プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/8【全日本】初出場・北斗が大番狂わせ 新技で大巨人・石川食い

『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』後楽園ホール(2023年4月8日)
Bブロック公式戦 ○大森北斗vs石川修司×

 チャンピオン・カーニバル初出場となった北斗が初戦で大巨人・石川食いの大番狂わせをやってのけた。

 今年からヘビー級戦士となった北斗が春の祭典初出場を果たした。初戦となったこの日、石川と対決。体格差は歴然で真っ向から立ち向かっても強烈なエルボーを何発も食らって返り討ちにされてしまう。それでも低空ドロップキック連射で体勢を崩しておいてブレーンバスターで巨体を投げ、腕極めケサ固めで絞め上げた。

 再びエルボー合戦になっても北斗は必死に立ち向かい、頭突きを食らっても、珍しい浴びせ蹴りで応戦。石川がラリアット、ドラゴンスープレックス、ファイアーサンダーの猛攻を浴びせても、スプラッシュマウンテンは決めさせず。ローリングエルボー、ジャーマン、ダイアモンドカッターの波状攻撃に出た北斗は再び腕極めケサ固めで捕獲。そのままV1アームロックとの複合技に移行して石川をギブアップさせてみせた。

 北斗がカーニバル初戦で石川狩り。元三冠王者で2017年覇者を破る波乱を起こした。鈴木みのる、土井成樹と共闘し、ヘビー級転向を果たして以来、結果が出ない日々が続いてきたが、その状況を打破するような大勝利。フィニッシュとなったのはナルシストロック。ヘビー級では小兵となる北斗が体格差を克服するべく考え出した新技だった。今後のリーグ戦でも効果を発揮する可能性大だ。

 次戦は4・10保土ヶ谷大会の大森戦。石川を破ったことで北斗が台風の目として浮上しそうな気配が漂ってきた。「俺は言ったろ。どん底から俺はテッペンばく進するぞって」と言い切った北斗は「テッペンにいる連中は何余裕かましてんだ? 俺なんか目に入んねぇか? 相手にならねぇと思ったかよ? ナメんじゃねぇよ。俺はこのチャンピオン・カーニバルで優勝する」と宣言してみせた。

【北斗の話】「見ただろ。見ただろ。俺は言ったろ。どん底から俺はテッペン驀進するぞって。テッペンにいる連中は何余裕かましてんだ? 俺なんか目に入んねぇか? 相手にならねぇと思ったかよ? ナメんじゃねぇよ。俺はこのチャンピオン・カーニバルで優勝する。以上だ」

【石川の話】「正直、北斗は俺の中で星取り勘定に入ってたんで。最後のサブミッション、よくわからなかった。クソ。若いって…そんな若くないかもしれないけど、あのキャリアの成長はたった1ヵ月でもだいぶ変わってる。でもまだ試合いっぱいあるから、こっから、こっから。こっから俺が5月7日、大田区メインに立ちますよ」

プロ格 情報局