プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/3【新日本】「棚橋、内藤、AJ以上」オカダがオメガを“過去最強”認定、“泥棒矢野”もあらわる 1・4ドーム直前公開会見第1部

 3日に都内ディファ有明で開かれた『大プロレス祭り2017』内で、1・4東京ドーム大会に向けた公開会見が行われた。

 第1部、第2部と二部制で行われ、第1部では6試合分の選手が登場。第1部の最後にはIWGPヘビー級選手権試合「(王者)オカダ・カズチカvsケニー・オメガ(挑戦者)」に向けた会見が据えられ、「“100%のオカダ"で来い」というオメガに対して、オカダは「棚橋さん以上、内藤以上、デヴィット以上、AJ以上だと俺は思ってる」と“過去最強の敵"と認定した。

 また3WAY戦で争われるIWGPタッグ王座戦に向けては、矢野通が真壁刀義&本間朋晃組のワールドタッグリーグ優勝トロフィーを盗んで逃走。故ダスティ・ローデスさんの息子で“アメリカン・ナイトメア"Codyも新日本ファンの前に初めて登場し、対戦するジュース・ロビンソンと「いい試合をしよう」と緊張感を漂わせながらにらみ合った。

 公開会見第1部における各選手のコメントは以下の通り。


☆1/4(水)東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』15:30開場、17:00開始

◇第2試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者/SJTT2016優勝チーム/六本木バイス]
バレッタ
ロッキー・ロメロ
(1/60)
ニック・ジャクソン
マット・ジャクソン
[第48代王者/ヤングバックス]
※ヤングバックス3度目の防衛戦
【会見の模様】
▼バレッタ「明日はヤングバックスを47回ぶっ叩いてやる、俺らも47回倒れるかもしれないが、必ず47回立ち上がって必ずベルトを俺たちのモノにしてみせる」

▼ロメロ「コンニチハー! ヤングバックスは世界じゅうで人気者で調子に乗ってるかもしれないが、俺たちが最強のチャレンジャーとして必ず勝ってみせる。去年は辛い1年だった。それを乗り越えて俺自身の調子も上々だ。絶対に明日は六本木バイスがヤングバックスを破ってベルトを獲ってみせる。1、2、3シバクゾコノヤロー! 1、2、3ナカスゾコノヤロー! 六本木バイス…サイコー!」

▼ニック「ヤングバックスがヤツらを打ち抜いてみせる。世界じゅうのファンがヤングバックスがオリジナルだと思ってるはず。それは当然のこと。なぜなら“Suck it!"っていう決めゼリフ以上のものを常に見せてきたから。それも俺たちが10年間積み重ねてきたものがあったからこそ。ベルトは必ず守る。これは俺たちの所有物だ。このベルトをキープすることが俺たちの仕事だからな」

▼マット「きっと明日の試合もロッキーは同じような衣装を着て『ハイ!ハイ!ハイ!』ってやるんだろ? でも世界最高のヤングバックスは、明日全身ゴールドで統一したコスチュームで登場する。そしてプロレスの戦いを塗り替えるような試合をしてみせよう。誰もがトップに君臨し続けたヤングバックスの存在をさらに認知することになるだろう」


◇第3試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレッチマッチ/60分1本
[挑戦者]
邪道
ウィル・オスプレイ
YOSHI-HASHI
vs
[挑戦者]
ハングマン・ペイジ
高橋裕二郎
バッドラック・ファレ
vs
[挑戦者]
BUSHI
EVIL
SANADA
vs
[第8代王者]
デビッド・フィンレー
リコシェ
小島聡
※小島&リコシェ&フィンレー組2度目の防衛戦
※まず2チームで試合を行い勝者が次のチームと対戦、最終的に勝ち残ったチームの勝利
【会見の模様】
▼ペイジ「明日はお前ら一人ひとりの頭をブチ抜いてやる。ベルトを持って帰れると思うな。命あるだけでもありがたく思え」

▼裕二郎「明日のタイトルマッチに勝つために、今日は最高の女を連れてきた。明日の東京ドームはもっとたくさん連れてきちゃうんで、楽しみにしててくださーい」
▼ファレ「(※耳打ちされた裕二郎が代弁)He said "Fuck you"」

