1/4【新日本】新春ランブルで飯塚が5年ぶりサプライズ復活! フジタ“Jr."ハヤトも登場
『WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム』東京ドーム(2024年1月4日)
「KOPW 2024」進出権争奪ニュージャパンランボー
新春恒例ランブル戦に飯塚高史が5年ぶりにサプライズ復活。みちのくプロレスのフジタ“Jr."ハヤトも登場し、ドームを沸かせた。
KOPWは1年間限定のタイトルで、新年には新たに王者を決めるのがルール。あす(5日)の墨田区大会で行われる「KOPW 2024」決定戦4WAYマッチへの進出権を懸けた時間差バトルロイヤル・ニュージャパンランボーが本戦開始前に行われた。
例年、他団体、レジェンド選手などが登場してきたが、今年はまずみちのくのハヤトが15番目に登場。花道で乱闘を繰り広げていた体操着姿のYOHとSHOの首根っこをつかんで強制連行すると、金丸に華麗なキックのコンボを決め、DOUKIをK.I.Dで絞め上げるなどドームを沸かせた。
19番目として現れたのが何と飯塚。2019年2月の引退から約5年ぶりの復活を遂げた。現役時代と変わらぬ肉体美で花道に現れると、矢野、石森、オーエンズがやってきても次々に噛みついてからリングイン。拷問軍が差し出したTシャツに袖を通したかと思いきや、ハルク・ホーガンばりに引き裂き、タイチが投入したアイアンフィンガーを装着して拷問軍を次々に失格に追い込んだ。
タイチから握手を求められた飯塚は応じたものの、次の瞬間、タイチの頭に噛みついてなおも暴走。大勢で二人まとめて場外に落とされて失格となったものの、試合後も因縁のテレビ朝日・野上慎平アナウンサーを襲撃するなど大暴れを見せた。
ランブル戦は矢野、YOH、オーカーン、石森の4人が生き残り。明日1・5墨田区大会で「KOPW 2024」争奪戦を争うことになった。4人はバックステージで制限時間10分で最後にピンフォールもしくはギブアップを奪った選手が勝者となる形式に合意した。
【フジタ“Jr"ハヤトの話】「初めての東京ドーム、花道、最高だったね! マジで『こんなにも緊張しねえんだ』って思ったぐらい緊張しなかったけど、俺ってやっぱこういう舞台が似合うなって改めて再確認したんで、今日はサプライズ的にこうやって呼んでいただいたんでね。ファンの人たちもビックリしたと思うんで、せっかくだったら俺がドームに立ってる姿を見たかったと思いますけど、それがまた実現できるように、とりあえず今目の前にあるガンというものを倒して、また元気な姿で、この場所に帰ってきたいと思います。ホントに最高でした。プロレスラーでいてよかったなってマジで思えたんで。このパワーは誰よりも俺がもらってると思うし、ドームを歩けた、そしたらガンなんて倒せる。それぐらいの俺の夢だった新日本プロレスさん、1・4東京ドーム大会。マジで特別でした。こんな素敵な場をいただいたんで、ガンなんかに負けるわけにいかないんでね。絶対勝ちます。そしてまたドームに呼んでもらえるように頑張るんで、今日はちょっと負けちゃって悔しいっすけど、これで手術までとりあえず持ちそうなんで、あとは手術を乗り越えて、また皆さんの前に元気で帰ってきたいと思います。ありがとうございました」
【タイチの話】「2022年からか、忘れたけど矢野とKOPW始めてから1年半ぐらい追っかけてきて、やっと2023の覇者になったけど、覇者の幕切れはあっけなかったなと思って。もちろん狙ってなかったわけじゃないけど、ちょっと自分なりに今日は東京ドームということもあってね、企てすぎたかな、自分の中で。いろんなこと、ちょっと仕掛け過ぎちゃったかなというね。まあ、飯塚の体を見て分かる通り、たぶん、あいつやりたがってんだよ。まだまだできんじゃないの? 今日はあんな形で終わったけど、そうだな、さっきアイアン・フィンガーも盗まれちまったし、この続きは3月の『聖帝ツアーin札幌』で続けようぜ、飯塚。そこで決着つけよう。ま、こんなあっけない2024年の幕切れってことは、俺もいい形、いい意味でKOPW卒業なのかなと思うし、さんざんやってきたし、自分的にはもう満足してるし。いや、かと言って、もう絶対狙わないってことでもないし。いったん今日は縁がなかったってことでね、2024とは。まあ今日で一回区切りつけて、卒業なのかなと。これからのことはね、今日でいろいろ動きもあるだろうし、これからまた決めていきたいと思います。まあ優也とSANAやんのサポートをしっかりしてね、いい結果になるように。以上です。今年も俺とタイチチャンネル、チャンネル登録と高評価よろしく。二刀流続けていくから、よろしくな」
