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4/8【全日本】CC開幕 青柳が連覇へ始動 「ノムヤギでつかんだ」対宮原シングル初勝利

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』後楽園ホール(2023年4月8日)
Aブロック公式戦 ○青柳優馬vs宮原健斗×

 青柳がチャンピオン・カーニバル開幕戦で宮原にシングル初勝利。「ノムヤギの力で勝ち取った」初戦白星で史上4人目の連覇達成へ向けて始動した。

 昨年、26歳6ヵ月の最年少優勝を果たした青柳はジャイアント馬場、スタン・ハンセン、鈴木みのるに次ぐ連覇に挑む。1年後の3連覇達成を描く青柳の初戦はいきなりヤマ場。2019年覇者で前三冠王者・宮原と対決した。

 2・4八王子大会での三冠戦以来2ヵ月ぶりの再戦。手の内を知り尽くす両者は一進一退の読み合いを展開。エプロンでのパイルドライバーで動きが鈍った青柳は劣勢の時間が続いた。雪崩式ロックスターバスターに活路を求めても不発に終わり、パワーボムで叩きつけられ、ブラックアウトを何発も食らった。

 それでも青柳はブラックアウトをキャッチしてのエルボーで逆襲。ロックスターバスターからのエンドゲームで勝機を作った。耐えた宮原がブラックアウト、ラリアット連打の猛攻に出ても、シャットダウンは決めさせず。スピンキックを連射すると、野村ばりのマキシマムを敢行。さらにはTHE FOOLでダメ押しして3カウントを奪った。

 青柳が宮原を破って会心の白星スタート。連覇達成へ向けて始動した。デビュー戦の相手であり、世界タッグ王者に君臨した元パートナーでもある宮原にシングル初勝利。これ以上ない滑り出しとなった。しかも青柳は左ヒザ負傷で欠場となったタッグパートナー・野村直矢の名前入りタスキをかけて出陣。試合でも追尾式ジャンピングエルボー、ブラックアウトをキャッチしてのエルボーと野村の得意技を随所で披露。そして最後は野村のマキシマムと自身のTHE FOOLの必殺技リレーで最高男を下した。「今日はノムヤギでつかんだチャンピオン・カーニバル公式戦初戦の勝利」と胸を張った青柳は、「このまま2連覇、来年も優勝して3連覇するのが俺の目標だ」と1年後も見据えてぶち上げた。

 次戦は4・10保土ヶ谷大会。相手はT-Hawkでまたも難敵が立ちはだかる。「初対戦のシングルマッチ。非常にドキドキしておりますが、僕には野村直矢が、野村さんが付いてますから、T-Hawkなんて僕が返り討ちにしてやりますよ」と言い切った青柳は全日本負け越しとなった3・18後楽園大会でのGLEATとの全面対抗戦の借りも返し、開幕2連勝を飾るつもりだ。

【青柳の話】「まずは初戦、勝ちましたよ。野村さんのマキシマムを勝手に拝借して勝ちました。どうせたぶん野村さんは見てないと思うんで大丈夫だと思います。でも見てほしいな。今日はノムヤギでつかんだチャンピオン・カーニバル公式戦初戦の勝利なんで。このまま2連覇、来年も優勝して3連覇するのが俺の目標だ。一人ノムヤギ優勝決定戦、俺は絶対に大田区でやってやるからな。この調子でいくぞ。そして次は4月10日、保土ヶ谷。vsT-Hawk。初対戦のシングルマッチ。非常にドキドキしておりますが、僕には野村直矢が、野村さんが付いてますから、T-Hawkなんて僕が返り討ちにしてやりますよ。前回の後楽園大会でGLEATに対抗戦で全日本負けてますから、T-Hawkだけに思いっきりやり返してやるよ。やられてないけど、T-Hawkにやり返してやる」

【宮原の話】「負けたか。頭痛い。スーパースターにもミステイクがあるってことだね。ただ俺は認めるわけにいかない。あいつの存在を。俺が現役である限り俺は認めない。次だ。このチャンピオン・カーニバル、次から次へとつわものが現れるからな。斉藤ジュン、もうここに座った時点で俺の頭は切り替わってんだ。お前あさって、斉藤ジュン、横浜でぶっ潰すからな。実力の差を(頭を押さえてから)見せつけたうえで勝つからな」

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