【ドラディション】7・4後楽園で長井25周年大会決定、KENSOと組んで船木&真霜と対戦 2016/5/30
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藤波辰爾が30日、東京・南青山のシーホースコーポレーションで会見し、7・4後楽園ホール大会『DRADITION 2016 SECOND 長井満也デビュー25周年記念大会』の開催を発表。レスラー人生初の記念試合を迎える長井はKENSOと組んで船木誠勝&真霜拳號との対戦が決まり、「見に来た人の気持ちに残る大会、試合にできれば」と意気込んだ。 ◇ ドラディションの2016年第2弾興行となる7・4後楽園大会の開催が決まった。しかも長井のデビュー25周年記念大会として行われる。 長井は89年に新生UWFに入門。UWF分裂後に前田日明が立ち上げたリングスに身を投じ、91年8月1日にデビュー。その後、K-1参戦を経て、全日本、新日本などで活躍し、現在はドラディション所属として活動している。 これまで10周年、20周年といった節目で記念試合を行うことのなかった長井だが、25周年を迎えるに際し、「これまでそういう節目になることやったことなかったし、次の30年までやれるかどうかわからなので、自分の中でレスラーとしてやってきた記念、形になるものを残したい」との思いに駆られた。そして藤波に相談して記念大会の開催が決定。当日、長井はKENSOと組んで船木&真霜と対戦する記念試合に登場する。 長井自身の意向が反映されて組まれたカードだ。KENSOとは全日本でDK(ダーク・キングダム)を結成し、相手の船木はUWF時代の先輩。真霜ともDKで共闘し、3・29後楽園大会ではタッグ対決(長井&スーパー・タイガーvs関本大介&真霜)で火花を散らしている。パートナー、対戦相手のいずれもゆかりある顔触れで、長井は「KENSO選手が出ることで、ドラディションの新しい雰囲気が出ると思ってKENSO選手をお願いしたのと、船木さんに関しては皆さんご存知の通り、自分のUWF時代の大大先輩。真霜選手は自分と同年代というより、自分より一つ若い世代の中で自分がこれから試合をしていきたいなと思う選手」と理由を説明。「今まで自分を応援してくれた人に見てもらって、記念に残るというか、寂しい言い方かもしれないけど、見てる人の記憶に残してもらえるような試合をしたい」と意気込みを話した。 当日は長井の26周年記念セレモニーも予定。「長井選手の記念大会というのが前面に出るような演出、構成も考えているところ」という藤波は、「僕の40周年の時もありえない人をリングに上げたというのがありますからね。25周年を機にサプライズになるような選手をね」と長井にゆかりある人物の来場を示唆し、「ちょっと怖いです」と本人を苦笑させた。 また、自身のカードについて藤波は「ただ試合を組むんじゃなくて、それもまたやる意義のあるカードを組もうかなと」と考えている。同大会には藤原喜明、秋山準らの参戦が決定。「TAJIRI君もいますし、久々に藤原選手も出ますんでね。前回出てもらった秋山君もいます。前回と違った、ちょっとオッていうようなカードを考えてます」と意外性のあるカードを組む可能性を示していた。 ☆7/4(月)東京・後楽園ホール『DRADITION 2016 SECOND 長井満也デビュー25周年記念大会』17:45開場、18:30開始 ▼長井満也デビュー25周年記念試合 真霜拳號 船木誠勝 (1/60) KENSO 長井満也 [出場予定選手] 藤波辰爾 藤原喜明 ヒロ斉藤 LEONA 倉島信行 秋山準 TAJIRI アレクサンダー大塚 スーパー・タイガー タカ・クノウ 藤田峰雄 田村和宏 三州ツバ吉 CHANGO 【会見の模様】 ▼藤波「ドラディションとして今年2回目の大会なんですが、とにかくドラディションはやる回数が多くないので、一つ一つをファンの思い出に残るような大会にしようということで、今回は長井選手の25周年がありますので、長井選手がこれまで歩んできたプロレス人生、それを思う存分発揮できる大会になるように我々も協力しますし、自分の試合もただ試合を組むんじゃなくて、それもまたやる意義のあるカードを組もうかなと。今日はメインイベントしか発表しませんけど、これから続々とカードが出てくると思いますので、よろしくお願いします」 ▼長井「今まで自分がデビューした中で10年、15年、20年の節目の時で、こういう記念になるような試合をしたことがなかったので、藤波さんにご相談させていただいて、藤波さんのご厚意で25周年の試合をドラディションでやらせていただくことになりました。藤波さんが言われたように、見に来た人の気持ちに残る大会、試合にできればと思っていますので、皆さん、よろしくお願いします」 ――記念試合のカードは長井選手の意向が含まれている? ▼長井「出させていただきました。