▼BUSHI「この試合、誰が一番最初に出てくるのか。だったら俺たちのチームが一番最初を希望します。他に一番最初に出たいチームはあるんですか? 順番なんてハッキリ言って関係ないんで、あとは会社に決めてもらっても構わないですよ。俺たちが何番目に出ようが、俺たちが必ずそのベルト奪ってやるぜ。エンセリオ、マ・ジ・で!」

※EVIL、SANADAはノーコメント

▼邪道「オスプレイのハイフライ、YOSHI-HASHIの今の勢い、30年近いキャリアの俺の頭脳。一番ベルトに近いのは俺たち。なあ、YOSHI-HASHI!」

▼YOSHI-HASHI「そう、その通り。途中で石井さんと邪道さんが代わったけど、邪道さん去年の東京ドームのバトルロイヤル優勝してるからね。資格は十分あるから。邪道さんが言った通り、明日は必ず俺たちがベルトいただくからな。覚悟しとけ」

▼オスプレイ「ハロー皆さん。明けましておめでとう。今回が僕にとって初めての東京ドーム。興奮してるけど緊張もしてる。2016年は新日本だけじゃなくて自分自身にとっても素晴らしい1年になりました。明日はとっても長いタイトルの試合に出ることになるけど、対戦する全チームを倒してみせます」

▼フィンレー「俺は日本語分からないから理解できなかったけど、どうでもいい。お前たちが潰し合って、勝ち残ったチームが俺たちと戦う。そこで頑張ればいい」

▼リコシェ「僕とコジマとフィンレーでこのベルトを守ってみせる。まずロス何とかかんとかってチーム。特に言うことはない。BULLET CLUBも所詮は“Aチーム"にはなれない“B"チーム。そしてCHAOS。YOSHI-HASHI調子はどうだ? 万全できてくれないとしっかり倒せないからな。オスプレイは細くて金髪な俺ってところか。だとすれば倒すのは簡単だし、過去にも倒した。邪道さんは……イケメン!(※握手) とにかく俺たちがこのセクシーな腰にベルトを巻いて帰ろうと思う。帰って息子にもベルトを巻いてやろうと思ってる」

▼小島「このNEVER無差別級6人タッグのベルトができてから1年経ちます。私がこのベルトを獲ったのが去年の7月3日。つまりこのベルトの歴史の半分は私と一緒に過ごした時間です。ということは、このベルトはまだまだ私と一緒にいたいと思っているはず。ということは、まだまだこの3人でやるべきことがあると思っています」


◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
Cody
(1/30)
ジュース・ロビンソン
【会見の模様】
▼ロビンソン「去年の今頃、僕はニュージャパンのジャージを着てリングサイドから試合を眺めていた。そして誓ったんだ。いつかは必ずこのリングに上がろうと。ようやく1年経ってその思いが実現する。相手は素晴らしいプロレスラーだし、彼の父親(ダスティ・ローデス)は素晴らしいレスラーであり指導者だった。悪口は一言も言えないくらい本当に尊敬している。でも、必ず明日は俺がコーディを倒してみせる。自分は底辺からここまで来た。これまでの努力を考えると、新日本初参戦でいきなり東京ドームに上がるお前を見ていると虫唾が走る。あり得ない。絶対に倒して俺が主役になってみせる」

▼Cody「ジュースと自分の間にある尊敬という関係性はゆるぎないものだと思う。新日本のリングで底辺から頑張った。偉いとは思うけど、だからなんだ。敬意を表するが、それは明日の試合結果とは無関係だ。今日は彼の発言をメモしてきた。(※メモを読みながら)俺のことをアメリカンスタイルと言ったみたいだけど、お前だってアメリカンじゃないのか? この試合を真剣に受け止めろとも言っていたな? 残念ながら俺は今までのどの試合も真剣にこなしてきた。真剣に。アメリカン・ナイトメアのケツを蹴り上げるとも言っていたそうだな? これは互いに同じ思いでいるということがよく分かった。いい試合をしよう」


◇第5試合◇
▼ROH世界選手権試合
[挑戦者]
アダム・コール
(1/60)
カイル・オライリー
[王者]

