりだ。

 前回、IWGP US王者ウィル・オスプレイに挑戦している海野は「これは本当に一つのアイデアというか、ただの僕の意見なんで惑わされないでほしい」と前置きしたうえで、「僕はどっちかというとミックスドマッチ否定はなんですよ。男性と女性を戦わせる意味が僕には理解できなくて」と消極姿勢。「同じブシロードの下で合同興行を行うんだったら、新日本→スターダム→新日本→スターダム→新日本→スターダムで試合をやるっていうのもまた一つ」と提案した。

 そして棚橋と岩谷のタッグ結成が浮上した。前回は初代IWGP女子王座決定トーナメントに出場した岩谷は「前回、この合同興行をやりますってなったときに自分はやっぱり棚橋選手と組みたいって気持ちがあった」という。第2弾が決まり、「やっぱりエース、アイコン、組んでみたいなって気持ちがあります」とラブコール。これには棚橋もまんざらではない様子で「年に1回、普段では見られない顔合わせ、戦いができるという意味では面白いなと思っているので。僕はぜひやってみたい」と快諾。両者がエース&アイコンタッグ結成に合意した。

 合同戦略発表会は棚橋&岩谷による「愛してまーす!」の叫びで締め。さっそく二人はエアギターの共演で息の合ったところを見せていた。

プロ格 情報局