【DDT】青木が上野破ってKO-D無差別初戴冠 中嶋勝彦戦の実現見据えて遠藤名乗り、9・8名古屋での挑戦決定 2024/8/25 13:00
『夏休みの思い出2024』が25日、東京・後楽園ホールで行われ、青木真也が上野勇希を破り、KO-D無差別級王座を初戴冠。遠藤哲哉が名乗りを上げ、9・8名古屋大会での挑戦が決まった。 上野の指名を受けて青木がこの日、4度目のKO-D王座挑戦を果たした。序盤から執ような押さえ込みで3カウントを狙い、グラウンドレスリングで優位に進める。上野が場外戦で形勢逆転を図ったものの、青木はミドルキック、エルボー、グーパンチとえげつない打撃で返り討ち。フロントネックロックで絞め上げた。 上野もブレーンバスターホールドで逆襲したが、青木はまさかのトペを敢行。ダイビングニードロップを投下し、グラウンド卍で捕らえた。耐えた上野はヘッドバット合戦、エルボー合戦に持ち込むと、顔面へのドロップキックを連発。BMEも発射したが、3カウントは奪えず。WR狙いを回避した青木が変型グラウンド卍固めで絞め上げ、上野からギブアップを奪った。 青木が4度目の挑戦にしてKO-D無差別初戴冠を果たした。「上野、強かった。お前のことが好き。愛してます。だから言います。負けた者は去れ!」と投げかけると、上野は一礼してから退場。新王者・青木は「今日からDDTのチャンピオンとして、上野勇希から引き継いだものを一生懸命守っていきます。俺がこのベルトを獲ったからには、当然、中嶋勝彦にはやり返すし、『いつどこ(いつでもどこでも挑戦権)』持ってるヤツ、DDT内にいるヤツ、誰とでもチャンピオンとして戦う所存です」と王者としての責任感をむき出しに決意表明した。 「誰か出てくるんじゃないか? こういうときは」と青木が続けると、元王者でもある遠藤が現れた。が、青木は「よりによって、一番ぬるいヤツがやってきたな。お前上がれんのか? ずっと寝てんじゃねぇよ。中嶋にやられてからお前あがいたのか? 上野もMAOもあがいてきたよ。お前寝てるだけじゃないか。そいつが一番目の挑戦者?」と疑問符を連発したうえで「申し訳ないけど却下します」と拒否。すると遠藤は「正直あんたが勝つと思わなかった。あんたの思惑通り、俺はすげぇギクシャクしてるよ。だからこそ、そのKO-D、もう1度巻いてDDTの頂点に立たないといけない。中嶋勝彦にやり返すのはあんたじゃない。俺がそのベルトを巻いて」と言い切った。 これには青木も「青木真也としてはお断りします。ただKO-Dのチャンピオンとして、お前の挑戦、叩き潰してやる」と軟化。遠藤が「青木さん、中嶋勝彦の名前出したのはあなたしかいないんだよ。あなたも試合に負けて人生変わったことありますよね? そのとき手を差し伸べた人いますか? 俺にとってはそれがあんたなんだよ。俺の挑戦受けてくれ」と熱望すると、青木は笑みを浮かべながら「OK。やりましよう」と受諾。今林久弥GMがの提案で決戦の舞台が9・8名古屋大会に決まった。 遠藤は2022年6月の『「CyberFight Festival 2022』で中嶋の張り手を食って脳震とうを起こし、レフェリーストップ負け。その影響でしばらく欠場し、当時保持していたKO-D無差別級王座を返上した。以降、遠藤が同王座に就くことはなく、この一件は2年間封印されてきた。「名古屋大会、必ず青木真也を倒して俺が生きていることを証明する」と誓った遠藤は「ベルトを巻いてDDTのトップに立って、中嶋勝彦とタイトルマッチをやらなければいけない。それが俺の使命」と言い切った。 また、大会エンディングで勝俣瞬馬がKO-D6人タッグ王者・佐々木大輔&KANON&MJポー、MAOがKO-Dタッグ王者・クリス・ブルックス&正田壮史への挑戦を表明。9・15札幌大会で上野&勝俣&To-yが6人タッグ王座、9・20新宿大会でしゅんまお(MAO&勝俣)がタッグ王座にそれぞれ挑むことが決まった。 ☆9/8(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2024』16:45開場、17:30開始 ▼KO-D無差別級選手権試合 [挑戦者] 遠藤哲哉 vs 青木真也 [第83代王者] ※青木初防衛戦 ☆9/8(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2024』16:45開場、17:30開始 ▼KO-D無差別級選手権試合 [挑戦者] 遠藤哲哉 vs 青木真也 [第83代王者] ※青木初防衛戦 ☆9/15(日)北海道・札幌サンプラザ『DRAMATIC INFINITY 2024 TOUR in SAPPORO【DAY1】』17:15開場、18:00開始 ▼KO-D6人タッグ選手権試合 [挑戦者] To-y 勝俣瞬馬 上野勇希 vs MJポー KANON 佐々木大輔 [第56代王者] ※佐々木&KANON&ポー初防衛戦 【青木の話】「強かった。この1ヵ月、上野のことをずっと考えてきたけど、最初定まらなくて、どうしようかと思ってんだけど。最後は愛をもって潰すしかないと思って、潰しにいったら、彼も潰しに来た。遠藤も来たし、コツコツやっていくしかない。遠藤は恥をかいて、それをぶつけてくるから、その怖さはある」 【上野の話】「9ヵ月、短くなかった。重い。チャンピオンじゃなくなりました。チャンピオンだった頃、“飯伏(幸太)さんが7年ぶりに参戦しますが、どう思いますか?"と聞いた人がいますよ。ナメんじゃないよ。飯伏さんがDDTの歴史を作り上げたから今の僕たちがいる。でもDDTに帰ってきたことがすごいんじゃない。飯伏さんがDDTで何をするか。その先で僕らが何をするか。これを見てよ。負けたけど向かっていくから」
【DDT】青木が上野破ってKO-D無差別初戴冠 中嶋勝彦戦の実現見据えて遠藤名乗り、9・8名古屋での挑戦決定
2024/8/25 13:00
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『夏休みの思い出2024』が25日、東京・後楽園ホールで行われ、青木真也が上野勇希を破り、KO-D無差別級王座を初戴冠。遠藤哲哉が名乗りを上げ、9・8名古屋大会での挑戦が決まった。
上野の指名を受けて青木がこの日、4度目のKO-D王座挑戦を果たした。序盤から執ような押さえ込みで3カウントを狙い、グラウンドレスリングで優位に進める。上野が場外戦で形勢逆転を図ったものの、青木はミドルキック、エルボー、グーパンチとえげつない打撃で返り討ち。フロントネックロックで絞め上げた。
上野もブレーンバスターホールドで逆襲したが、青木はまさかのトペを敢行。ダイビングニードロップを投下し、グラウンド卍で捕らえた。耐えた上野はヘッドバット合戦、エルボー合戦に持ち込むと、顔面へのドロップキックを連発。BMEも発射したが、3カウントは奪えず。WR狙いを回避した青木が変型グラウンド卍固めで絞め上げ、上野からギブアップを奪った。
青木が4度目の挑戦にしてKO-D無差別初戴冠を果たした。「上野、強かった。お前のことが好き。愛してます。だから言います。負けた者は去れ!」と投げかけると、上野は一礼してから退場。新王者・青木は「今日からDDTのチャンピオンとして、上野勇希から引き継いだものを一生懸命守っていきます。俺がこのベルトを獲ったからには、当然、中嶋勝彦にはやり返すし、『いつどこ(いつでもどこでも挑戦権)』持ってるヤツ、DDT内にいるヤツ、誰とでもチャンピオンとして戦う所存です」と王者としての責任感をむき出しに決意表明した。
