9/12【全日本】快勝イザナギが宣言 「ゼウスの三冠より先に世界ジュニア獲る」

『2021 SUPER DELUXE SERIES』アクロス福岡(2021年9月12日)
○イザナギ&ゼウスvs諏訪魔&田村男児×

　イザナギが「ゼウスの三冠より先に俺が世界ジュニアを巻いてやる」とジュニアの頂点獲りを見据えた。

　9・7後楽園大会でゼウス&イザナギはT-Hawk&エル・リンダマンに敗れ、1年以上保持したアジアタッグ王座から陥落。それでも二人はプラス思考でシングルベルトに照準を絞る構えをみせていた。

　この日は諏訪魔&田村と対戦。イザナギの劣勢が続く苦しい展開となったが、諏訪魔相手にゼロ戦キックを放って自力で打開してみせる。ゼウスも諏訪魔相手にバイセップスエクスプロージョンとラリアットを打ち合うなど絶好調。終盤にはイザナギが諏訪魔&田村の合体パワーボムによってピンチを迎えたが、最後は仙人の首固めで田村を丸め込んで料理した。

　イザナギが逆転勝利。試合後はベルト獲りポーズを決めた。ゼウスが「アジアのベルトは落としたけど、俺とイザナギさん、前を向いてるぞ確実に。いくぞ、いくぞ、おい! 俺ら次はシングルのベルトや。三冠、三冠いくぞ。いつでもゼウスが三冠狙ってる。待っとけ」と吠え、「イザナギはこの日本一のベルトや。世界ジュニア。イザナギが世界ジュニア巻いてるところを見てみたいやろ? 特に関西のファンは」と奮起を促すように水を向けると、イザナギも「ゼウスの三冠より先に俺が世界ジュニア巻く」と呼応してみせた。

　世界ジュニア戦は9・21後楽園大会で王者・SUGIに児玉裕輔が挑戦する。「ゼウスより先に」の誓いを果たすためにも、早ければイザナギがその勝者への挑戦に動くかもしれない。

【試合後のゼウス&イザナギ】
▼ゼウス「よーし、よしよし。よっしゃあ! アジアのベルトは落としたけど、俺とイザナギさん、前を向いてるぞ確実に。いくぞ、いくぞ、おい! 俺ら次はシングルのベルトや。三冠、三冠いくぞ。いつでもゼウスが三冠狙ってる。待っとけ。そしてイザナギはこの日本一のベルトや。世界ジュニア。イザナギが世界ジュニア巻いてるところを見てみたいやろ? 特に関西のファンは」

▼イザナギ「見てろよ。見てろよ、おい。俺、このままじゃ終わんねぇよ。このゼウスより先に俺が世界ジュニア巻いてやるからよ」

▼ゼウス「ゼウスより先に?」

▼イザナギ「ゼウスの三冠より先に俺が世界ジュニア巻くって言ってんだよ! ナメんじゃねぇぞ! 俺は終わってねぇぞ!」