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5/30【新日本】HENAREが3ヵ月半ぶり復帰戦で快勝 鷹木戦へ「俺がNEVER王者に君臨する!」

『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』東京・後楽園ホール(2024年5月30日)
HENARE復帰戦 ○HENARE&カラム・ニューマンvsSHO&高橋裕二郎×

 HENAREが3ヵ月半ぶりに復帰。NEVER王者・鷹木信悟の眼前で裕二郎を粉砕すると、「俺が……大阪城ホールで……次のNEVER無差別級王者に君臨する!」と予告した。

 HENAREは2・11大阪大会でのケージマッチで頭部裂傷の怪我を負い、長期欠場を余儀なくされた。しかし、5・11カルフォルニア大会において、VTRを使って「NEVER無差別級王座こそが俺の運命だ。チャンピオンが誰であれ、俺はNEVER王座に挑戦する。絶対的な闘いをしてやる」と復帰宣言。6・9大阪大会で王者・鷹木への挑戦が決定した状態で、3ヵ月半ぶりの復帰戦を迎えた。

 UNITED EMPIREのニューマンと組んで、HOUSE OF TORTUREのSHO&裕二郎と激突。直前の試合に出場した鷹木がテレビ解説席から見守る中、HENAREは復帰戦とは思えぬ暴れっぷりを見せた。

 拷問軍の奇襲を受けるが、コーナーマットに顔面から叩きつけられても気にせず、自らコーナーマットに頭突きを連打して咆哮すると、一気にSHOを攻め立てる。強引に投げ飛ばし、セントーンを投下した。

 ならばと拷問軍はニューマンに照準。HENAREも剥き出しになったコーナー金具に叩きつけられてしまう。それでも再びタッチをもらうとHENAREは躍動。張り手や頭突きといった原始的な攻撃で裕二郎を痛めつけると、介入したSHOを上空高く放り投げて返り討ち。返す刀で裕二郎にはバーサーカーボムを決めた。

 裕二郎はレフェリーを盾にして追撃を防ぎ、ケインで殴りかかろうとするが、HENAREは強奪。それに噛み付いてみせる。裕二郎の金的攻撃も完璧に読んで防御。ニューマンがケブラーダでSHOを場外に分断すると、HENAREは裕二郎に強烈な串刺しニーをズバリ。一気にStreets of Rageで叩きつけて裕二郎を沈めた。

 鷹木に見せつけるように3カウントを奪ったHENAREが復帰戦で快勝。完全復活をアピールした。試合後、実況席にいた鷹木とにらみ合いを展開。バックステージでも興奮状態のHENAREは「言葉に言い表せないほど、最高な気分だ!」と豪語し、手のテーピングに残る血を舐めてみせると、「俺が……大阪城ホールで……次のNEVER無差別級王者に君臨する!」と力強く予告した。

【HENAREの話】「(※マオリ語で叫んだ後)わかるか? この気持ち……最高の気分だぜ。言葉に言い表せないほど、最高な気分だ! (※手のテーピングに残る血痕を舐めながら)この血……俺も自己犠牲をし、血を流した……プライドのために……マナのために……(※心臓に手を置きながら)心の中の……マオリタマシイ……(※マオリ語で叫び)俺が……大阪城ホールで……次のNEVER無差別級王者に君臨する!」

【ニューマンの話】「クソッタレ、なんて様だ! でも、俺たちのビッグボーイ、HENAREが帰ってきたぜ! アキラの分まで元気になったようだ。進化した。以前よりもさらに強くなった。なんてことだ! 見てわかったと思うけど、俺も増量した。そうだ、それにもかかわらず、俺はこれまで通り速い。でも、ナイトー、お前のことは忘れちゃいないぜ」

【SHOの話】「クソッタレがコラ! オイ、『BEST OF THE SUPER Jr.』だろ、オイ! (※IWGPジュニアヘビー級のベルトを指差して)この俺を差し置いて、誰にもベストだとは名乗らせねえからな、覚えとけよこのクソッタレがオラ!」

※裕二郎はノーコメント

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