プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間26日、ロードアイランド州プロビデンスで行われ、ワイアット・シックスを率いるアンクル・ハウディが初の試合出場。チャド・ゲイブルを兄ブレイ・ワイアット(故人)ばりのシスターアビゲイルで仕留めた。

　ハウディ率いる怪奇派集団ワイアット・シックスは今年の6月からWWEに出現。今月5日のロウで試合デビューを果たし、ゲイブル率いるアメリカン・メイドに快勝した。先週、ゲイブル&クリード・ブラザーズを襲撃すると、ハウディがシスターアビゲイルでゲイブルをKO。そしてこの日、ハウディが初の試合出場を果たし、ゲイブルとシングル対決することになった。

　不気味な仮面姿のハウディはランタンを手に出現。試合が始まるとネックロックで捕らえながらヒザ蹴りを連発し、反撃を狙って突っ込んだゲイブルをラリアット、高速パワースラムでことごとく返り討ち。TVカメラに向かって不気味な叫び声を上げた。

　ゲイブルもコーナー最上段からのプランチャ、実況席上でのアングルスラムで逆襲。雪崩式エクスプロイダーで叩き落とした。すかさずロコモーション式ジャーマンで追い討ちをかけたが、ハウディは沈まない。ロープをつかんで後方にのけぞって威嚇すると、ロックボトムで逆襲。荒々しくバックエルボーを連発し、ネックスクリューを敢行した。

　シスターアビゲイルの構えに入ると、アメリカン・メイドの一員であるアイビー・ナイルがエプロンに上がって妨害。そのスキを突いてゲイブルがアンクルロックで捕らえた。ハウディが逃れると、ゲイブルがレフェリーに激突。無法地帯となった中、ハウディはマンディブルクローで絞め上げたが、乱入したクリード・ブラザーズによって場外に叩き落とされ、暴行されてしまった。

　そこへ現れたのがエリック・ローワンらワイアット・シックスの面々。クリード・ブラザーズを強制退場させた。リングに戻ったハウディはゲイブルのムーンサルトを回避。ゲイブルを捕まえるとシスターアビゲイルで突き刺して3カウントを奪った。

　ハウディが初試合でゲイブルを粉砕。ワイアット・シックス出現以来、第1の標的としてきたゲイブルを破ったことで、次なる動きを見せることも予想される。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。