【AEW】オスプレイがインターナショナル王座返り咲き タイガードライバー'91解禁でMJFに雪辱 2024/8/26

 『AEW:オール・イン・ロンドン』が現地時間25日、イギリス・ロンドンのウェンブリースタジアムで行われ、地元・英国凱旋を果たしたウィル・オスプレイがタイガードライバー'91を解禁してMJFに雪辱。1ヵ月ぶりのAEWインターナショナル王座返り咲きを果たした。

 オスプレイは先月17日、MJFに敗れ、インターナショナル王座から陥落。新王者となったMJFは星条旗仕様のベルトを作成し、AEWアメリカン王者を名乗った。この日、両者の再戦がオスプレイの地元・ロンドンで実現。オスプレイにとって1ヵ月ぶりに雪辱の機会が訪れた。

 地元ファンの大歓声を受けて登場したオスプレイは応えるように序盤からサスケスペシャルを発射した。MJFが2発目のサスケスペシャルをキャッチして場外ツームストンパイルドライバーを敢行しても、トップロープに乗せてのシューティングスタープレスで応戦。ストームブレイカー狙いはMJFにクロスローズで切り返されたが、すぐさまオスカッター、スーパーオスカッターで逆襲した。

 ニアロープで命拾いしたMJFは高速パイルドライバーで反撃。強烈なローリングエルボーでオスプレイをねじ伏せた。オスプレイもスパニッシュフライの要領で飛びつくや、電光石火のストームブレイカーを爆発。ヒドゥンブレードの構えに入ったが、MJFはエプロンに退避。追いかけてきたオスプレイをパナマサンライズ(コーナーから飛びついてのカナディアンデストロイヤー)で突き刺した。

 オスプレイは場外でしばし倒れ込んだが、息を吹き返すとエプロンでのオスカッターで逆襲。ヒドゥンブレードで突っ込んだものの、MJFが回避してTVカメラマンに誤爆してしまう。動揺を隠せないオスプレイをMJFはベルトで殴打。垂直落下式ブレーンバスターで追い討ちをかけると、掟破りの逆ヒドゥンブレードを狙った。

 回避したオスプレイがMJFを突き飛ばすと、レフェリーに激突してしまう。それでもオスプレイはストームブレイカーの構えに入ったものの、MJFはローブローで阻止。ブラスナックルで殴りつけようとしたが、黒覆面をかぶったダニエル・ガルシアが現れて阻止。すかさずオスプレイがヒドゥンブレードをMJFの顔面に叩き込むと、タイガードライバー'91を爆発させて3カウントを奪った。

 オスプレイが6月のブライアン・ダニエルソン戦以来封印してきたタイガードライバー'91の禁を解き、MJFに雪辱。1ヵ月ぶりのインターナショナル王座返り咲きを果たした。試合後、「新AEWアメリカン王者」とアナウンスされたが、クリストファー・ダニエルズ副社長によってインターナショナルベルトを腰に巻かれたオスプレイは地元ファンから祝福の大歓声を浴びた。