【試合後の矢野、YOH、オーカーン、石森】
▼オーカーン「おい、ジョン・モクスリー! 来てるんだろ? おい、この髪結わなかったのは貴様に恨みを晴らすための臥薪嘗胆だ。あの時の恨み、忘れちゃいねえぞ。明日、KOPW支配して、電流爆破マッチでも、ノーDQでも、場外ランチマット(※本人発言ママ)でも、なんでもやってやるよ。そして、おい、モクスリー、てめえを処刑してやるよ! ともかく明日だ、明日! 明日、今日一番最初に入って、一番最後まで残ったこの余が主役だ。明日のKOPWも、この余が残りの虫けら愚レスラーを処刑してやるよ!」
▼石森「(※ここでコメントスペースに姿を現し)オーイ、オイ! 何勝手なこと言ってんだ、てめえ、おい! なに? 虫けら? あぁっ?」
▼オーカーン「虫けらがなんか用があんのか? おい。どうせやられる運命なんだよ」
▼矢野「(※YOHと一緒にコメントスペースに入ってきて)ふざけんな、この野郎、おい!」
▼オーカーン「(※矢野たちの方を見て)おい、何しに来た!」
▼矢野「てめえ、ふざけんなよ、この野郎!」
▼YOH「(※妙なテンションで)ふざけんな、バカヤロー、お前ー!」
▼矢野「言ってやれ、オラ!」
▼YOH「ふざけんな、バカヤロー、お前ー!」
▼オーカーン「寄ってたかって余を袋叩きにしておいて、なんの面だ? それは。今さら何しに来たんだよ。それでも……」
▼YOH「(※オーカーンの言葉を遮るように)ふざけんな、バカヤロー、お前ー!」
▼オーカーン「(※YOHの妙なテンションに戸惑ったものの、マイクでテーブルを叩いて気を取り直して)OK、OK。どうせ貴様らを処刑するのなんかな、20…いや10分あれば余裕なんだよ」
▼石森「10分で処刑できんの?」
▼オーカーン「ああ、やってやるよ。3人とも処刑してやる、10分で」
▼矢野「バカ野郎。こいつ頭イカれてるぞ?」
▼オーカーン「それはよ、明日わかることだ、明日!」
▼矢野「10分?」
▼オーカーン「覚悟できてんのか?」
▼矢野「10分? お前だよ、お前!」
▼オーカーン「10分でやってやるよ!」
▼矢野「おめえのことやっちまうぞ、10分で、この野郎、タコが!」
▼オーカーン「かかってこいよ!」
▼石森「10分で…10分は無理だと思うぞ、ハハハハハ」
▼オーカーン「それを見せてやるよ。いいんだな? それで」
▼矢野「おい、10分でいいのか?」
▼オーカーン「隣のヤツに聞け、そのアホ面かましてるヤツによ!」
▼YOH「俺が負けたらさ、てめえの帝国入ってやってもいいぜ〜」
▼オーカーン「いらねえよ、ボケ」
▼YOH「バーカ! 入んねえ、バーカ!」
▼矢野「よし、10分だな? お前」
▼オーカーン「ああ」
▼矢野「よーし、10分以内にやろうぜ、10分で」
▼石森「10分だな」
▼オーカーン「やってやるよ」
▼矢野「10分以内にケリつけてやるから、見とけ、お前ら、おい! こいつらな、まとめてやるぞ!」
▼オーカーン「ハッハッハッ! 余が言ったんだよ。10分で片付けてやるよ」
▼矢野「よし、10分以内にな、最後にフォール獲った者が勝ちだ」
▼石森「おぉ、面白いな、それ!」
▼オーカーン「よかろう。是非もなし。苦しゅうない」
▼矢野「制限時間10分だ。10分ピッタリだ、おい!」
▼オーカーン「よかろう」
▼矢野「最後にピン獲ったヤツが勝ちだぞ、おめえ、おい!」
▼オーカーン「ハハハハ!」
▼矢野「よし、決定だ、OK(※とYOHと共に引き上げる)」
▼オーカーン「(※石森もいなくなって一人残されると)余の手のひらに操られるだけだ」
【HENAREの話】「2023年はベルトに絡むような試合には一つも呼ばれなかった。今、自分の中で飢餓感がひどい。何かが必要だ。俺は今、飢餓にとりつかれた野蛮で獰猛な生き物と化していて、そのパワーで攻撃していくことになるかもしれない」