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1/3【全日本】斉藤ブラザーズ快勝で勢い加速 世界タッグV3戦へ「中嶋の闘魂ひねり潰す」

『新春ジャイアントシリーズ2024』後楽園ホール(2024年1月3日)
○斉藤レイ&斉藤ジュンvs芦野祥太郎&綾部蓮×

 世界タッグ王者の斉藤ブラザーズが芦野&綾部組に快勝。新春1勝目を挙げると、中嶋勝彦&大森北斗とのV3戦に向けて、「ナルシストの大森北斗の心を折って、中嶋勝彦の闘魂を俺たちでひねり潰してやる」と予告した。

 1・14後楽園大会において、世界最強タッグリーグ戦覇者の中嶋&北斗を挑戦者に迎えての防衛戦を控える斉藤ブラザーズ。新春2戦目となる今大会では年末に復帰したばかりの芦野と今年からフリーになった綾部のコンビを迎え撃った。

 好調をキープしている斉藤ブラザーズは長身の綾部を2人がかりで攻めて序盤戦をリード。芦野が登場すると、レイがその前に立ち塞がり、激しい打撃戦を繰り広げた。

 レイはビンタで何度もぐらつかせるが、芦野もジャーマンで現在150キロのレイを投げて意地を発揮。綾部もフロントハイキックやドロップキックでたたみかけると、芦野との時間差ミサイルキックもさく裂した。

 だが、レイはフライングボディアタックで綾部の動きを止めると、ジュンとのダブルチョークスラムをズバリ。最後はダイビングボディプレスで豪快に圧殺した。

 前日の後楽園大会では鈴木みのる&デイビーボーイ・スミスJr.と仲間割れを起こしてノーコンテスト決着となり、フラストレーションを溜め込んでいたが、今大会で快勝を果たして、2024年の記念すべき1勝目をゲット。レイも「勝ったぜ。綾部は相変わらずでけぇし、芦野もやっぱり強えな。だが、今日いい勝利を掴むことができたぜ」と満足げだった。

 快勝で防衛戦に向けて弾みをつける結果に。ジュンは「次の1月14日、世界タッグの防衛戦だ。あいつらペラペラとうるさいから、ナルシストの大森北斗の心を折って、中嶋勝彦、あいつの闘魂を俺たちでひねり潰してやる」と予告した。

【試合後のジュン&レイ】

▼レイ「フォー! 勝ったぜ。綾部は相変わらずでけぇし、芦野もやっぱり強えな。だが、今日いい勝利を掴むことができたぜ」

▼ジュン「2024年、一発目の勝利だ。お前、芦野にジャーマンで投げられてなかった?」

▼レイ「いや、気のせいじゃないか」

▼ジュン「今、何キロあるんだ?」

▼レイ「150くらい」

▼ジュン「珍しいな。まあ、それよりも次の1月14日、世界タッグの防衛戦だ。あいつらペラペラとうるさいから、ナルシストの大森北斗の心を折って、中嶋勝彦、あいつの闘魂を俺たちでひねり潰してやる。DOOM」

【芦野の話】「クソ。初めて綾部と組んで、まあ、いいでしょう。いいもん持ってるし、あのデカさはメチャクチャ武器になるでしょう。俺にはないものを持ってるんで。ただ、俺は俺で武器を山ほど持ってるから。ジュン&レイ、しっかりお前ら世界タッグ防衛しろよ。中嶋勝彦なんかにこれ以上ベルトをくれてやるな。今、この混とんとした全日本プロレス、俺も動くよ。もう休んでいる期間とか関係ねえよ。俺も動いてやるよ。俺は俺の意志でプロレスしてんだよ。わかったか」

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