【会見の模様】
▼コール「ようこそ、アダム・コール・ベイベー・ショーへ。カイルと俺は世界じゅうのリングに参戦してきた。カイルは現ROH世界王者だ。このベルトは俺から奪ったもの。あの試合は俺からしたら茶番だった。神の名をかけて俺は最高のコンディションでそのベルトを獲り返す。カイルにも一言言っておく。俺の最悪の日にたまたまラッキーにベルトを奪えたかもしれないが、俺が最高の日に対戦するとどうなるか思い知らせてやる。そして3度目のROH世界王者となる。約束しよう」

▼オライリー「アダム・コール。またこのベルトを懸けてお前と戦うことになるとは。今の俺の勢い、波のようなフォースはお前にも止めることはできない。今後もお前との戦いは続くだろうが、日本のプロレスにも俺とお前の戦いを刻もうじゃないか。でもこのベルトを持って帰るのは俺だ。このベルトを手放すくらいなら死んだ方がマシだ。俺の意気込みがどれほどのものか、思い知らせてやる」


◇第6試合◇
▼IWGPタッグ選手権試合3WAYマッチ(1/60)
[挑戦者組]
石井智宏
矢野通
vs
[挑戦者/WTL2016優勝チーム]
本間朋晃
真壁刀義
vs
タンガ・ロア
タマ・トンガ
[第72代王者]
※トンガ&ロア2度目の防衛戦
【会見の模様】
※トンガ&ロアは丸腰で登場
▼トンガ「ヤノ! テメー。オレタチノ、ベルト、ドコダ!!(※矢野が盗んだと断定) ワールド・タッグリーグの勲章、そんな金色の塊(※真壁&本間が持参)なんていらねえ。ベルトをよこせ。BULLET CLUBがベルトをキープするのは運命だ」

▼ロア「マカベ、ホンマ。おめでとう。そしてヤノ、ベルトはどこだ? 明日はGODが防衛してベルトをキープしてみせる。ベルトが奪えると思って同じリングに立つヤツらはみんなバカをみるだろう」

▼本間「(※しゃがれ声で)明けましておめでとうございます。1・4に出られることを心の底から嬉しく思います。東京ドームは俺たちの夢です。その夢の舞台で去年、俺と真壁はタッグチャンピオンになりました。一度あることは二度ある。明日は絶対チャンピオンになります。ただ、3WAYタッグやったことないんでちょっと心配です。タマ兄弟には2連敗してるんで、借りを返します。明日の試合に関しては矢野と石井、まったく興味ないです」

▼真壁「おい…矢野テメー、ベルトどこにやったんだよコノヤロー。俺たちは挑戦すんだコノヤロー、この野郎ふざけやがって。テメー何笑ってんだコノヤロー、おい…」

※矢野はトロフィー2本を素早く盗んで脱兎のごとく逃走、場内拍手喝さい

▼真壁「ふざけんなおい! 頭来たぞコノヤロー! テメーら(GOD)ワールドタッグの時みてーに叩き潰してやるからなコノヤロー! いつでもやってやんぞ、今やるか!? このクソヤローども、2チームともリングに沈めてやる。それだけだ!」

※そのまま罵り合いながらにらみ合いを展開


◇第10試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者/G1 CLIMAX26優勝者]
ケニー・オメガ
(1/60)
オカダ・カズチカ
[第65代王者]
※オカダ2度目の防衛戦
【会見の模様】
▼オメガ「この試合が決まってから、多くの人間に『東京ドームはビッグショー、緊張してる?』って聞かれてきたけど、答えはノー。緊張してるワケがない。なぜなら俺はこの愛する仕事の最高の舞台、メインイベントに立つのだから。オカダ。ドームでは4度目のメインらしいな。慣れてるように見せているが、心の中では恐れているのは分かってる。俺は去年一つひとつの戦いを積み重ねてきた。東京ドームでは“100%のオカダ"で来ることを願ってる。そうじゃないとベストバウトは生めないからな」

▼オカダ「2017年一発目の大会、一発目のタイトルマッチ。今まで棚橋さん、棚橋さん、棚橋さん…東京ドームのメインではずっと棚橋さんとやってきた。でも4回目でケニー。俺はふさわしい相手だと思ってるよ。棚橋さん以上、内藤以上、デヴィット以上、AJ以上だと俺は思ってる。そしてお前に机へ叩きつけられたのも俺は忘れていないからな。覚悟しとけよ。しっかり俺が勝って防衛して“降らせて"やる」

プロ格 情報局