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5/21【新日本】TJPが藤田を技あり料理で意地の2勝目 首位クリスチャン戦へ「もう二度と負けない」

『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』アクリエひめじ(2024年5月21日)
Aブロック公式戦 ○TJPvs藤田晃生×

 TJPが藤田の奮闘を振り切って2勝目を挙げ、「もう二度と負けない」と誓った。

 開幕以来、連敗街道が続いてきたTJPだが、5・19名古屋大会でHAYATAとの技巧戦を制し、ようやく初白星を挙げた。6戦目となったこの日、2勝3敗の藤田と対決した。

 TJPは弓矢固めで捕らえ、藤田が仕掛けた腕関節を逆片エビ固めで切り返すなど技巧を発揮する。顔面ウォッシュを挟んでフロントインディアンデスロックと羽根折り固めの複合技で拷問。モンキーフリップで投げ飛ばし、ボディシザースで捕らえた藤田が腕固めを仕掛けても、カンパーナ→STFを流れるように決めた。

 劣勢が続いた藤田だったが、レッグラリアットで反撃を開始。スワンダイブ式ミサイルキック、ランニングローキックで巻き返したが、TJPはファイナルカットで黙らせる。すかさずマンバスプラッシュを放ち、ロコモーション式ハーフハッチで追い討ち。藤田もロコモーション式ジャーマンで応戦したが、TJPは卍固めで絡みつく。耐えた藤田もスピンキックをさく裂させたが、TJPは高速バックドロップで応戦。ならばと藤田はジャーマンで引っこ抜いたものの、クロス式キャメルクラッチは決められず。ピノイストレッチで捕らえたTJPがギブアップを奪った。

 TJPが藤田を破って2勝目。勝ち点を4に伸ばした。「言っただろ。俺はもう休まない。そして、もう負けない」と言い切ったTJPの次戦は5・22大阪大会。首位のクリスチャンと対決する。負ければ脱落が確定する厳しい状況だが、「何事もやり方次第だ。それが勝者やキャプテンのやること。やり方次第で成功へ導いていく。俺は約束する。有言実行だ。もう二度と負けない」と断言した。一方、4敗目を喫した藤田はティタン戦を控える。

【TJPの話】「言っただろ? 俺はもう休まない。そしてもう負けない。これまでの闘いでダメージを全く受けていないというわけではないけどな。フジタ、お前は真のヤングパンクだ。それを体感した。昔の俺もそうだった。いつか、お前はとんでもない王者になるだろう。TMDKを高みに率いることになるだろう。でも、残念ながらそれは今日ではなかった。お前は素晴らしい格闘技術を持ったテクニシャンのチームの一員だ。でもさっき、お前は最高のテクニシャンとリングに立った。心からそう思うし、お前もそれを理解しておいてほしい。だから今日、お前は無料のレッスンを受けたんだ。次はお前から俺にテストを出してほしい。楽しみだ。次があればだがな。次も、その後も多くの対戦があることを願ってる。その時までしっかりやれよ。次のラウンドで会おう。さて、次の試合といえば……いつもはそこまで先のことは考えないが……ブレイク・クリスチャンと当たる。リーグ一番のダイナミックな選手かもしれない。確か最高のスタートを切っているんだろ? その半面、俺は最悪のスタート。でも何事もやり方次第だ。それが勝者やキャプテンのやること。やり方次第で、成功へ導いていく。俺は約束する。有言実行だ。もう2度と負けない」

【藤田の話】「(崩れ落ちるように片ヒザを着き)何度でも言うけどな、優勝しか目指してきてなかったんだ。一言、悔しい! それ以外の言葉、出てこない。1勝したから、2勝したから浮かれてなんかいねえぞ。毎試合、毎試合ぶっ倒す気でやってるんだ! でも、その結果、見ろ、これだ。まだまだ(心は)折れてねえぞ!」

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