いろんな組み合わせを自分で考えて、藤波さんに相談させてもらって。KENSO選手に関してはここ数年、全日本でタッグを組んでて、またドラディションというリングにKENSO選手が上がったことがなかったので。KENSO選手が出ることで、ドラディションの新しい雰囲気が出ると思ってKENSO選手をお願いしたのと、船木さんに関しては皆さんご存知の通り、自分のUWF時代の大大先輩ということで対戦相手に入れていただきました。真霜選手は自分と同年代というより、自分より一つ若い世代の中で自分がこれから試合をしていきたいなと思う選手が数名いて、その中で藤波さんにご相談させてもらって真霜選手に出てもらうことになりました」 ――パートナーも対戦相手も縁のある選手になるが? ▼長井「名前を聞いて考えると、かなり思い出が出てくる人たちなので、そういう意味ではKENSO選手も船木さんも真霜選手も自分の記念試合のオファーを気持ちよく受けてもらえたので凄く感謝してます」 ――藤波選手はこの一戦にどんな期待を? ▼藤波「今、長井選手が言ったように、記念試合は僕が一方的に組むんじゃなくて、誰とやりたいのか、どういうものを押し出したいか、これは長井選手に聞くのが一番と思ってこのカードが出たんですけどね。とにかく試合だけじゃなくて、長井選手の記念大会ですから、本人には言ってないけど、出番を多く考えてますんでね」 ――ダブルヘッダーの可能性もあると? ▼藤波「ダブルヘッダーなのか、3試合やってもらおうか…それは難しいでしょうけど、とにかく長井選手の記念大会というのが前面に出るような演出、構成も考えているところです。選手にとってはその時しかないんでね。僕は今まで10年、15年、20年…今年45年になりますけど、選手はそういう思い出に残る大会を記念にしたいんで、協力できる範囲で協力したいと思います」 ――記念セレモニーなどもあると? ▼藤波「そういうものも考えてます」 ――ゆかりのある人が来場する可能性もある? ▼藤波「自分から声をかける人もいるでしょうし、長井選手にお願いして声をかけてもらう人もいるでしょう。長井選手の25周年を感じてもらえる大会にしたいんでね」 ――具体的に来てもらいたい人はいる? ▼長井「それ、誰かの名前を俺に言わそうとしてるんですか?(笑) ▼藤波「僕の40周年の時もありえない人をリングに上げたというのがありますからね。25周年を機にサプライズになるような選手をね」 ▼長井「ちょっと怖いです(苦笑)」 ▼藤波「ちょっと火花が散るような選手をね(笑)」 ――藤波選手のリングで25周年記念試合を迎える気持ちは? ▼長井「僕が小学校5年生の時に、自分は北海道出身なんですけど、自分が住んでた北海道の砂川というところの体育館のこけら落とし的なイベントで当時、新日本さんがこられて大会をしたんですね。そこで生まれて初めてレスラーの人にサインをもらったのが藤波さんなんですよ。そういう意味では僕としては思い出があるというか、まさか自分がその時、憧れてサインをもらった人の団体で自分が節目となる試合をさせてもらえるのは凄くうれしいのと、感謝の気持ちでいっぱいです」 ――今まで10周年、20周年はなかったが? ▼長井「去年、自分の同期の冨宅君と会った時に、冨宅君がここ(胸)に25と書いてあるシャツを着てて、どうしたんだろうなと思ったら冨宅君が去年25周年だったと。そういえば俺、彼の1年後にデビューしてるから来年25周年だなとその時に気がついて、これまでそういう節目になることやったことなかったし、次の30年までやれるかどうかわからなので、自分の中でレスラーとしてやってきた記念、形になるものを残したいなと思って藤波さんにお願いしました」 ▼藤波「ドラディションに上がってる流れで、彼も遠慮深いというか、25周年というのがあったんで、そういうのは言ってもらってよかったんでね。みんなで祝って記念になるような試合にしましょうということで今回の大会になりました」 ――記念試合では25年間で培った自分の全てを出したい? ▼長井「出したいのと、今まで自分を応援してくれた人に見てもらって、記念に残るというか、寂しい言い方かもしれないけど、見てる人の記憶に残してもらえるような試合をしたいです。『長井ってそういえばそんな奴いたね』っていうんじゃなくて、『長井のあの時の試合よかったね』っていうような、記憶に残るような一つの試合にできたらと思います」 ――藤波選手自身のカードは? ▼藤波「TAJIRI君もいますし、久々に藤原選手も出ますんでね。前回出てもらった秋山君もいます。前回と違った、ちょっとオッていうようなカードを考えてます」
