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5/27【AEW】柴田がFTW王座再挑戦も キース乱入でジェリコ、フックとの3WAY戦に不本意敗戦

 『ダブル・オア・ナッシング』が現地時間26日、ネバダ州ラスベガスで行われ、柴田勝頼が王者クリス・ジェリコ、フックとの3WAY戦でFTW王座に再挑戦。ブライアン・キースの乱入によって不本意な敗戦に終わり、またもベルト獲りを逃した。

 柴田はダイナマイト5・1ウィニペグ大会でFTW王者・ジェリコに挑戦し、ビッグビルの介入にあった末に惜敗。ダイナマイト5・22ベカーズフィールド大会でのFTWコンテンダーシリーズ決勝戦でフックとともにブライアン・キースに勝利し、再挑戦のチャンスをつかんだ。

 王者・ジェリコに柴田とフックが挑む3WAY戦。開始早々、フックがジャーマンでジェリコ、フロントスープレックスで柴田を投げてなで斬り。ならばとジェリコがリングに大量のサイコロをばらまいたが、フックがエクスプロイダー、柴田がブレーンバスターで次々に投げて裏目に。柴田とフックはダブルバックドロップでジェリコに追い討ち。次の瞬間、フックにノーザンライトスープレックスで投げられた柴田だが、すぐさまフロントスープレックスでやり返した。

 3人が竹刀を手にすると、柴田とフックが二人がかりでジェリコをめった打ち。武者返しでフックを叩きつけた柴田はリング内にテーブルを投入。フックがジェリコをテーブルに乗せ、コーナーに上がったが、柴田は雪崩式デスバレーボムでジェリコの上に叩き落とした。すかさずジェリコをテーブルに投げつけ、顔面への低空ドロップキックをグサリ。リバースインディアンデスロックでジェリコを捕らえながら、フックをアンクルホールドで絞め上げて「シバタ!」コールを起こした。

 しのいだジェリコはフックにコードブレイカーを決めて逆襲。フックが胴締め式片羽絞めで絡みついたが、ビッグビルが乱入してジェリコを救出した。フックもエプロンからのフロントスープレックスでテーブル葬にしてビッグビルを撃退。リング上ではジェリコのウォールズ・オブ・ジェリコを切り抜けた柴田が足4の字固めで捕らえる。フックも片羽絞めで絞め上げた。

 そこへ黒ずくめのマスクマンが出現。鉄製ゴミ箱で柴田を殴打すると、それをかぶせてセントーンを投下した。自らマスクを脱ぐと、正体はコンテンダーシリーズ決勝戦で柴田とフックに敗れたキースだった。フックが竹刀で殴って蹴散らしたものの、次の瞬間、ジェリコのジューダスエフェクトを被弾。大の字のままの柴田にジェリコが覆いかぶさって3カウントが入った。

 柴田の王座獲りはならず。ジェリコが大混戦となった3WAY戦を制し、FTW王座を死守した。

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