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9/21【全日本】征矢の態度に激怒 秋山が10・9後楽園での一騎打ちを要求、W-1側に土肥&熊ゴロー参戦もオファー

 秋山準が21日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、WRESTLE-1・征矢学について言及。9・19後楽園大会に来場し、大森隆男に対戦を直訴した征矢の態度に激怒。「リング上でしっかりタイツとシューズ持ってきて俺の前に一人で立て」と10・9後楽園大会での一騎打ちを要求し、「プロレス教えてやろうかなと。復帰の日だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやる」と制裁を予告した。

 9・19後楽園大会に征矢が来場し、大森に復帰戦(W-1 10・9後楽園)での対戦を直訴。大森も受けて立つ決断をし、GET WILD対決が決まった。

 大森の意思にゆだねた秋山だけに対戦に不満はないが、征矢に対しては怒りしかない。他団体のリングに直訴しに来ながら、征矢は普段通りの軽いノリを崩さず、前日にW-1が開いた「征矢vs大森」発表会見でも、かつてのGET WILD会見を再現するような軽妙なやり取りをみせた。これには秋山も激怒。「しっかり来るのかなと思ったけど、いきなりおちゃらけてるし。そういうところ俺、嫌いだから。筋通す時は通さないといけないし、大森が悪いのかわからないけど、馴れ合いとかそういうの大嫌いだから」と嫌悪感をむき出しにした。

 そこで秋山は征矢が復帰戦を行う同日開催となる10・9後楽園大会への出頭を要求。「リング上でしっかりタイツとシューズ持ってきて俺の前に一人で立てと。ウチは大森を出すんだから、お前も来いと。俺の前に立て」と一騎打ちを迫った。

 早期返答を要求した秋山は「怖かったら来なくていい」と逃げ場も用意したが、もし征矢が対戦に合意することになれば容赦しない。征矢は「僕には僕のスタイルがある」と主張していたが、それも秋山の怒りに油を注いだ。「こっちに来てお願いしに来て、お前のスタイルは関係ないだろ。こっちに合わせて筋通さなきゃいけないだろ」と正論を口にした秋山は、「それは彼らのスタイルかわからないけど、俺は戦いありきできてるんで。プロレス教えてやろうかなと。復帰の日だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやります」と制裁を予告した。

 さらに秋山は「武藤(敬司)社長へのお願い」として、土肥孝司&熊ゴローの10・9後楽園参戦をW-1側に要請。「こっちのリングで彼らがどういうふうな試合をするのか、こちらの若い奴らがどうするのか、それも見てみたいなと。あいつらも一回恥かいてるんでね、どういうふうに動くのか見てみたい」と野村直矢&青柳優馬との再戦を組む意向を示した。

【会見における秋山】
▼秋山「お忙しいところありがとうございます。(9・19)後楽園大会に征矢君が来て、大森に対戦を直訴して、大森本人に対戦のことは任すと。本人はやるということで昨日の会見の内容も見たし、当日の征矢君の態度……俺はしっかりちゃんと筋を通して言葉もちゃんとしてくるのかなと思ったら…。何かあれが彼のスタイルなのか俺はわからないけど、俺はこいつはどうなのかな?と。ワイルドをどういうふうに追求するとか、そういうのか俺はわからないけど、10月9日はWRESTLE-1は僕らの前に試合してると思うんで、彼らのワイルドなところは彼が言うのはどういうものなのか。俺もわりとワイルドなので、リング上でしっかりタイツとシューズ持って俺の前に一人で立てと。ウチは大森を出すんだから、お前も来いと。俺の前に立てと思ってます。だからこれは別にまだ何もないんで。怖かったら来なくてもいいから。『その時は僕は復帰戦なんで1試合にしてください』と言うなら別に来なくていい。早めに答えを出してもらいたい。それとW-1とは前にやってるんで、僕が(8・11)横浜文体に上がった時の若いの二人(土肥孝司&熊ゴロー)も。これは武藤社長にその二人もこっちにやってもらって、前回俺が怒った続きをこちらでやらせてもらえないかということは僕からの武藤さんに対するお願いです。こっちのリングで彼らがどういうふうな試合をするのか、こちらの若い奴らがどうするのか、それも見てみたいなと。あいつら(野村&青柳)も一回恥かいてるんでね、どういうふうに動くのかも見てみたい。これはW-1への僕からのお願いと征矢に対する答えを聞かせてほしいということです」

――もし征矢が10・9後楽園にタイツとシューズを持ってやってきた場合は秋山選手が迎え撃つと?

▼秋山「タッグとかやるよりも1対1でやった方がわかりやすいと思うし。昨日の会見もみたけど、もうちょっと殺伐とするのかなと思ったら、普通に昔の。ワイルドもいいけど、昔と変わってないといいけないと思うな、俺は。でも昨日のをみてる感じだと昔のを普通にやってたからね。それって戦いじゃないだろうと。大森がどこにいこうと、それは彼らのスタイルかもわからないけど、俺は戦いありきできてるんで。お前のワイルドはそんなものなのかというのもあるし、プロレス教えてやろうかなと。怖かったら来なくていい。こっちもカード決めないといけないから、俺のね。早めに答えもらわないと俺一人だけあぶれちゃって当日、せっかくの誕生日なのに休みになるから(苦笑)」

――過去に戦った経験もあるが征矢の印象は?

▼秋山「面白い、あんな感じしかないですね。戦いどうのこうの、あんまないし、今回もしっかり来るのかなと思ったけど、いきなりおちゃらけてるから。俺、嫌いなの、そういうの。筋通す時は通さないといけないし、それは別に大森が悪いのかわからないけど、馴れ合いみたいになっちゃって、俺そういうの大嫌いだから」

――もし戦うことになれば容赦なく叩き潰す?

▼秋山「いきますよ。復帰戦だろうが何だろうが関係ないから。この前あいつが来て、俺が怒った通り。あの時『僕には僕のスタイルがある』と言ってたけど、こっちに来てお願いしに来て、お前のスタイルは関係ないだろ。お願いするならこっちに合わせて筋通さなきゃいけないだろ。そこに行ったらそこのスタイル、形式でお願いするところをあいつはそうやって俺に言ったからね。じゃあ復帰の日だろうが何だろうが俺のスタイルをあいつに叩きつけてやります。ホントに別に怖かったら早めに言ってくれ。カードを違うのにするから」

――征矢に対する気持ちは怒りだけ?

▼秋山「そうですよ。当日も最後あいつがリング降りて大森に『ダンナ』とか何とか言ったんですよ。こいつコノヤローと思って。『これが僕のスタイルなんですよ』って言うけど、こっちに来てて、お前のスタイルはないだろうと。こっちに合わせて礼を尽くすべきだろうと。自分で直訴してお願いしに来た人間が僕のスタイルです? そんなの話にならない。怒りしかないですよ」

――だから秋山社長自らやると?

▼秋山「俺が腹立ってるから俺が出て行くだけですよ。俺が腹立ってて、『お前いけよ』と言うのはおかしいでしょ。手っ取り早くていいでしょ。わかりやすくて。彼の復帰戦だから。肩かどっか悪いんでしょ。W-1側も秋山さんに肩壊されて嫌だと思うならノーにしてくれていいし」

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