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藤波辰爾が30日、東京・南青山のシーホースコーポレーションで会見し、7・4後楽園ホール大会『DRADITION 2016 SECOND 長井満也デビュー25周年記念大会』の開催を発表。レスラー人生初の記念試合を迎える長井はKENSOと組んで船木誠勝&真霜拳號との対戦が決まり、「見に来た人の気持ちに残る大会、試合にできれば」と意気込んだ。
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ドラディションの2016年第2弾興行となる7・4後楽園大会の開催が決まった。しかも長井のデビュー25周年記念大会として行われる。
長井は89年に新生UWFに入門。UWF分裂後に前田日明が立ち上げたリングスに身を投じ、91年8月1日にデビュー。その後、K-1参戦を経て、全日本、新日本などで活躍し、現在はドラディション所属として活動している。
これまで10周年、20周年といった節目で記念試合を行うことのなかった長井だが、25周年を迎えるに際し、「これまでそういう節目になることやったことなかったし、次の30年までやれるかどうかわからなので、自分の中でレスラーとしてやってきた記念、形になるものを残したい」との思いに駆られた。そして藤波に相談して記念大会の開催が決定。当日、長井はKENSOと組んで船木&真霜と対戦する記念試合に登場する。
長井自身の意向が反映されて組まれたカードだ。KENSOとは全日本でDK(ダーク・キングダム)を結成し、相手の船木はUWF時代の先輩。真霜ともDKで共闘し、3・29後楽園大会ではタッグ対決(長井&スーパー・タイガーvs関本大介&真霜)で火花を散らしている。パートナー、対戦相手のいずれもゆかりある顔触れで、長井は「KENSO選手が出ることで、ドラディションの新しい雰囲気が出ると思ってKENSO選手をお願いしたのと、船木さんに関しては皆さんご存知の通り、自分のUWF時代の大大先輩。真霜選手は自分と同年代というより、自分より一つ若い世代の中で自分がこれから試合をしていきたいなと思う選手」と理由を説明。「今まで自分を応援してくれた人に見てもらって、記念に残るというか、寂しい言い方かもしれないけど、見てる人の記憶に残してもらえるような試合をしたい」と意気込みを話した。
当日は長井の26周年記念セレモニーも予定。「長井選手の記念大会というのが前面に出るような演出、構成も考えているところ」という藤波は、「僕の40周年の時もありえない人をリングに上げたというのがありますからね。25周年を機にサプライズになるような選手をね」と長井にゆかりある人物の来場を示唆し、「ちょっと怖いです」と本人を苦笑させた。
また、自身のカードについて藤波は「ただ試合を組むんじゃなくて、それもまたやる意義のあるカードを組もうかなと」と考えている。同大会には藤原喜明、秋山準らの参戦が決定。「TAJIRI君もいますし、久々に藤原選手も出ますんでね。前回出てもらった秋山君もいます。前回と違った、ちょっとオッていうようなカードを考えてます」と意外性のあるカードを組む可能性を示していた。
☆7/4(月)東京・後楽園ホール『DRADITION 2016 SECOND 長井満也デビュー25周年記念大会』17:45開場、18:30開始
▼長井満也デビュー25周年記念試合
真霜拳號
船木誠勝
(1/60)
KENSO
長井満也
[出場予定選手]
藤波辰爾
藤原喜明
ヒロ斉藤
LEONA
倉島信行
秋山準
TAJIRI
アレクサンダー大塚
スーパー・タイガー
タカ・クノウ
藤田峰雄
田村和宏
三州ツバ吉
CHANGO
【会見の模様】
▼藤波「ドラディションとして今年2回目の大会なんですが、とにかくドラディションはやる回数が多くないので、一つ一つをファンの思い出に残るような大会にしようということで、今回は長井選手の25周年がありますので、長井選手がこれまで歩んできたプロレス人生、それを思う存分発揮できる大会になるように我々も協力しますし、自分の試合もただ試合を組むんじゃなくて、それもまたやる意義のあるカードを組もうかなと。今日はメインイベントしか発表しませんけど、これから続々とカードが出てくると思いますので、よろしくお願いします」
▼長井「今まで自分がデビューした中で10年、15年、20年の節目の時で、こういう記念になるような試合をしたことがなかったので、藤波さんにご相談させていただいて、藤波さんのご厚意で25周年の試合をドラディションでやらせていただくことになりました。藤波さんが言われたように、見に来た人の気持ちに残る大会、試合にできればと思っていますので、皆さん、よろしくお願いします」
――記念試合のカードは長井選手の意向が含まれている?
