10/17【DDT】佐々木がKO-D最後の前哨戦制すも遠藤が試合後KO
『DDT TV SHOW! #10』が17日、DDT TV SHOWスタジオで無観客で行われ、佐々木大輔が11・3大田区大会のKO-D無差別級王座戦へ向けた最後の前哨戦に勝利したものの、試合後、王者・遠藤哲哉にKOされる醜態をさらした。
佐々木はこの日、大和ヒロシと組んで遠藤&マッド・ポーリー組と対戦。9・27後楽園大会でDAMNATIONから追放された佐々木は孤立無援となったが、10・3成増大会で大和が佐々木を救出。メキシコ遠征時代から旧知の間柄にある二人が合体した。
佐々木は遠藤相手に何度も激しいエルボー合戦を繰り広げるなど、お互いを強く意識。15分過ぎ、佐々木がペディグリー、トラースキックを見舞えば、遠藤はオーバー・ヘッドキック、テツヤ・イン・ザ・スカイなどで応戦。遠藤がレフェリーと激突すると、レフェリーが昏倒しているスキに、佐々木が遠藤、ポーリーに急所蹴りを次々にお見舞い。イス攻撃の連打でポーリーにダメージを与えると、ダイビング・エルボーからクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪った。
最後の前哨戦を制した佐々木は「遠藤! そのほかのヤツら、勝手にDAMNATIONを名乗りやがって。俺を追放したときの勢いはどうした?」と見下し、王者・遠藤に向かって「オマエの脳みそは俺が支配してる。ボロボロに墜ちて、気の利いた言葉も出てこないだろう。そのベルトを俺が奪って最後のメッキを剥がせば、昔のかわいい哲哉ちゃんに戻る」と通告した。
だが、その直後、佐々木は醜態をさらすことになってしまう。怒った遠藤がラリアットから変型片翼の天使を繰り出すと、佐々木は大の字に。一矢報いた遠藤は「俺はオマエに勝つことしか価値見いだせない。ベルトはどうでもいい。それだけ」と吐き捨てた。
【佐々木の話】「やっと一発返した。メッキ剥がれるのが見えてきた。俺が塗ってやったメッキを。俺を追い出して、いい気になって。しょせんアイツの脳みそは俺に支配されてる。大和の脳みそも支配してる。どうやら立場は逆転してんじゃねぇか。こっちがホンモノのDAMNATION。アイツのベルト奪い去って、バラバラにして、火あぶりにして、大和の海苔を塗ったくってやる」
【遠藤の話】「リングで言った通り。俺がわかってる。佐々木に塗られたメッキはボロボロに剥がれてる。最後の1枚がKO-D無差別級のベルト。自分を変えるために佐々木を倒す。俺が中心となって、新しいDAMNATIONをつくらなきゃ。人生を変えるため。ベルトとかどうでもいい。俺は佐々木に勝たなきゃ。オレ自身の人生変えなきゃいけない。遠藤哲哉が新しいDAMNATIONをつくっていく」