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12/1【新日本】WAR DOGSが帝国軍粉砕で3勝目 「WTLは俺たちのものだ」

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』
和歌山県立体育館(2023年12月1日)
Aブロック公式戦 ○アレックス・コグリン&ゲイブ・キッドvsHENARE&グレート-O-カーン×

 WAR DOGSがオーカーン&HENAREを粉砕してタッグリーグ3勝目。「『WORLD TAG LEAGUE 2023』は俺たちのものだ」と断言した。

 コグリン&ゲイブのWAR DOGSはここまで2勝2敗。5戦目となったこの日、同じく2勝2敗のUNITED EMPIREコンビと星を潰し合った。

 WAR DOGSは入場時のオーカーン&HENAREを襲撃。カラム・ニューマンのノータッチトペコンヒーロを食らって返り討ちにされたが、サッカーボールキックを連打するHENAREをコグリンがジャーマンで引っこ抜いて逆襲した。ゲイブはオーカーンを壁に叩きつけるなど暴行。ここからWAR DOGSがHENAREに集中砲火を浴びせて主導権を握った。

 HENAREがバックフリップでゲイブを叩きつけると、オーカーンが串刺し延髄ラリアット、ヘラクレスカッターで巻き返す。オーカーンがバックドロップの体勢から前方に放り投げると、キャッチしたHENAREがライガーボムを敢行。フロントハイキックとミドルキックのサンドイッチ攻撃、HENAREのスピンキック→オーカーンのTTDと連係を駆使してゲイブを攻め込んだ。

 すかさずオーカーン&HENAREがIMPERIAL DROPの構えに入ったが、ゲイブが決めさせず。ウィル・オスプレイばりのオスカッターをさく裂させると、コグリンとのハイジャックツームストンパイルドライバーを爆発させて一気にオーカーンを仕留めた。

 コグリン&ゲイブが帝国軍を粉砕して3勝目を挙げた。首位のTMDKを2点差で追う状況につけ、コグリンは「俺たちは暴力をもたらすのだ! 『WORLD TAG LEAGUE 2023』は俺たちのものだ。すでに袋の中に入っている」と豪語。RPW12・16ロンドン大会でウィル・オスプレイと対戦するゲイブは「お前らをねじってやる。オスプレイ、お前は死んだ!」と挑発した。

 WAR DOGSのタッグリーグ次戦は12・3姫路大会。EVIL&高橋裕二郎とのBULLET CLUB対決を控える。

【試合後のコグリン&ゲイブ】

▼ゲイブ「これはどうだ? ビヨーン、ビヨーン、バーン!(と壁を使ってコグリンにオスカッターを決める動きをする)。 お前のクルーを引っ張り、ひねり上げようぜ! チームに入ってひねり上げようぜ! お前のワイフを引っ張りツイスト、ツイスト、ツイストだ! お前らをねじってやる! BULLET CLUBツイストだ! お前ら、12月16日、クリスタル・パレスだ! オスプレイ、おまえは死んだ! だが、それについてはもう十分だ。後で話そう。俺についてのニュースは以上! 俺が話そうとしてるのはWAR DOGSについて、『WORLD TAG LEAGUE 2023』についてだ! どうだ!? 俺たちは何をしてる!? マヌケどもを殺してるんだ! あの役立たずどもをな! どうだ!?」

▼コグリン「夜も昼もだぜ、ブラザー。お前は祝福されてるな! 1年前、それだけだ。時が経つのは早いな。まるで昨日のことのようだ」

▼ゲイブ「クレイジーだな」

▼コグリン「だが今はどうだ? 俺たちはキラーだ」

▼ゲイブ「キラーだ!」

▼コグリン「俺たちは荒くれ者だ!」

▼ゲイブ「荒くれ者だ!」

▼コグリン「俺たちはゴールドをもたらし、死体を運ぶ!」

▼ゲイブ「イエス!」

▼コグリン「そう、俺たちは暴力をもたらすのだ! 『WORLD TAG LEAGUE 2023』は俺たちのものだ。すでに袋の中に入っている。見てみたらわかるぜ。……俺たちがどれだけ強くかみつくかが」

▼ゲイブ「クソッ! お前らは皆死んでるんだ!」

▼コグリン「(ビデオカメラに向かって)……イジョー」


【試合後のオーカーン&HENARE】

▼オーカーン「(ニューマンの肩を借りて引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くと崩れ落ち、フロアに仰向けになる)決勝戦の進出は……無理か? こんな、こんな大切な時に……情けねぇ……。(ゆっくりと上半身を起こしながら)あの犬っコロ……奇襲かけてきたり、レフェリーつかんだり、オスプレイの技盗んだり、カラム(ニューマン)ボコったり、許さねぇ!」

▼HENARE「オーカーンのせいではない。どうやら最初のHOUSE OF TORTUREとの試合で、目の中に何かを入れられたようだ。それ以降、ほとんど目が見えてない状態だ。(カメラに映る自分の目を見て)ガァーーーッ! この2戦、勝ったのか負けたのか、マジでわからない。もしかしたら俺はチームをガッカリさせているかもしれない。ガァーーーッ! オーカーンを助けるべきところで、それがなかなかできていない。世界はUNITED EMPIREが崩壊していると言っているのを知っている。リングに入って闘い、ベストを尽くす。UNITED EMPIREとしてやり続けていること。それは一次元、二次元……いやそれ以上の六次元でさまざまなことを確認しているとこだ。俺たちには計画がある。WAR DOGSには負けてしまったが、UNITED EMPIREの大きなスケールの話の中ではちっぽけなことだ。まぁ、待っていろ」

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