【ドラディション】藤波が高山支援を表明、10・27後楽園&10・29大阪で募金箱を設置 2017/9/6

 藤波辰爾が6日、東京・水道橋の後楽園飯店で行われた会見で『TAKAYAMANIA』への協力を表明した。

 高山善廣は現在、頚髄完全損傷殻の回復を目指してリハビリ中。帝王を支援する組織『TAKAYAMANIA』が立ち上げられ、すでに各団体の会場で募金活動も行われている。「非常に私自身も胸を痛めております。高山選手への心からのお見舞いと回復を願っています」と話した藤波は、「我々としても高山選手の回復を願って、TAKAYAMANIAに参加させていただきたい旨をお伝えしました」と報告した。10・27後楽園、10・29大阪の両大会で募金箱を設置し、ファンに協力を呼びかける。「ここのところ団体によってケガもだんだん増えてきてるし、これは日本プロレス界の中で真摯に今まで以上に受け止めて、そういう偉大なレスラーを支える、そういう組織なり、何か輪になって作っていく必要がある」と訴えた藤波は「自分も45年やってきて、何かの形でお役に立っていきたい気持ちがあります」との意向を示した。

【藤波の話】「本日はお足元の悪い中、お集まりいただき、ありがとうございます。まず私どもドラディションの会見に入ります前に、先日報道されました高山善廣選手のケガの状況について一言、ご報告申し上げます。非常に私自身も胸を痛めております。高山選手への心からのお見舞いと回復を願っています。高山選手にはこれまでドラディションにも参戦していただき、そしてプロレス界にとっても大切なレスラーであります。先日、報道されました鈴木選手、高木選手をはじめ、たくさんの有志のメンバーによって高山選手への支援の輪が広がっています。我々としても高山選手の回復を願って、TAKAYAMANIAに参加させていただきたい旨をお伝えしました。ドラディションとしても10月27日、後楽園ホール大会、10月29日、大阪ATCホール大会の会場におきまして募金箱を設置して、支援させてもらいたいと思います、多くの方々にご協力、ご支援をお願いする次第です。自分が45年プロレス界でやってきて、ここのところ団体によってケガもだんだん増えてきてるし、これは日本プロレス界の中で真摯に今まで以上に受け止めて、そういう偉大なレスラーを支える、そういう組織なり、何か輪になって作っていく必要があるのかなと思う部分があってね。自分も45年やってきて、何かの形でお役に立っていきたい気持ちがありますんでね。この時期がきただからじゃなくて、前々からそういうものが動いていければと思ってましたんでね。そういう部分ではこれから動かなきゃいけない部分が多くなってくるのかなと思います」