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1/14【新日本】オスプレイがオカダと区切りの激闘 金網戦へ襲撃WAR DOGSに「埋葬してやる」

『Battle in the Valley』アメリカ・San Jose Civic(カルフォルニア州サンノゼ)(2024年1月13日)
○オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ×

 オスプレイが28分超の激闘の末、オカダに敗れて一区切り。新日本ラストマッチとなる2・11大阪大会での金網マッチへ向けて襲撃してきたBC WAR DOGSに「埋葬してやる」と通告した。

 AEWと契約したオスプレイは2・11大阪大会を最後に新日本を離脱する。その前に新日本へ導いた恩人・オカダとの一騎打ちを希望。この日、サンノゼの地で実現した。

 両者は一進一退の激しい攻防を展開。場外DDTを連発したオカダが主導権を握れば、オスプレイもプランチャ、ピッピーチェリオと空中殺法を連発して押し返す。オカダがマネークリップで捕らえても逃れ、サイレントウィスパー、オスカッターと得意技を連発した。

 オカダは場外ツームストンパイルドライバーで逆襲。レインメーカーはオスプレイがその場飛びスパニッシュフライで切り返しても、開脚式ツームストンで突き刺す。オスプレイもレインメーカーを阻止してスタイルズクラッシュで応戦したが、オカダは掟破りの逆ストームブレイカーで返り討ち。レインメーカーをさく裂させた。

 キックアウトしたオスプレイはドロップキックを連発するオカダにライガーボムで反撃。ヒドゥンブレードをぶち込むと、掟破りの逆レインメーカーを連発していく。そしてストームブレイカーを爆発させたが、3カウントは奪えない。むき出しの右ヒジで繰り出したヒドゥンブレードが空を切ると、オカダはショートレンジラリアットを連打。ヘビーレイン式ツームストンで突き刺すと、レインメーカーでダメ押しして3カウントを奪った。

 28分34秒の激闘はオカダに凱歌。これにて両者の戦いは一区切りとなった。試合後、オカダが右手を差し出して握手を交わすと、二人は抱擁。大団円と思われたその時、デビッド・フィンレー率いるBC WAR DOGSがリングに駆け込んできた。フィンレーがオカダをシレイリで殴打すると、オスプレイを集団暴行。そこへジェフ・コブ、TJPが救出に駆けつけ、エディ・キングストンも加勢してWAR DOGSを撃退した。

 新日本ラストマッチとなる2・11大阪大会でオスプレイはコブ&HENARE&TJP&フランシスコ・アキラとのUNITED EMPIREでフィンレー&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーと金網マッチで激突する。「オカダは文字通り最高のプロレスラーだ。今日、この新日本プロレスでの最後のシングルマッチをこの観客、視聴者の前で戦えたことに心から感謝したい」とメッセージを口にしたオスプレイは「残念ながらこの章は終わりを迎えるが、新しい章が始まる。この本を閉じるまであともう1戦。2月11日、大阪大会がある。あのBULLET CLUBのクソ野郎どもを仕留めて埋葬してやる!」と予告した。

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