プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間3日、ニューメキシコ州リオランチョで行われ、“カブキ・ウォリアーズ"アスカ&カイリ・セインがベイリー&ライラ・バルキュリアに快勝し、次週、WWE女子タッグ王者シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスへの挑戦が決まった。

　アスカ&カイリはWWE女子タッグ王座に照準。先週、ベイリー&ライラの同王座挑戦に「王座戦に出場すべきはわてらやろがい」とイチャモンをつけ、勝利したシャーロット&アレクサを襲撃。この日、アスカは「先週ワシらがやったことは、わてらがどれほどの力を持ってるかをほんの少し見せたにすぎひんのや。正当なタッグ王座のチャンスが与えられるまで、このディビジョンを引き裂き続けたるど」と実力行使を続ける構えを見せた。

　そしてカブキ・ウォリアーズはベイリー&ライラと対戦。アスカがライラをサッカーボールキック連打で蹴りまくれば、カイリはベイリーをアイルビーバックで翻弄してのフライングヘッドシザースで吹き飛ばす。エルボーやチョップを連発すると、ダイビングエルボーを見舞った。カイリがベイリーにバックドロップで投げられ、ライラのフライングボディアタックで二人まとめてなぎ倒されても、スライディングキックは回避。アスカがハイキックを見舞い、場外ジャーマンを敢行した。

　リングに戻るとカイリがライラのドクターボムで叩きつけられ、アスカもベイリーのラリアット連打、テーズプレスからのパンチ連打、後頭部へのダイビングエルボードロップと攻め込まれてしまう。それでもアスカはカイリとブラインドタッチ。ベイリーが場外に追いかけると、カイリがエプロンからのダイビングエルボーを放った。

　終盤、カイリが劣勢となり、ベイリーのベリー・トゥ・ベイリー、ライラのダイビングギロチンドロップで攻め込まれたが、ライラをコーナー逆さ吊りにしてのダイビングフットスタンプで逆襲。ベイリー&ライラがバックブリーカーとダイビングエルボードロップの合体技で反撃しても、最後はアスカがコーナーからダイブしたライラをキャッチしてのアスカロックで料理した。

　試合後、アスカとカイリがなおもライラを暴行する構えを見せると、王者・シャーロット&アレクサはやってきた。カブキ・ウォリアーズはすぐさまリングを降りて挑発。アスカがベルト獲りポーズを決めると、シャーロット&アレクサもベルトを掲げて仁王立ち。次週、カブキ・ウォリアーズのタッグ王座挑戦が決まった。

　今週のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。