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9/12【全日本】「100年早い」 秋山がまたもヒザでジェイク撃破

『The Road to 第6回王道トーナメント』
東京・新木場1stRING(2018年9月12日)
○秋山準&ゼウスvsディラン・ジェイムス&ジェイク・リー×

 秋山が王道トーナメント1回戦で対決するジェイクにまたも直接勝利だ。

 9・17後楽園での王道トーナメント1回戦で対決する秋山とジェイク。これまで8・26流山、8・29新木場、9・9村山と3度の前哨戦で火花を散らし、ヒザ勝負にも合意していた。

 この日も両者がそれぞれゼウス、ジェイムスと組んで激突。ともに得意のヒザ攻撃を主体に激しく渡り合った。まず気を吐いたのはジェイク。ミドルキックを連発し、場外戦でサッカーボールキック、ニールキックを食らっても、花道上でのブレーンバスターを阻止してDDTを敢行。エプロンからのローキックで場外の秋山を射貫くと、リングに戻ってもミドルキックをこれでもかと連発し、ヒザ蹴り連打も浴びせるなど蹴りに蹴りまくった。

 終盤にもジェイクがニーリフトを連発し、ジャンピングDDT、キャプチュードで攻め立てたが、ここから秋山が本領を発揮してきた。ゼウスとジェイムスも入り乱れる混戦模様となっても、その間隙を縫ってランニングニーをジェイクにグサリ。頭をつかんでのニーリフト連打を浴びせると、正調、リストクラッチ式とエクスプロイダーを連発する。さらに、あえて自らジェイクを起こして3カウントを入れさせず。最後はむき出しの右ヒザでランニングニーをぶち込んで3カウントを奪った。

 秋山の真骨頂といえるたたみかけで快勝。しかもフィニッシュは前回の8・26流山と同じむき出しの右ヒザによるランニングニー。ヒザ勝負を見据えるジェイクに差をみせつけるかのようだった。「まったく同じだよ。変わってないってことだよ、アイツは。流山とまったく同じだよ。進歩がないってことだよ」と言い放った秋山は、「俺と勝負するのは100年早い」と豪語。まだまだ物足りないと言わんばかりにジェイクに向かって「もっと来い。俺は潰れないよ」とゲキを飛ばしていた。

【試合後の秋山】
――ヒザ勝負というテーマが出てきた中で、見せつけた勝ち方だったが?

▼秋山「まったく同じだよ。変わってないってことだよ、アイツは。流山とまったく同じだよ。進歩がないってことだよ。ここ1ヵ月、フィニッシュは同じってことだよ。何も怖くないってことだよ。だいたいお前、俺と勝負するのは100年早い」

――このままだと後楽園の結果も同じと?

▼秋山「まだ前哨戦があるから。いつでもそれは同じですよ。もっと来い。もっと来い。俺は潰れないよ」

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