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1/3【全日本】宮原がスミスJr.との強力タッグで諏訪魔&鈴木に快勝 「もう次の景色見えてる」

『新春ジャイアントシリーズ2024』後楽園ホール(2024年1月3日)
○宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.vs鈴木秀樹&諏訪魔×

 宮原がスミスJr.との「ドリームタッグ」で快勝。「もう次の景色見えてる」とこれからを見据えて言い切った。

 昨年大みそか、宮原は中嶋勝彦に敗れ、三冠奪還ならず。年が明けて選手会長に就任し、「この全日本プロレスという空間をもっともっと知ってもらえるように、俺が選手会長として先頭を切るよ。選手会長としての宣言するよ。全日本プロレスは…俺に任せとけ!!」 と誓っていた。

 この日はスミスJr.と豪華タッグを結成。諏訪魔&鈴木と対戦した。諏訪魔のラリアット、バックドロップの猛攻をしのぐと、ラストライドを回転エビ固めで切り返して3カウントを奪った。

 宮原が2024年初勝利。試合後はスミスJr.と並んでポーズを決め、歓声に応えた。大みそかの三冠奪還を逸したものの、この日も大・健斗コールを浴びたように全日本ファンの最高男への期待の大きさは変わらない。「熱すぎるプロレスファンの声は俺の体中に充満しているぜ」と噛みしめた宮原は「三冠ベルトをゲットできなくても、もう俺の中では次の景色が見えている」と言い切ってみせた。

 宮原が目指すものはこれから明らかとなっていくと思われる。年始のあいさつで「ファンの皆様に喜んでいただけるようなプロレスをさらに追求して、僕たちはやっていきたい」と誓っていたように、それがファンの望むものであるのは間違いない。

【宮原の話】「カモン! レッツゴー、スミス。ドリームタッグだ、ドリームタッグ。1月2日、昨日、そして1月3日! 三冠ベルトをゲットできなくても、もう俺の中では次の景色が見えている。今日も、なんだ? これは。熱すぎるプロレスファンの声は俺の体中に充満しているぜ。次は1月14日、後楽園ホール。フッチー! フッチー! (手拍子する)」

【スミスJr.の話】「俺の父デイビーボーイ・スミスはかつて約30年前、SWSで佐野直喜とタッグを組んだ。宮原は今の日本のベストだ。俺は今、その男とここ後楽園ホールで一緒に組んだ。かつてオールジャパンでスタン・ハンセン、スティーブ・ウイリアムスらが時代を作った。だが、今はスミスの時代だ」


【試合後の諏訪魔&鈴木】

▼鈴木「勝った! ちょっと来い、ちょっと来い。いいからちょっと来い。(レフェリーを強引にコメントスペースに連行して、2人の間に座らせると)勝ったんじゃないの?」

▼諏訪魔「ツーだろ?」

▼鈴木「座れ。座れ。座れ。どっちが勝った?」

▼諏訪魔「(『宮原さんです』と言われると)内容的にはどっちだ?」

▼鈴木「内容的には? どっち勝ったんだ? 印象で言え。印象で言え。早く。俺たち? (レフェリーが『はい……』とこぼすと)じゃあ、手を挙げろ。手を挙げろ。(レフェリーに拒否されると強引に排除する)」

▼諏訪魔「すげぇいいカードだったよな。今度は俺らが世界タッグいけるんだよ。9割8分俺らが勝ってた試合だったんだ。そうでしょ?」

▼鈴木「いや、ちょっと呼びすぎ、呼びすぎ」

▼諏訪魔「えっ?」

▼鈴木「バカみたいに呼びすぎだから」

▼諏訪魔「それは悪かった」

▼鈴木「だから、力を加減してよ」

▼諏訪魔「いや、常に100%全力投球だから」

▼鈴木「……ダメだ!」

※鈴木が先に去っていくと

▼諏訪魔「俺らはまだまだ発展途上なんだよ。俺らはベルトを獲れるチームだと思ってんだよ。俺はそれを信じてる。いいチームになるって。これからもっと成長させていきますわ」

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