3/11【全日本】会見における二丁拳銃、大森&田村の詳細コメント(写真あり)
11日、東京・新宿のDDT・TEC事務所で会見した木高イサミ&宮本裕向、大森隆男&田村和宏の詳細コメントは以下の通り。
【会見の模様】
▼木高「アックスボンバーズというものをまず知ってる人自体が少ないと思うんですけど、昔そういうチームがあったんです。それから10年という時間が経って、この4人でアジアタッグができるということをうれしく思うと同時に、今の僕ら二人は10年前とは違うんだよというのだけはしっかりみせたいと思います」
▼宮本「もう10年になるんですね。長いようで意外にあっという間だった10年ですが、アックスボンバーズをやってた頃は僕たち非常に悔しい思いもして、悔しい思いプラスそこから負けない気持ちを教えてもらったというか。そこで身についた部分があるんで、それをこの試合で、アジアタッグのタイトルマッチで見せたいと思ってます」
▼田村「約10年前、このイサミ、宮本ともう一人いたんですけど、全然売れないところから大森さんにいろいろご指導いただいて僕ら成長できたと思うんですけど、二人はそこからパーッと上がっていったんですけど、僕は前は留年というんですか、してしまいまして、2期まで残ってたんですけど、こうしてアジアタッグ挑戦できるところまできて、非常にチャンスだと僕は思っております。このチャンスを逃さないために必ずベルトを獲りたいと思います」
▼大森「思い返せば約10年か。今回パートナーの田村、そしてアジアタッグチャンピオンのイサミ、宮本。本当に立派になった。俺たちはかつてアックスボンバーズとしてやっていた。みんなは俺のことを先生だと言うけど、俺は彼らの師匠、先生だなんて思ってない。彼らは俺も含めて仲間なんだ。最初にイサミが言ったように俺も懐かしマッチになんかするつもりはない。田村と組んでアジアのベルトを絶対にもらって、彼らの成長を肌で直接感じたい。ここにもう一人726(なつる)がいれば完璧だったんだけどな」
――昨年11月のアジアタッグ戴冠時からアックスボンバーズ対決のタイトルマッチを夢に掲げていたが?
▼木高「非常に楽しみですし、アジアタッグって全日本さんのベルト。全日本さんに今、大森さんがいて。そしたら僕らやっぱり大森さんと戦いたいと二人で言ってたんで。そこにHEAT UP代表の田村和宏もいる。願ったりかなったりですね」
▼宮本「その空白の10年を大森さんにみせてやりたいですね」
▼木高「こう変わりましたって。大森さんは先生じゃないと言うけど、俺らにとってはいつまでも経っても先制ですね」
▼大森「いや、俺は先生じゃないよ。俺たちは仲間だ。そんなおこがましい気持ちは一切ない。俺と田村はアジアタッグの挑戦者。だけど、そのベルトは試合終わった後に俺らのものになる」
――2・21大阪大会で対戦し、二人の成長をある程度感じられたのでは?
▼大森「試合終わってから彼らの方から挑戦してこいというきっかけがそうだったんですけど、喜んで挑戦したいという気持ちも僕の中にありました。そしてそのパートナーを考えたら現在HEAT UP代表の田村和宏しかいない」
――二丁拳銃がアジアを獲った時点で戦いたい気持ちがあった?
▼大森「ありましたね。ありましたし、アジアタッグを持ってる二人、アジアタッグのベルトが凄く似合うんだよね。悔しいというか、ちょっとジェラシーみたいなものもあります」
――大森選手からそんな発言があったが、アジアタッグへの思い入れも強くなっているのでは?
▼宮本「似合うって言われましたけど、自分は似合うなんて思ってないですし、もっと似合うようになるにはこれからどんどん防衛して、アジアタッグのベルトを常に巻いてる期間も長くないとたぶんそういうのは伝わらないと思うんで。いっぱい防衛戦してどんどん防衛していきたいと思います」
▼木高「宮本の言葉にもあったように、形、見た目だけの似合うだけじゃなくて、どっちかというとアジアタッグ=ヤンキー二丁拳銃とみんなが思うぐらいのチャンピオンになりたい。そのためにはうってつけのタイトルマッチだと思います」
――アジアタッグは青春時代のベルトだと思うが、今それに挑戦することにどんな思いがある?
▼大森「今回、田村選手と組んでイサミ選手、宮本選手とやるというのも何かの運命の巡り会わせだと思うけど、そこにアジアタッグのベルトが絡んでくる。これがまさにアジアタッグを巡る戦いというのも運命の巡り会わせだと思いますね。これをノスタルジーだとか懐かしい試合、そういう感慨深い試合で終わらせるつもりも全くない。アジアタッグの選手権なんだというものをしっかりマットに刻みたいと思います」
――かつての仲間である二丁拳銃の活躍に対抗意識は強いのでは?
▼田村「10年前から意識はしてて、どんどん彼らは売れていったんですけど、今でもまだどんどん成長していって、勢いもあると思うんですけど、その勢いを止められるのはアックスボンバーズの同志である僕だと思ってるので、大森さんという強いパートナーと二丁拳銃の勢いを止めてアジアタッグチャンピオンになりたいと思います」
▼大森「今、田村も大したもんだよ。団体のトップ。今や団体を引っ張る長だからね」