プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/27【AEW】竹下がIWGP世界ヘビー挑戦権逸す 王者モクスリーと激闘も敗戦

 『ダブル・オア・ナッシング』が現地時間26日、ネバダ州ラスベガスで行われ、竹下幸之介がIWGP世界ヘビー級王座イリミネーターマッチで王者ジョン・モクスリーと対決。激闘の末に敗れ、IWGP初挑戦を逸した。

 竹下はダイナマイト4・24ジャクソンビル大会でパワーハウス・ホブスを破ってIWGP世界王座初防衛を果たしたモクスリーに挑戦表明。勝てば挑戦決定となるモクスリーとのノンタイトル戦が決まった。ダイナマイト5・22ベーカーズフィールド大会でモクスリーに襲撃KOされた竹下だが、前日のコリジョン5・25ラスベガス大会では左腕破壊で報復を遂げたばかりだった。

 モクスリーは左腕にテーピングを施して登場。竹下はショルダーアームブリーカーなどで狙い撃ちすると、フライングラリアットで先制打を放った。モクスリーがエプロン上でのパイルドライバーを狙っても阻止し、場外に飛び降りてモクスリーの左腕をエプロンに痛打させた。モクスリーの左腕をイスに引っかけて蹴りまくった。

 その後も竹下がジャンピングアームブリーカー、ブレーンバスターと攻勢を続け、脇固めで左腕を絞め上げたが、耐えたモクスリーは竹下を場外に叩き落とし、トペスイシーダで反撃ののろしを上げた。リングに戻ると竹下がひとでなしドライバー、ジャーマンを決めたが、モクスリーはDDTで突き刺して鎮圧した。

 ならばと竹下は左腕をエルボーで殴りつけ、強烈なエルボーをアゴに振り抜いてモクスリーをねじ伏せる。すかさずワガママ(ランニングニー)を突き刺し、エルボーを乱れ打ち。掟破りの逆デスライダーを敢行した。ここで竹下はリング内に大量のイスを投入。リングに戻った瞬間、モクスリーがカーブストンプで竹下の顔面をイスに痛打させた。間髪入れずモクスリーはデスライダーを爆発。逆転の3カウントを奪った。

 竹下が激闘を繰り広げたものの王者・モクスリーに敗戦。IWGP世界ヘビー初挑戦を逃す結果となった。

プロ格 情報局