▼長井「出させていただきました。いろんな組み合わせを自分で考えて、藤波さんに相談させてもらって。KENSO選手に関してはここ数年、全日本でタッグを組んでて、またドラディションというリングにKENSO選手が上がったことがなかったので。KENSO選手が出ることで、ドラディションの新しい雰囲気が出ると思ってKENSO選手をお願いしたのと、船木さんに関しては皆さんご存知の通り、自分のUWF時代の大大先輩ということで対戦相手に入れていただきました。真霜選手は自分と同年代というより、自分より一つ若い世代の中で自分がこれから試合をしていきたいなと思う選手が数名いて、その中で藤波さんにご相談させてもらって真霜選手に出てもらうことになりました」
――パートナーも対戦相手も縁のある選手になるが?
▼長井「名前を聞いて考えると、かなり思い出が出てくる人たちなので、そういう意味ではKENSO選手も船木さんも真霜選手も自分の記念試合のオファーを気持ちよく受けてもらえたので凄く感謝してます」
――藤波選手はこの一戦にどんな期待を?
▼藤波「今、長井選手が言ったように、記念試合は僕が一方的に組むんじゃなくて、誰とやりたいのか、どういうものを押し出したいか、これは長井選手に聞くのが一番と思ってこのカードが出たんですけどね。とにかく試合だけじゃなくて、長井選手の記念大会ですから、本人には言ってないけど、出番を多く考えてますんでね」
――ダブルヘッダーの可能性もあると?
▼藤波「ダブルヘッダーなのか、3試合やってもらおうか…それは難しいでしょうけど、とにかく長井選手の記念大会というのが前面に出るような演出、構成も考えているところです。選手にとってはその時しかないんでね。僕は今まで10年、15年、20年…今年45年になりますけど、選手はそういう思い出に残る大会を記念にしたいんで、協力できる範囲で協力したいと思います」
――記念セレモニーなどもあると?
▼藤波「そういうものも考えてます」
――ゆかりのある人が来場する可能性もある?
▼藤波「自分から声をかける人もいるでしょうし、長井選手にお願いして声をかけてもらう人もいるでしょう。長井選手の25周年を感じてもらえる大会にしたいんでね」
――具体的に来てもらいたい人はいる?
▼長井「それ、誰かの名前を俺に言わそうとしてるんですか?(笑)
▼藤波「僕の40周年の時もありえない人をリングに上げたというのがありますからね。25周年を機にサプライズになるような選手をね」
▼長井「ちょっと怖いです(苦笑)」
▼藤波「ちょっと火花が散るような選手をね(笑)」
――藤波選手のリングで25周年記念試合を迎える気持ちは?
▼長井「僕が小学校5年生の時に、自分は北海道出身なんですけど、自分が住んでた北海道の砂川というところの体育館のこけら落とし的なイベントで当時、新日本さんがこられて大会をしたんですね。そこで生まれて初めてレスラーの人にサインをもらったのが藤波さんなんですよ。そういう意味では僕としては思い出があるというか、まさか自分がその時、憧れてサインをもらった人の団体で自分が節目となる試合をさせてもらえるのは凄くうれしいのと、感謝の気持ちでいっぱいです」
――今まで10周年、20周年はなかったが?
▼長井「去年、自分の同期の冨宅君と会った時に、冨宅君がここ(胸)に25と書いてあるシャツを着てて、どうしたんだろうなと思ったら冨宅君が去年25周年だったと。そういえば俺、彼の1年後にデビューしてるから来年25周年だなとその時に気がついて、これまでそういう節目になることやったことなかったし、次の30年までやれるかどうかわからなので、自分の中でレスラーとしてやってきた記念、形になるものを残したいなと思って藤波さんにお願いしました」
▼藤波「ドラディションに上がってる流れで、彼も遠慮深いというか、25周年というのがあったんで、そういうのは言ってもらってよかったんでね。みんなで祝って記念になるような試合にしましょうということで今回の大会になりました」
――記念試合では25年間で培った自分の全てを出したい?
▼長井「出したいのと、今まで自分を応援してくれた人に見てもらって、記念に残るというか、寂しい言い方かもしれないけど、見てる人の記憶に残してもらえるような試合をしたいです。『長井ってそういえばそんな奴いたね』っていうんじゃなくて、『長井のあの時の試合よかったね』っていうような、記憶に残るような一つの試合にできたらと思います」
――藤波選手自身のカードは?
▼藤波「TAJIRI君もいますし、久々に藤原選手も出ますんでね。前回出てもらった秋山君もいます。前回と違った、ちょっとオッていうようなカードを考えてます」
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