2/7【DRAGONGATE】タッグリーグ戦へキッドがパートナーに指名も近藤拒否 一転土井と出場へ
『TRUTH GATE 2024』後楽園ホール(2024年2月7日)
△YAMATO&土井成樹vsドラゴン・キッド&近藤修司△
キッドが来月に開幕するタッグリーグ戦へ向けて近藤をパートナーに指名。しかし、近藤に「もうパートナーがいる」と拒否された。返す刀で今度は土井を勧誘したが、こちらも断られてしまったものの、その後、キッド&土井組の出場が決定した。
キッドは3・6後楽園大会で開幕するタッグリーグ『Rey de Parejas 2024』に向けてパートナーを探し中。元同門のYAMATOを勧誘したものの、「意中の相手がいる」と拒否されていた。この日、キッドは第1試合で近藤と組み、元ツインゲート王者で、最多防衛記録を保持するYAMATO&土井と対戦した。
パートナー選びは難航しているが、試合にはハイテンションで臨んだキッド。フラれたばかりのYAMATOから厳しい攻撃を浴び、長時間捕まったものの、ダイブ式飛びつきフランケンでピンチを脱した。
あとを受けた近藤は、連係を狙ったYAMATO&土井をブルドッキングヘッドロック&ランニングネックブリーカーで黙らせる。体力を回復させたキッドを呼び込み、ダメージを気にせず、KUBINAGEでキッドを相手チームに投げつける荒技を連発した。
YAMATO&土井も反撃に転じ、土井のバカタレスライディングキックからYAMATOがギャラリアの体勢に。キッドはこれをバイブルで切り返す。近藤が加勢し、コーナー上でYAMATOを肩車すると、そこにキッドが飛びついて雪崩式フランケンを敢行。すかさず近藤はランサルセを繰り出した。
キッドはケブラーダで土井を分断。近藤はYAMATOにキングコングラリアットを振り抜く。粘るYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーをカウンターで決めても、そこから近藤は丸め込み合戦に持ち込んで応戦。そのまま時間切れ引き分けのゴングが打ち鳴らされた。
実力者同士のタッグマッチは時間切れ引き分けに。試合後、近藤とのタッグに手応えを感じたキッドはマイクを持つと「決着はつかなかったけど、やっぱり近ちゃんとは楽しいな。僕と近ちゃんとのタッグいいですよね? もう1回やりたいわ。3月にタッグリーグがあるんだよ。Rey de Parejas。もしよかったら、俺のパートナーとして一緒に出ないか?」と提案した。
腕組みして険しい表情を見せる近藤に対し、キッドは「近ちゃん、はっきり言って俺の扱い方、超ザツ。でも、俺の扱い方よくわかってる〜! もうタッグ組むしかないでしょう。優勝しちゃうしかないでしょう。バナナが買ってあげるから。しかも一房。一房のバナナどう? バナナ好きでしょ」と失礼な物言いながらも必死に勧誘する。だが、近藤は「断る」と断言。「俺、もうパートナーがいてさ、もう会社に言ってあるんだよ。それでオファーしてもらってるから。残念でした」と意中のパートナーがいることを明らかにした。
「誰なのよ? 近ちゃん?」と呼びかけたものの、近藤は振り返ることなくリングをあとに。キッドは「じゃあ、土井でいいや」と今度は土井を指名したものの、一旦バックステージに下がっていた土井が改めてリングに現れ、手で×マークを作って拒否。しつこく追いすがるキッドから逃げ回った。
YAMATOに続いて、近藤と土井にも断られてしまい、うなだれるしかなかったキッドだったが、休憩時間前に土井とのタッグリーグ出場が一転して正式決定に。パートナー選びに暗雲が立ちこめていた中で、なんとか参加が決まった。が、土井自身は合体を拒否していただけに、チームワークが心配されるところだ。なお、近藤は元悪冠一色の盟友・大鷲透との出場が決まった。