「誰か出てくるんじゃないか? こういうときは」と青木が続けると、元王者でもある遠藤が現れた。が、青木は「よりによって、一番ぬるいヤツがやってきたな。お前上がれんのか? ずっと寝てんじゃねぇよ。中嶋にやられてからお前あがいたのか? 上野もMAOもあがいてきたよ。お前寝てるだけじゃないか。そいつが一番目の挑戦者?」と疑問符を連発したうえで「申し訳ないけど却下します」と拒否。すると遠藤は「正直あんたが勝つと思わなかった。あんたの思惑通り、俺はすげぇギクシャクしてるよ。だからこそ、そのKO-D、もう1度巻いてDDTの頂点に立たないといけない。中嶋勝彦にやり返すのはあんたじゃない。俺がそのベルトを巻いて」と言い切った。
これには青木も「青木真也としてはお断りします。ただKO-Dのチャンピオンとして、お前の挑戦、叩き潰してやる」と軟化。遠藤が「青木さん、中嶋勝彦の名前出したのはあなたしかいないんだよ。あなたも試合に負けて人生変わったことありますよね? そのとき手を差し伸べた人いますか? 俺にとってはそれがあんたなんだよ。俺の挑戦受けてくれ」と熱望すると、青木は笑みを浮かべながら「OK。やりましよう」と受諾。今林久弥GMがの提案で決戦の舞台が9・8名古屋大会に決まった。
遠藤は2022年6月の『「CyberFight Festival 2022』で中嶋の張り手を食って脳震とうを起こし、レフェリーストップ負け。その影響でしばらく欠場し、当時保持していたKO-D無差別級王座を返上した。以降、遠藤が同王座に就くことはなく、この一件は2年間封印されてきた。「名古屋大会、必ず青木真也を倒して俺が生きていることを証明する」と誓った遠藤は「ベルトを巻いてDDTのトップに立って、中嶋勝彦とタイトルマッチをやらなければいけない。それが俺の使命」と言い切った。
また、大会エンディングで勝俣瞬馬がKO-D6人タッグ王者・佐々木大輔&KANON&MJポー、MAOがKO-Dタッグ王者・クリス・ブルックス&正田壮史への挑戦を表明。9・15札幌大会で上野&勝俣&To-yが6人タッグ王座、9・20新宿大会でしゅんまお(MAO&勝俣)がタッグ王座にそれぞれ挑むことが決まった。
☆9/8(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2024』16:45開場、17:30開始
▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
遠藤哲哉
vs
青木真也
[第83代王者]
※青木初防衛戦
☆9/8(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2024』16:45開場、17:30開始
▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
遠藤哲哉
vs
青木真也
[第83代王者]
※青木初防衛戦
☆9/15(日)北海道・札幌サンプラザ『DRAMATIC INFINITY 2024 TOUR in SAPPORO【DAY1】』17:15開場、18:00開始
▼KO-D6人タッグ選手権試合
[挑戦者]
To-y
勝俣瞬馬
上野勇希
vs
MJポー
KANON
佐々木大輔
[第56代王者]
※佐々木&KANON&ポー初防衛戦
【青木の話】「強かった。この1ヵ月、上野のことをずっと考えてきたけど、最初定まらなくて、どうしようかと思ってんだけど。最後は愛をもって潰すしかないと思って、潰しにいったら、彼も潰しに来た。遠藤も来たし、コツコツやっていくしかない。遠藤は恥をかいて、それをぶつけてくるから、その怖さはある」
【上野の話】「9ヵ月、短くなかった。重い。チャンピオンじゃなくなりました。チャンピオンだった頃、“飯伏(幸太)さんが7年ぶりに参戦しますが、どう思いますか?"と聞いた人がいますよ。ナメんじゃないよ。飯伏さんがDDTの歴史を作り上げたから今の僕たちがいる。でもDDTに帰ってきたことがすごいんじゃない。飯伏さんがDDTで何をするか。その先で僕らが何をするか。これを見てよ。負けたけど向かっていくから」
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