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12/25【全日本】タイチ&金丸、SANADA&BUSHIが里帰り タイチは全日勢に再び厳しいエール「世間にもっと響かせろ」

『#ajpw Xmas MANIAx』東京・後楽園ホール(2022年12月25日)
△宮原健斗&青柳亮生&タイチ&金丸義信vsジェイク・リー&SANADA&BUSHI&青柳優馬△

 元全日本のタイチ&金丸、SANADA&BUSHIが里帰りだ。

 全日本と新日本の創立50周年イヤーとなった2022年。その最終興行で元全日本のタイチ&金丸、SANADA&BUSHIが参戦。宮原&亮生、ジェイク&青柳とそれぞれ組んで対戦した。SANADAは宮原、BUSHIは亮生と対戦経験のある相手と熱のこもった攻防を展開。金丸は随所で巧者ぶりを発揮し、かつての後輩・ジェイクにウィスキー噴射を浴びせた。

 そして新日本のリングで全日本色を押し出しているタイチはかつて2度シングル対決している青柳を相手にローキックとエルボースマッシュのラリーを展開。川田利明ばりのオーバーヘッドキックやステップキックを全日本のリングで決めた。

 在籍していた鈴木軍が新日本12・23後楽園大会で解散したばかり。金丸との共闘もこれが最後となる。「俺らの正真正銘最後のラスト鈴木軍だった。まさかここで最後になるとは思わなかった」というタイチだが、古巣・全日本に対しては「もはや俺とノブおじが知っている全日本プロレスじゃねえよ。毎回出るたびに思うよ。あいつらいいもん持ってるけどさ、あれだけじゃもう無理だって。お前ら気づいてんだろ? 頭打ちになってること。なんでこの団体が伸びないか。自分たちでよくわかってるんだろ。自分の胸に聞けよ。俺らは今日一緒に試合を見て、見えてきたものがいっぱいあったよ」とこき下ろした。

 ジェイクと組んで棚橋弘至&宮原と対戦した4月の後楽園・還暦祭の時と同様に「もう1つ違うステージにいかないと、お前らはこのままだ。世間にもっと響かせろ」と投げかけたタイチ。評価は手厳しいものの、そこに古巣・全日本への思いが込められているのは間違いない。

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