12/27【WRESTLE-1】1・11査定マッチは1対3? 征矢がW-1王座挑戦実現へ「武藤敬司の首をかっ切る」(写真あり)
征矢学が27日、GENスポーツパレスで行われた『GENスポーツパレス餅つき大会&ファン感謝祭』に参加。2015年第1弾興行となる1・11後楽園大会ではWRESTLE-1王座挑戦査定試合といえる武藤敬司&越中詩郎とのタッグ対決(パートナーはAKIRA)が組まれ、「言ってみたら僕以外、元新日本の人ばかりなんですよね。これは1対3で戦うようなもの」と勝手にハンディ戦の図式を描いた征矢は、「ハナから野上さんは頼りにしない。私一人で戦う。その中で武藤敬司の首をかっ切ってやるしかない」と王者からの直接勝利を見据えた。
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12・22後楽園大会。武藤が真田聖也の挑戦を退け、W-1王座初防衛を果たした直後、征矢がリングに上がり、同王座挑戦を表明した。が、武藤の返答は「保留」というもの。2015年第1弾興行となる1・11後楽園大会では「武藤&越中vsAKIRA&征矢」のタッグマッチが組まれ、武藤は「次の挑戦者にふさわしいか、この試合を通じて見極めたい」と征矢査定マッチに定めた。
征矢にすればお預けを食らった形。ならば武藤が挑戦を認めるだけの結果と内容を残すのみで、征矢も「ベルトに挑戦したい気持ちは今も変わらないですからね。武藤さんに『お前暑苦しいし、しつこいよ』と。そこまで言わせてやりますよ」と気持ちを切り替えて意気込んでいる。
だが、征矢にすればこの一戦の顔触れは旗色が悪いとなる。「言ってみたら僕以外、元新日本の人ばかりなんですよね。これは1対3で戦うようなものですよ」と唯一共通点がないこともあって、勝手にハンディ戦の状況を想定。「パートナーのノガちゃん(AKIRA)も武藤さんと同期。もしかしたら武藤さんを助けるかもしれない」とAKIRAとの関係をおかしくしかねない問題発言を口にし、「ハナから野上さんは頼りにしない。私一人で戦う。その中で武藤敬司の首をかっ切ってやるしかない。1対3の中で酷だけど、それを成し遂げないと先に進めない」と覚悟を決め、王者からの直接勝利をベルト挑戦の実績とする構えをみせた。
「征矢とは作品を作るに不安な相手でもあるよな。避けて通ってもいいかなという気もしてますね」と消極的な武藤を振り向かせるのは容易ではない。それでも征矢は「天才と馬鹿は紙一重と言いますからね。『俺に障るな』とよく言われるけど、嫌よ嫌よも好きのうちなんじゃないですかね」とあくまでも前向き。「それに作品って言うけど、天才・武藤敬司に不可能はないんじゃないですか?」とさりげなく武藤をヨイショしつつ対戦を呼びかけていた。
【征矢の話】
――W-1王座挑戦を武藤に「保留」され、1・11後楽園大会では査定マッチが組まれたが?
▼征矢「言ってみたら僕以外、元新日本の人ばかりなんですよね。これは1対3で戦うようなものですよ。パートナーのノガちゃん(AKIRA)も武藤さんと同期。もしかしたら武藤さんを助けるかもしれない。何といってもその1対3の図式を破るしかない。ワイルドというのはタッグの初代を決める時も厳しい状況下で戦う覚悟を持ってやってた。今回も1対3の図式で戦う覚悟はできてますよ。3人は同じ時期に活躍されてた。私も昔ドラム缶で……」
――ブラウン管のことでは?
▼征矢「そう、ブラウン管を通してみてた。ということはおそらく活躍された時に出来上がったあうんの呼吸みたいなものがあると思うんですよ」
――確かに武藤&越中組は元IWGPタッグ王者で、越中&AKIRAは平成維震軍で共闘していた……
▼征矢「で、武藤さんとノガちゃんは同期。僕だけ共通点がないんですよ。僕の同期は千葉県の道場で一緒だった猫、ゴキブリ、ネズミだと思ってる。ハナから野上さんは頼りにしない。私一人で戦う。その中で武藤敬司の首をかっ切ってやるしかない。1対3の中で酷だけど、それを成し遂げないと先に進めない。ベルトに挑戦したい気持ちは今も変わらないですからね。武藤さんに『お前暑苦しいし、しつこいよ』と。そこまで言わせてやりますよ」
――武藤は「征矢とは作品が作れるか不安」と言っていたが?
▼征矢「そんなものどうでもいいんですよ。プロレスは生もの。賞味期限がきれたミカンをどうおいしく料理するかですよ。天才と馬鹿は紙一重と言いますからね。『俺に障るな』とよく言われるけど、嫌よ嫌よも好きのうちなんじゃないですかね。それに作品って言うけど、天才・武藤敬司に不可能はないんじゃないですか?」