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11/11【新日本】ファンタズモ&ヒクレオがSTRONGタッグV2 コナーズ&コグリン襲撃でリマッチ浮上

『Lonestar Shootout』
アメリカ・Curtis Culwell Center(テキサス州 ダラス/ガーランド)(2023年11月10日※現地時間)
STRONG無差別級タッグ選手権試合 ○エル・ファンタズモ&ヒクレオvsジョレル・ネルソン&ロイス・アイザックス×

 ヒクレオ&ファンタズモがアイザックス&ネルソンを退け、STRONGタッグ王座2度目の防衛に成功。試合後、前王者クラーク・コナーズ&アレックス・コグリンが王者組を襲撃し、リマッチを要求した。

 ヒクレオ&ファンタズモは10・28ラスベガス大会でランス・アーチャー&アレックス・ゼインを退け、STRONGタッグ王座初防衛に成功した。試合後、“ウェストコースト・レッキングクルー"アイザックス&ネルソンが襲撃し、挑戦を表明。この日、ダラスの地でヒクレオ&ファンタズモがV2戦に臨んだ。

 アイザックス&ネルソンの奇襲攻撃で出鼻をくじかれた王者コンビだったが、ヒクレオがラリアットで二人まとめて場外に叩き落とすと、ファンタズモがケブラーダを発射した。ネルソンのスタンガンで止められたファンタズモは長らく挑戦者組の集中砲火に捕まったものの、ヒクレオが両腕ラリアットなどの大暴れで挽回。ヒクレオのフロントハイキック、ファンタズモのスピニングバックブリーカーの連続攻撃がアイザックスに決まった。

 だが、ファンタズモのサドンデスがヒクレオに誤爆すると、ファンタズモがネルソンのジャンピングニー、アイザックスのジャーマンを立て続けに食らってしまう。アイザックスがデスバレーボムでネルソンのヒザにファンタズモを痛打させると、合体カナディアンバックブリーカーをさく裂。アイザックスがパイルドライバー、ネルソンがダイビングエルボーの猛攻に出た。

 ネルソンがベルト攻撃を狙ってファンタズモはピンチを迎えたものの、ヒクレオがノドをつかんで食い止めた。アイザックスのローブローを食らっても、ファンタズモがネルソンのベルト攻撃をアイザックスに誤爆させ、サドンデスでネルソンを撃退。大の字のアイザックスに覆いかぶさって3カウントを奪った。

 ヒクレオ&ファンタズモがアイザックス&ネルソンの悪行を乗り越えてSTRONGタッグ王座V2を果たした。試合後のバックステージでファンタズモは「この輝くブルーのベルトが欲しいタッグチームは俺たちのところに来て一言言え。簡単だ。ただ『それが欲しい』と言えば俺たちは承諾する」と挑戦者を募集。すると10・9両国大会でヒクレオ&ファンタズモにベルトを奪われたコナーズ&コグリンが二人を襲撃。「戦争は終わらない。WAR DOGSがそう宣言する時まではな」と通告し、両チームによるリマッチが浮上した。

【試合後のヒクレオ&ファンタズモ、コナーズ&コグリン】

▼ファンタズモ「クソッ。明日、この輝くブルーのベルトが欲しいタッグチームは、俺たちのところに来て、一言言え!」

▼ヒクレオ「一言でいい」

▼ファンタズモ「簡単だ。『お願いします』と言う必要さえない。ただ『それが欲しい』と言えば、俺たちは承諾する。Wrecking Crew、お前らはもう来なくていい……」

※ここで突如離れた場所から巨大なコンテナと巨大なゴミ箱がファンタズモとヒクレオめがけて飛んでくる。コナーズとコグリンが襲撃にきて、バナーを王者組に覆い被せる

▼コナーズ「バカなヤツらめ。これをどけよう(とバナーをどかしてストンピング)」

▼コグリン「(ベルトを取って)フッフッフ」

▼ファンタズモ「(床に倒れたままコグリンに踏みつけられて)アーッアーッ」

▼コグリン「戦争は終わらない。WAR DOGSがそう宣言する時まではな」

▼コナーズ「AND THAT'S MY DOGS FOR REAL(とWAR DOGSは去る)


【試合後のアイザックス&ネルソン、トム・ローラー】

▼ネルソン「(コメントスペースにいたレフェリーに向かって)おい、出てけ! 何やってんだ! 出て行け! 一体何のつもりだ! (アイザックスに向かって)大丈夫か? 悪かったな、兄弟。ハアッ……ロイス・アイザックスが語れる言葉なんて今はないんだ。俺たちがこのディビジョンを作り、このブランドを作ったんだ! 何度も何度もやってきたのに! ロイスと俺はやり遂げることができない! 何が! 何が足りない!? 必要なものはそろっているはずだ。一生懸命頑張ってきたのに、やり遂げられなかったんだ! 偉大なオージー・オープンを相手にして、レジェンドのThe Motor City Machine Gunsを相手にして、そして今晩も無理だった! ヒクレオとELPを相手にして……」

※ここで、ローラーがコメントスペースに登場。二人を抱きしめる

▼ローラー「俺はお前たちの仲間だ。どんな結果になろうが、お前たちを誇りに思う」

▼アイザックス「誇りに思う? プレショーで敵と握手しておいて、俺たちを誇りに思うだと?」

▼ネルソン「どういうつもりなんだ、トム? 以前は恐れ知らずのリーダーだったのに。以前は……」

▼ローラー「変化だよ」

▼ネルソン「おい! 以前の俺たちはお前のぴったり後ろについていた。お前がやるべきことを成し遂げるとわかっていたんだ。だから俺たちもやるべきことを成せると思ってた! それが、最近のお前がやっていることはどうだ!?」

▼アイザックス「失礼、言わなきゃいけないことがある(二人の間を通ってカメラの前へ)3度目の正直と言うが……」

▼ネルソン「アーッ!」

▼アイザックス「3ストライク、アウトとも言う。残念ながら、こういったチャンスは簡単には手に入らない。STRONG無差別級タッグ王座挑戦の次の機会がいつになるか、もう二度とないかもしれない。そうなんだ。俺はこの男と6年組んでいる。今月が6周年。その証を示さなければならないんだ。STRONG無差別級タッグ王座獲得がそのチャンスだった。だからあいつらが俺の頭を攻撃した時……どうだろうな。わからない」

※とアイザックスは先に控室へ。ネルソンもそれに続き、ローラーが一人残される

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