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5/17【DDT】勝俣が本多返り討ちでEXTREME王座V3 6・21サウナ路上プロレスで納谷、To-y、イルシオンと4WAY戦

 『初夏のビアガーデンプロレス【DAY2】』が17日、東京・上野恩賜公園野外ステージで行われ、DDT EXTREME王者・勝俣瞬馬がアントーニオ本多を返り討ちにして3度目の防衛に成功。6月21日、千葉・アクア・ユーカリでのサウナ路上プロレスで納谷幸男、To-y、イルシオンとエニウェアフォール・サバイバル4WAYマッチによるV4戦が決まった。

 本多の挑戦を受けて勝俣が指定したルールは「歴史を残せ!!3本ポッキリ大作戦」。両者が希望した4つの試合形式を書いた紙が封筒に入れられ、無作為で観客が引いたルールで実施される形。1本目は「1カウントフォール・セコンドわさびシュークリームマッチ」。1カウントでフォールを奪ったら、相手の指定されたセコンド(To-y、クリス・ブルックス)がシュークリームを食べ、わさびが入っていたら負けとなる。まずは本多が1カウントを奪ったが、To-yが食べたシュークリームはセーフ。続いて勝俣が1カウントを奪ったものの、こちらもセーフ。その後、本多、勝俣の順で1カウントの応酬が2回ずつ続き、To-yがわさび入りを食べて本多が1本目を先取した。

 2本目は「スクランブルバンクハウス・ブラジャーハントマッチ」。所定の位置から開戦し、トップロープにセットされたブラジャーを先に着用したほうが勝ちとなる。のっけから両者は観客席で大乱闘。創作昔話ごんぎつねの応酬から、両者が同時にブラジャーを着けようとすると、本多が手間取ってしまい、勝俣が先に着用。1-1のイーブンに持ち込んだ。

 決勝の3本目は「オンリー2カウントフォールマッチ」。1カウントの奪い合いになるも、両者なかなか2カウントは許さず。勝俣がととのえスプラッシュを発射すると、本多が両ヒザで迎撃して丸め込んだが、ひっくり返した勝俣が2カウントを奪った。

 勝俣が3本勝負を制し、EXTREME王座V3を果たした。試合後、勝俣は「次は6月21日、サウナ路上プロレスで防衛戦やります。いろんな人といろんなルールで戦いたい。キャリアとか関係ない。誰でもいい」と宣言。納谷、イルシオン、To-yが次々に挑戦を表明すると「全員とやってやる」と受けて立ち、4WAY戦によるV4戦が決まった。

【勝俣の話】「歴史を残すために本多選手とやりましたが、記者会見のときから、本多さんワールドで心折れかけてたんですけど。勝つことができましたが、本多さんを超えられたとは思ってません。素晴らしい選手でDDTにとって大切なレスラーと思うんで、これからもっといろんなストーリーを作っていきたいと思いました。また挑戦してくれるなら、まだまだ防衛してまたやりたいと思います。納谷選手は酔っ払ってたんですか? いいんですよ。心のどこかで挑戦したいと思ってたんでしょ。イルシオン、メシ食いに行って、悩んでます。いっぱい若手がいて、DDTで唯一のマスクマン。彼と戦いたいねって言って、挑戦表明してくれました。彼のすべてを受け止めて彼の悩みを吹っ飛ばしてやります。To-y、やっと表明してくれました。To-yのおかげでベルトが獲れました。感謝してるから断る理由もない。全員まとめて来い。全員ぶっ飛ばしてやる。EXTREMEをどれだけの気持ちで背負ってるか、サウナ路上で見せつけてやるから。それを上回る覚悟でかかってきなさい」

【本多の話】「負けてしまいましたが勝俣と戦えてよかった。彼とはしっかりとしたシングルマッチをしたことがなかったので。彼が入って、あっという間の10年が過ぎて、いつの間にか立派なレスラーに、チャンピオンになってました」

【To-yの話】「勝俣さん、EXTREMEのベルトと共に、僕も何度も戦ってきたでしょ。次はEXTREMEをかけて僕と戦ってください。今までの思いも全部サウナで戦って一緒にととのいましょう!」

【イルシオンの話】「マスクがサウナに有利か不利か関係ない。これは令和の新しいサウナハットです。このマスク被ってEXTREME獲ってやります」

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