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4/8【全日本】11年ぶり出場・征矢が白星発進 芦野との激闘再会対決制す

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』後楽園ホール(2023年4月8日)
Bブロック公式戦 ○征矢学vs芦野祥太郎×

 世界タッグ王者・征矢が激闘の末に芦野との再会対決を制して会心の白星スタートを飾った。

 征矢は3・21大田区大会で拳王との金剛コンビで世界タッグ王座を奪取。チャンピオン・カーニバル出場の名乗りを上げ、11年ぶり2度目の出場を果たした。

 初戦の相手は芦野。WRESTLE-1時代にシングル王座を何度も争った二人の再会対決が春の祭典開幕戦で実現した。序盤から打撃の真っ向勝負を展開し、逆水平を連発して押し込んだ征矢だったが、低空ドロップキック連射、マフラーホールドと芦野の足攻めに止められてしまう。

 それでも征矢はブレーンバスターでぶっこ抜いてどよめきを起こし、芦野が俵返しで反撃しても、すぐさまスピアーで応戦。次の瞬間、バックドロップで投げられても、デスバレーボムでやり返した。芦野も意地。ジャーマンでぶん投げ、アンクルロックで絞め上げたが、耐えた征矢は後頭部への弾道をさく裂。正面から弾道を叩き込んでダメ押しし、3カウントを奪った。

 征矢が芦野との元W-1対決を制し、初戦白星を決めた。開幕前に「諏訪魔を押さえたら、それ以外は楽勝」と豪語していただけに、「俺の中では想定内」の快勝劇。会見では三冠王座獲りにも照準を絞っていた征矢は「この勢いで決勝戦で優勝する。その先、そしてもっと先、俺の中でプランできてんだよ」と言い切った。次戦は4・10保土ヶ谷大会の安齊戦。有言実行で「楽勝」し、開幕2連勝といきたいところだ。

【征矢の話】「チャンピオン・カーニバル初戦、勝った。俺の中では想定内だ。ただ、この勢いで決勝戦で優勝する。その先、そしてもっと先、俺の中でプランできてんだよ」

【芦野の話】「クソー、つまずいた! いやぁ、クソ。クソー。これだよね、こういうとこだね。こういうとこだよ。変えていかないと。全日本プロレス来て結果残すなら、こういうとこ変えていかないと。あと全部勝てばいいんだよ。次に向かっていく」

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